童話には、戒めだとか、説法めいたことが、含まれていることが多い。
「むかし、むかし・・・・・」で始まる日本の童話にもある。
最近童話を読むことはなくなってしまったが、いまどきの童話もそうなのだろうか。
外国の童話は、恐ろしいことが含まれていると一時期、暴露する本が次々に
出版されたことが、あった。
イソップ物語は、教訓とか、が多いらしい。
産業カウンセラー等の仕事に従事しているという著者は、イソップ物語に現れる教訓を
独自の、解釈も、している。
おおよそ、共感できるものだった。
「等身大の願望」には多少異論有。
「適応能力を身につけておく」には、一部、共感するものの、すべてにとは言えない気がする。
総じて言えるのは、努力と、希望、上を目指すことを、薦めているよう。
ヘタな人生論より
イソップ物語
こんなに奥が深い”大人の童話”
植西聡
河出文庫