以前、TVで、新幹線の車両の、高速のための技術に関する番組があった。
トンネルに入るときの、衝撃や、騒音などをクリアするために、工夫をこらし、検証をし、
快適な新幹線が誕生した経緯などは、驚きの連続だった。
今回、鉄道の科学に触れ、膨大な技術とたゆみない、技術の進歩の結集だったことがわかった。
線路の曲線をスムーズに走る。
ガタンゴトンとなっていた電車が、それほどの騒音が薄らいでいったこと。
飛行機のパーツが何万とあるのを聞いたことが、ある。
電車の目に触れることのない、技術も飛行機のパーツと同じくらいの様々なことがたぶんあるのだろう。
新幹線100系の車両が、蛇の蛇行のような曲線を描いて走行している、写真が掲載されていた。
人ってすごいと思う。
技術者たちの、努力に敬意を表したい。
そして人の、快適なものへの、思考と研究に、エールを送る。
図解鉄道の科学
安全・快適・高速・省エネ運転のしくみ
宮本昌幸
講談社ブルーバックス