先日アップした、庭坂大カーブの別カット。
奥羽本線 庭坂-赤岩
こんなに穏やかな夜は、
ひと冬に数えるほどしかない。
自分の写真を見て、ひとつ思い出したシーンがある。
7年ほど前だろうか、
真冬の2月、青森に列車で出張した際、
八戸から東北本線の特急に乗り継いだ。
時刻は既に夜の10時を回っていた。
その日も穏やかな夜だった。
そして、満月の夜でもあった。
車窓から見る景色は、
月明かりが雪に反射し、
とても夜とは思えない明るさになっていた。
南部縦貫鉄道へ通った野辺地の防雪林にも、
西平内あたりの里山にも、
蒼い光が木もれ日となって、
白い雪に幾重もの影をつくり、
神秘的としか言い表せない美しさだった。
いつの日か、あのシーンを
イメージ通りにカメラに収めてみたい。
奥羽本線 庭坂-赤岩
こんなに穏やかな夜は、
ひと冬に数えるほどしかない。
自分の写真を見て、ひとつ思い出したシーンがある。
7年ほど前だろうか、
真冬の2月、青森に列車で出張した際、
八戸から東北本線の特急に乗り継いだ。
時刻は既に夜の10時を回っていた。
その日も穏やかな夜だった。
そして、満月の夜でもあった。
車窓から見る景色は、
月明かりが雪に反射し、
とても夜とは思えない明るさになっていた。
南部縦貫鉄道へ通った野辺地の防雪林にも、
西平内あたりの里山にも、
蒼い光が木もれ日となって、
白い雪に幾重もの影をつくり、
神秘的としか言い表せない美しさだった。
いつの日か、あのシーンを
イメージ通りにカメラに収めてみたい。
発車を待つ上り普通電車の脇を
つばさが軽快に通過して行く。
奥羽本線 庭坂駅
SLの時代からこの駅は、
板谷峠を目前にした拠点であったが、
今では日に何本かの
庭坂駅止まりの列車があるだけで、
往時を偲ぶものはほとんど残っていない。
かつての庭坂機関区跡は、
廃止後に中学校の敷地となり、
その中学校も既に移転して、
今はすっかり住宅地となっている。
私の祖父が4110形蒸気機関車の
機関士であったこともあり、
やはりこの駅には特別の思い入れがある。
先日は赤岩駅が季節営業に格下げとなったが、
ここはこの先、どのように変わっていくのだろうか。
SLからELへ、そしてミニ新幹線へ。
400系からE3系へ。
変わりゆく姿を楽しむことができれば、
この一瞬も、いずれは
懐かしい思い出となるのだろう。
つばさが軽快に通過して行く。
奥羽本線 庭坂駅
SLの時代からこの駅は、
板谷峠を目前にした拠点であったが、
今では日に何本かの
庭坂駅止まりの列車があるだけで、
往時を偲ぶものはほとんど残っていない。
かつての庭坂機関区跡は、
廃止後に中学校の敷地となり、
その中学校も既に移転して、
今はすっかり住宅地となっている。
私の祖父が4110形蒸気機関車の
機関士であったこともあり、
やはりこの駅には特別の思い入れがある。
先日は赤岩駅が季節営業に格下げとなったが、
ここはこの先、どのように変わっていくのだろうか。
SLからELへ、そしてミニ新幹線へ。
400系からE3系へ。
変わりゆく姿を楽しむことができれば、
この一瞬も、いずれは
懐かしい思い出となるのだろう。
カマ鉄オモシー組合
写真さえ撮っていれば幸せ