ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

ホルトノキ

2018年04月19日 | 草木:高木

 私は、だいたい10月から6月までの9ヶ月の間は、低血圧の女子高生のように朝が弱い。7時過ぎに目は覚めるが、体はだるいのでベッドの上でだらだらし、起き上がるのは8時前。それから朝食を作って、食って、片付けて、歯を磨いて、髭剃って、顔洗って、糞して、ゴミ出しなどをして出勤する。出勤時間の9時に、いつもギリギリだ。

 6月の下旬、梅雨が明けると沖縄に夏が来る。そうなると低血圧の女子高生は、早起き症の老人に変身する。朝、5時頃、目が覚める。天然の目覚まし時計のせいだ。
 寝ている私の頭から約2m右斜め上方向にトベラの高木があり、その並びにヨウテイボク、クロキ、クロトン、ヤドリフカノキ等々の樹木が、大家の庭からアパートの庭にかけて植えられている。トベラには小鳥たちも多く寄り付くが、セミにも好まれている。アパートの駐車場には高さ3mほどのトウネズミモチがあって、これにもたくさんのセミが寄り合う。この時期、朝の5時頃、ギャーギャーとセミたちが一斉に喚く。

 玄関を出て、1階へ降りる階段へ向かうと正面に隣の家の庭が見える。その庭の中心に植栽された樹木は、高さ6mほど、枝張り8mほどの大きな木。ホルトノキという名前。この木はまた、けたたましくセミの声を発する。ベッドの傍のトベラにしがみついている数の10倍以上、セミがしがみついているにちがいない。
 センダンと共に、ホルトノキもセミが好む樹木として知られている。セミの盛りにはぎっしりとホルトノキの幹を覆う光景が見られる。ヒッチコックの映画「鳥」を連想したりして、セミ色に変化したホルトノキの幹を眺めていると、気味悪くなったりもする。
 
 ホルトノキ:緑陰樹
 ホルトノキ科の常緑高木 国内では関東南部以南に分布 方言名:ターウルサー
 方言名のターウルサーは田を潤すという意。葉が田畑の肥料になったのだろう。方言名は他に、ターラシ、ターラシサー、チンダーサー、ツンナマキなどがあって、沖縄に自生していたことが解る。ところが、関東南部以南の他府県にも元々あったはずなのに、ホルトノキ(ポルトガルの木に由来しているらしい)と江戸時代に和名が付けられたとのこと。なぜだか不思議。各地方地方に行けば、その土地の方言名があるのだろうか。
 浦添市の市木となっている。
 
 花
 
 実

 記:2004.7.14 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


ピンクテコマ

2018年04月19日 | 草木:高木

 日曜日は概ね、散歩をかねてアパートから4番目に近いスーパーへ買い物へ行く。その途中の民家にこの時期(5~6月頃)、見事に花を咲かせる木がある。何年も前からそれに気付いており、花の盛りの写真も撮ってあるのだが、図鑑にそれらしきものが見当たらなくて、何の木だか不明なままであった。
 高さは6~7mあり、樹形は概ね円錐形、その上から下までの枝先に白い花がびっしりとついている。葉は落葉していて花だけなので樹全体が白く見える。花1個の形はラッパ状で、割と大きめ(径5~6センチ)。多数が群れて咲いている。
 花の形、大きさからモモイロノウゼンやピンクテコマの仲間であろうと推測して、今回はちょいと気合を入れて調べてみた。

 『沖縄園芸植物大図鑑』にモモイロノウゼン、『沖縄の都市緑化植物図鑑』にピンクテコマとモモイロノウゼンが紹介されてある。3つとも互いによく似ている。今回調べるものは、花色は白で、毎年きっちり落葉し、落葉した枝に花をびっしりつけるという特徴がある。しかし、それに合うものは、少なくとも図鑑の写真には無い。
 写真は無いが、ピンクテコマの説明文に「落葉時に開花するが、常緑のまま開花することもある。」とあり、また、「白花種もある」ともあった。よって、今回調査対象の樹木はピンクテコマの白花種ということに、テーゲー(およそ)だが決定した。
 そこで、「あっ、ピンクテコマをまだ紹介していない。」ということに気付く。ピンクテコマはだいぶ前に写真は撮ってある。何箇所かで撮ってある。ただ、私がピンクテコマだと認識している個体はいずれも常緑のまま開花していて、花数も少なかった。
 
 ピンクテコマ(Pink Tecoma):公園・花木
 ノウゼンカズラ科の常緑高木 原産分布は中南米 方言名:なし
 『沖縄園芸植物大図鑑』にモモイロノウゼンが紹介されている。しかし、そこに記されている学名は、『沖縄の都市緑化植物図鑑』のモモイロノウゼンとは異なり、また、ピンクテコマとも違う。ただ、英語名Pink Tecomaとあり、ピンクテコマの名はそこからきているものと思われる。別名キダチベニノウゼン(木立紅凌霄)。
 『沖縄園芸植物大図鑑』にはSalvador Pink Trumpetという英語名もあった。サルバドルのピンクのトランペットということだが、Salvadorはエルサルバドルのこと。モモイロノウゼンとともにエルサルバドルの国花となっているらしい。
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』に落葉樹とあったが、私がピンクテコマだと認識している個体はいずれも常緑、同書にも「常緑のままの場合もある」とある。
 成長が早く、高さ10mになるが、自然に整った形になるので民家の庭にも使える。花は朝顔形で、色は淡桃色。開花期は3月から5月。
 モモイロノウゼンとよく似ている。私は長い間両者の区別がつかなかった。花に違いはほとんどなく、葉が革質で先端が鈍形、樹形はほっそり円錐なのが本種、葉がやや革質で先端部が尖り、樹形はがっしり円錐なのがモモイロノウゼンと判断した。
 学名、ピンクテコマ Tabebuia rosea (Bertol.) DC. 
    モモイロノウゼン Tabebuia pallida indl Miers
 
 花
 
 実
 
 白花種
 
 白花種の花

 記:島乃ガジ丸 2009.6.15 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行


ヒメユズリハ

2018年04月19日 | 草木:高木

 2006年も早いもので、ホントーに早いもので、もう12月となってしまった。若い頃は、やれクリスマスだ、忘年会だと楽しかった12月も、歳取るにつれて侘しさが増してくる。そんな侘しさが、厳しい寒さの倭国であるならば、文学や哲学に発展するのであろうが、沖縄ではなかなかそうは行かない。
 侘しさで一句ひねらなくちゃ、と、冬景色を期待して窓の外を見る。ところが、私の座っている位置から見える約20本の木のうち、2本のサクラと1本のサルスベリを除いては、みなまだ青々と茂っている。窓の外をヒラヒラと舞い落ちる枯葉を期待したが、それは無いのである。その代わりヒラヒラと蝶々が飛んでいきやがった。
 どうも、沖縄の景色は侘しさに適さないようだ。まあ、だから、ウチナーンチュには脳天気な人間が多いのであろう。もちろん、私もその内の一人。

 脳天気ではあっても、肉体的には着実に歳を取っていく。仕事も、あと10年もすれば引退ということになるであろう。あと10年もすれば私も落葉ということ。
 後進に道を譲ることについて、私はほとんど抵抗が無い。むしろ、私の後継者を作ることについては積極的でさえある。3、4年前からの職場の忘年会、新年会などで、「知っていることは何でも教えるから、誰でもいいから俺の仕事を覚えてくれ」と言っている。ところが、まあ、パソコンというものは期間を集中してやらないとなかなか覚えない。たまに来て、「これはどうすればいいですか?」と訊いて覚えたとしても、それは覚えるべき事柄の一万分の一でしかない。道は遠い。

 ユズリハは「新しい葉が生長してから古い葉が譲って落ちるので、この名がある」(広辞苑)とのことだが、「新しい葉が生長」しないうちに、私は枯葉になりそうだ。いや、威張って言うほど私も仕事ができるわけじゃないが、でも、もしかしたら、沖縄の多くの木のように、後進に道を譲らない古葉となっているかもしれない。
 
 ヒメユズリハ(姫譲葉):主木・添景
 ユズリハ科の常緑高木 原産分布は福島以南、南西諸島、他 方言名:ユムナ
 ユズリハは交譲木、または楪と漢字で表し、「新しい葉が生長してから古い葉が譲って落ちるので、この名がある」(広辞苑)とのこと。本種はユズリハ属(Daphniphyllum)の一種で、全体的にユズリハより小ぶりで、葉も小さいのでヒメがつく。
 ヒメユズリハの載っている文献が2冊あるが、それらにはトウダイグサ科とある。ネットで確認するとユズリハ科とあった。おそらく、それらの文献が出版された後に、ユズリハ、及びそれに属する種はユズリハ科として独立したのであろう。
 高さ5~10mになる。成長が遅く、自然に整った形となるので、民家の庭木としても使いやすい。花は目立たないが、開花期は3月から4月。
 なお、ユズリハについては、ネットでその分布を調べると南西諸島も含まれていた。ところが、参考にしているどの文献にもその記載が無い。個体数が少ないのか、庭木や緑化樹としては使いづらいのか、あるいはまた別の理由があるのか、不明。
 
 葉
 
 実

 記:島乃ガジ丸 2006.12.2 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行


ヒカンザクラ

2018年04月19日 | 草木:高木

 ちょうどこの時期、一月の中旬から二月初旬にかけて名護市、本部町などでは桜祭りが行われている。今年は暖冬のせいで開花が遅れたとニュースでやっていた。ということはこの週末、明日、明後日(5日、6日)辺りが満開の、見頃かもしれない。
 倭の国の花見は、主にソメイヨシノという品種の桜で、他のヤマザクラ、シダレザクラなどを含め、いずれも暖かくなってから開花する。したがって桜前線は南から北へ上って行く。沖縄の花見の桜、ヒカンザクラは寒くなってから開花する。したがって桜前線は山から里、北から南へと下がって行く。今ごろ、名護、本部では満開であろうが、那覇はまだまだこれから。近所に数本ある桜もやっと少しずつ開き始めた状態。
 アパートの向かいの家にも1本あり、毎年たくさんの花をつけてくれる。パソコン作業などに使っている私の机は窓の傍にあり、その桜がそっくり見える。私の机はまた、ダイニングテーブルも兼用しているので、桜の花の時期(もうすぐだ)には毎晩、窓の外に顔を向けながらの花見酒となっている。

 明日、明後日は人出が多いであろうヒカンザクラの名所は本島北部にあり、名護城、勝山、八重岳などが有名。その八重岳に、私も20年程前、花見に出掛けたことがある。山を登る道の両脇にヒカンザクラは植えられている。山道は右へ左へ蛇行しながら続いている。右から左から濃いピンクが私の視界を覆う。右へ左へひっきりなしに車のハンドルを回しながら、その桃色の激しさに目眩がして、私は途中で引き返した。
 濃い桃色は、1本だけの方が私は好き。目眩もしない。向かいの家のヒカンザクラは、だから毎年楽しませてもらっている。

 花が散るとサクランボもできる。アメリカンチェリーのように色は濃い。不味くは無いが、美味しいともいえない。手に入ることがあった場合、私は泡盛に漬けている。良い色のリキュールとなる。サクラのチップは燻製に用いる。良い香りの燻製ができる。
 
 ヒカンザクラ(緋寒桜):庭木・花木
 バラ科の落葉高木 原産分布は琉球列島、台湾、中国南部 方言名:サクラ
 高さ10mに達する沖縄の代表的な花木。別名カンヒザクラと言うが、これは、ヒカンザクラがヒガンザクラ(彼岸桜)と混同されやすいため、寒・緋・桜と字順を変えた読み方をしたもの。英語名はTaiwan cherryとなっているが、沖縄も原産地の一つ。
 花は前年枝に着生するので、伸びすぎて邪魔になった枝などを切る場合は、4月頃に行う。切り口から腐朽することが多いので、蝋などを塗って水の浸入を防ぐようにする。
 日当たりが良いと花付きも良い。花は下垂して下向きに咲く。濃紅色(緋色)から淡桃色と実生株に花色の変化が見られ、数種類の品種がある。花期は1月から2月。採種期は3月から4月。石垣島荒川の「荒川のカンヒザクラ自生地」は国指定の天然記念物。
 
 花
 
 花満開
 
 実

 記:2005.2.4 島乃ガジ丸 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行


ヒイラギ

2018年04月19日 | 草木:中木

 私は、詩はあまり読まない(最近は小説もほとんど読まない)が、沖縄産の詩人、山之口獏は大好きである。若い頃、女にもてない不幸な境遇にあり、結婚したいという詩をたくさん書いた詩人。その後、何とか結婚できたのではあるが、若い頃からの貧乏は結婚後もずっと続き、次には、お金が欲しいという詩をたくさん書いた詩人である。
 『鮪に鰯』という題の詩がある。

 鮪の刺身を食いたくなったと
 人間みたいなことを女房が言った

と始まる。これだけでも面白そうでしょう。続きを読みたくなった人は山之口獏詩集を買うなり、図書館で借りるなりして読んでいただきたい。

 焦げた鰯のその頭をこづいて
 火鉢の灰だとつぶやいたのだ

で終わる。全体には「俺たちゃ貧乏人」という表現の中、途中に「ビキニの灰」という言葉があり、原爆に対する批判がこの詩には込められている。

 植物のヒイラギを調べていると、鰯が出てきた。鰯というと真っ先に私は、この山之口獏の詩『鮪に鰯』が浮かんだのであった。ヒイラギとは何の関係も無い。
 
 ヒイラギ(柊・疼木):主木・添景
 モクセイ科の常緑中木 原産分布は関東以南、沖縄、台湾、他 方言名:なし
 疼はヒイラと読み、疼ぐはヒリヒリと痛むという意味がある。葉に棘があって、触るとヒリヒリ痛む木ということで疼ぐ木、これが詰まってヒイラギとのこと。
 沖縄には無い風習だが、「節分の夜、この枝と鰯の頭を門戸に挿すと悪鬼を払うという。」と広辞苑にあった。ヒイラギの棘は鬼も痛かろうが、鰯の頭が何なんだか?
 「鰯の頭も信心から」という諺がある。「鰯の頭のようなつまらないものでも、信仰すると、ひどくありがたく思える。」(広辞苑)ということ。これが関係しているのか。
 10月から11月、葉の付け根から花茎が出、小さな白い花が集まって咲く。高さが3~5mに留まり、樹形が整うので庭木に用いられる。剪定が効き、段作りもできる。
 
 葉

 記:島乃ガジ丸 2005.11.28 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行