今回の製作はタスカの1/35 シャーマンVCファイアフライです。
以前に同社のHVSS水平渦巻きスプリングサスペンションのイージーエイトを製作していますが、ファイアフライはVVSS垂直渦巻きスプリング式サスペンションです。
RC可動戦車を製作するにあたってはサスペンションも気になるところであり、これで2種類のサスを組み立てることになります。
VCファイアフライはアメリカから供与されたM4A4シャーマン(シャーマンV)をイギリスで自国製17ポンド(76.2mm)砲を搭載した中戦車です。
タスカのイージーエイトは連結可動履帯が添付されていましたが、このキットは残念ながらベルト式です。
VVSSは可動式で少し手を入れるだけで済みそうです。
このキットもRC可動戦車に改造する予定なので、フリウルの金属可動履帯を仕入れました。
連結ピンは0.5mmの真鍮線で、両側から挿し込むようになっています。
貫通型でないので、走行時の強度的には気になるところです。
事前作業として、いつもの様に鋳造時のバリを除去します。
ピンを挿入する穴を0.5mmで開け直す必要があるので、全てを自家製ドリルマシンで開け直します。
両側から開けて貫通させます。
ピンを貫通する予定だったのですが、0.5mm真鍮線を通すには、もう少し大きな穴を開けないと通せません。
0.6mmのキリの持ち合わせがなかったので、貫通は諦めて両側から挿すことにしました。
真鍮線が固くないので真っ直ぐ気を付けて挿入しないと、直ぐに折れ曲がってしまいます。
キットの履帯と同じ片側84枚で完成させます。
終端の接合は0.4mm真鍮線を貫通させています。
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