写真業界に籍を置いて44年が過ぎたfumi-G
入社当時は、黄色いパッケージ(コダック)を使わなければプロでは無い!
緑色やオレンジは、アマチュアだ!
と言う様な風潮だった。
カメラにしても、ニコンやライカ、ハッセルブラッド、リンホフ、ジナーはプロ御用達。
ミノルタやペンタックス、ブロニカやトヨビューはアマチュア用との世評だった。
当時のコダック製品は、色が鮮やかで粒状性も細やか。
トライXやプラスX、コダカラーやコダクロームは絶対的な存在だった。
時は移り、有る時大きな変化を感じたのは、
ネガフィルムでは、HR100が発売された1985年。
試供品をテストして、プリント時当時のルーペでは粒子が見えなかった・・・・。
プロ用のNS、NLも用途を明快にして制作された画期的なフィルムだった。
ポジフィルムでは、コダクロームを凌ぐフィルムと言われた名品・ベルビアを開発、
殆ど全てのフィルム分野でコダックに水をあけてしまった富士フィルム。
その後、デジタル化の波が押し寄せ、一時期コダックのセンサーが日の目を見た時期もあったのですが、
これらはその後じり貧。
短期利益を目論む余り、開発した技術を売るというアメリカンドリームのごとき方針が裏目に出た?
そして、コダック社は破産。
現在は関連会社に引き取られ、名称は存続しているようですが、
昔の勢いは既にありません。
翻って、黄色を追いかけ、追い越したかに見えた富士フィルム。
2003年ごろにはプロ部門に居た知り合い担当者が軒並み退社、
どうなるのか不安だった。
しかし、流石富士写真フィルム!!
一人の研究者が研究を続けていた「液晶用フィルム」が、大ヒット。
写真用フィルム工場が液晶用フィルム工場に変身、今日の世界シェアーは70%とか?!
その後、化粧品や医療部門での活躍はめざましい。
数年前からのデジタルカメラ攻勢は、凄まじい物がある。
前置きが長くなりましたが、その富士フィルムを大変身させた立役者、古森会長の記事が連載中です。
その1は、7月28日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/67/e956fe3f0d462caf09b309d75a99efb5.jpg)
古森会長、眼が一寸怖い?!
話す内容も、ずけずけと心に入り込んでくる。
ポリシィを持って、大局を観つつ、小局に対応する凄さ。
2回目は、7月29日掲載。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d1/d42c7d0765246fcdfd4e9ecf21787ff7.jpg)
古森会長を社長にした人の眼力を褒めあげるべきか?
勤務先は、1億円近い投資をし、1994年6月よりデジタル写真へ進出。
2000年には、1月1日午前0時過ぎ、パソコンが起動するか確認に出社。
コダック社や機器メーカーへ連絡して、万歳を叫んだとお礼を言われました。
デジタルプリントの機器も次々導入、徹夜は常識の時代でした・・・・。
これから先の写真業界は不透明ですが、
完全デジタル化されても生き残るに違いない業界だと信じるfumi-Gです。
続く
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