知人の医師の先生から、「現在の医療の問題点とその解決策ー
有機医療の提唱」という講演のスクリプトをいただいた。
「何かあれば薬」という傾向は医療経費の継続的な上昇につながっている。
医療を受ける側には、たとえば「昼寝をして夜眠れない人」に医師は安易に
睡眠薬を処方し、患者は何の違和感もなくビタミン剤のように毎日服用する、
その結果、不眠の深刻な問題を引き起こしていた。
結果、医療トラブルが、大小様々なレベルがあるが、増加し続けているという。
同感である。
「健康とは何か?」「ヒトとは何か?」といった本質的なことについて考えておく
必要があると。
まずは自分の生活を見直し、食生活、睡眠について改善すべきことがあれば
まずはそれを是正することが重要である。また適切な運動が神経疾患、精神疾患、
癌、心血管病変などを改善することは知られている事実である、と結論されている。
有機医療という言葉は聞きなれないのであるが、要は薬や医療ではなく、
人間に備わった自然治癒力というか生命力を大事にしようということでは
ないかと、私なりに解釈しました。
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たまたまクーリエ・ジャポン6月号をみていると、ハーバード大学の心理学教授
エレン・ランガー氏(『「老い」に負けない生き方』などの著書)の
”医学の力に頼らなくても「若返り」を実現するのは可能です”という記事
が目にとまった。
いろいろな実験結果を経て「人間は自分の健康状態を自ら良い方向に向かわ
せることができる」と信じてきたとありました。
もっというと「病気から回復しよう」と決意することによって回復するのだと。
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もともと私は医者嫌い、薬嫌いですから、こういうお話に接すると「わが意を得たり」
の感じです。
いつまでも元気で若々しくいたいと思います。
そのためには自らの生活を律することだと思います。
習慣づけたいと思います。