日本も関わっていますが、TPPの交渉を成立させるための
貿易促進権限(TPA)法案の審議に向けて一歩前進があったようです。
ここをどうぞ。
TPPの内容については秘密に包まれたままです。
その徹底ぶりについては ここをどうぞ。(最初の部分です。)
以前にNSAのメタデータに関する判決の感想で述べたような情報制限
(議員に対し)をしているようです。
アメリカは民主主義国家の代表選手ですが、そこで、国民の代表である議決する当事者に
情報を提供しないまま是非の判断を求めることが許されているというのは
理解に苦しむところです。
ただ、民主主義の国家だからこそ、形式的な手続きが必要なんだとも思う。
結局、国家の安全保障というのは、単に軍事的なものだけでなく、経済的な
安全保障も含んでいるということであろう。
経済的に優位に立つシステム作りは現在の社会では極めて重要である。
アメリカはただでさえ優位にある(ドルが基軸になっている)。
そういう中でTPP交渉が極めて秘密裏に行われているということは
交渉にあたる担当者が優秀でないと、落とし穴に落ち込む恐れもある。
(オバマ大統領の場合は行き過ぎであり、対内的問題があるようであるが・・)