機会があってさる株式会社の総会を見に行った。
「もの言う株主」とか「荒れる株主総会」というのは一昔前のことです。
淡々と進行。
利益の配分と人事、報酬がメイン議題ですが、普通の株主には、是非を判断する
情報も知識もありませんし、採決の取り方もいい加減ですから(拍手による)、
形式的というしかありません。
敢て言えば、質問が面白いといえばいえるかもしれません。
全く素人っぽいし、どちらかというと一般消費者の視点での発言が多いようです。
それだけに普通の株主の関心のあり方がよくわかります。
会社の答えは、どちらかというと、大局的視点に立っているので、ということは
当たり障りのない答えになるわけで面白味はありません。
ただ、言いたいことが言えた、聞いてもらえたという満足感はありそうに拝見。
それと、お土産がありました。
それにしても、株主の裾野は随分と広がっているのでしょうか。
本当に普通の人たちばかりだったと思います。
感想:そんなもんだ!
会場の関係でしょうか、ステージでなかったので、会社側の役員たちのお顔が
よく見えなかったのは残念でした。
わざわざ会場に足を運んいるのですから、紙や声だけではない、何か人間的な
ものが欲しかったと思います。ハンサムだとか、太っている、痩せているとか、
洋服のセンスがいいとか、話すときにどんな癖があるとか、みんなよく似ているとか
何でもいいのですが、パーソナルなものが欲しかったですネ。