橋下氏の「大阪都構想」の住民投票、否決されたんですね。
本当に僅差でした。
きっと残念でしょう。ここをどうぞ。
「負けるんだったら、住民投票をしかけるべきじゃない。」というのはそのとおりでしょう。
「住民の気持ちをくみ取れていなかった」というのは、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
たぶん、彼は自信があったと思う。だから、住民を説得できると過信したのではないかと思う。
橋下氏だったからここまで僅差にまで持ち込めたのだと思う。
「しっかりと説明しきれていなかった」ことを敗戦の理由として挙げておられるようですが、
「大阪都構想」は、制度の根本的な改革ですが、住民には「根本的な改革をするほどの
必要性を感じていない」というのが本当のところではないかと思う。
こういう根本的な改革というのは、戦争のようなものがない限りできないのではないかと
思う。
勿論、立法担当者(議員)が必要と認めれば変えることはできますが、その場合は、
多数を要することは言うまでもありません。
そもそも難しいことだったのだと思います。
個人的には、女性に対する考え方については嫌悪を感じますが、それ以外では橋下氏を
特に嫌いでも好きでもありません。
が、これまでよくやりましたよね。それについては大いに評価したいと思います。
政治家を辞めるということについては賛成です。
やりたいことがあって始めたと思う。
民主主義の下では、多数決が必要です。
変えるには多数派でなければなりません。しかも、トップですね。
トップだけでは不十分です。圧倒的な力を持つ必要があります。
どこの世界もそうですが、特に政治の世界は足の引っ張り合いです。
弁護士の世界もでしょう。
橋下氏のような強烈な個性の持ち主が今の自民党のトップになることは恐らく不可能に近い
と思います。そもそも自民党に属するのも??
もう一つ、政治をやりたいのなら、政治家一本にすべきと思います。
弁護士資格は持つだけにし、カッコよく言えば「政治家として生きるという覚悟」で
あり、悪く言えば「政治家にしかなれない」とでもいうのでしょうか・・・・
要するに、二足の草鞋は履かないことです。
何があってもおかしくない時代です。
くれぐれもご用心の上、次の段階にお進みください。