「九条の会」の署名依頼が郵便受けに投げ入れられていた。
「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」と銘打たれ、取扱団体は「九条の会」、呼びかけ団体は「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」、集配は「横須賀市民九条の(地域名)のつどい」となっている。改めて「九条の会」を調べてみた。設立の趣旨では、信条を超えて純粋に護憲の同志を結集するとしているが、設立メンバー9人を始め賛同者として名を連ねる200名近い人達を眺めれば、同会が共産党にシンパシーを感じる人々の集団とするより、共産党の下部組織に近い団体とは衆目の一致するところと思う。今回の署名依頼についても、体裁を整えた印刷物を準備し、地域の全戸に配布するためには相当の資金力・組織力が必要とされるものであり、かつ『署名の回収は平日の午後に係りの者が訪問する』とされていることからも、明らかに草の根運動とは別次元の共産党の浸透活動と見るべきであろうと考える。共産党を始めとする左派勢力は折に触れて個人情報の保護を主張し、マイナンバー制度の導入には徴兵制復活まで懸念されるとして導入絶対反対の立場であったと思うが、今回のように全戸に署名依頼して回答回収と称して戸別訪問をすることは、明らかに全住民の政治信条を確定して党勢の拡大に繋げようとするもので、踏み絵の強制にも似た行為で社会通念上も許されることではないと思うし、過去にも例を見ないものではないだろうか。共産党お得意の「ノルマ」達成に苦慮した下部組織の暴走か、それとも改憲騒動を隠れ蓑にした名簿業者の活動か判然としないが、いずれにしても、あってはならない犯罪行為と思うものである。
抗議しようと思い、チラシに記載されている前述の取扱団体と呼びかけ団体に電話を掛けたが、平日の午前10時にも拘らず、呼び出し音だけが受話器に中で空しく鳴り響いている。
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