もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

国民民主党の誕生に思う

2018年04月26日 | 野党

 民進党に希望の党が合流する形での国民民主党の旗揚げが、連休明けにもと報じられている。

 合流に際しては民進党議員は自動的に全員が、希望の党は解散して希望者が新党に参加する方式であるが、民進党からは岡田・野田・安住議員らの有力議員6人が離党、希望の党側は閣僚・首長経験者の松沢・細野・長島議員らの複数名が分党と、看板・人寄せパンダとなる議員が軒並み新党に参加しないことが確実視されている。ここで一服。かって司令部幕僚勤務時にある部長(1等海佐)から「お前達は0だ。所詮0は足しても掛けても0にしかならない」とハッパを掛けられ、「流石に部長、うまいことを言うなァ」と妙に納得したことを思い出した。今回の国民民主党の旗揚げは将に0の合体で、足しても掛けても0以外には変貌できないものではないだろうか。このブログでも複数回にわたって、希望の党の有権者への背信、旧民主党体質への先祖返りの愚を書いたが、0は0なりに、なりふり構わぬ節操で、生き残りの道を必死に探しているものと思われる。しかしながら、こうまでしても野党第一党にはなれず、有力議員不在での新党では有権者への発信力も欠き、政権追及の得点も立民に攫われるのは確実ともなれば、連合の選挙支援は得られずに先細りとなり次回の総選挙まで命脈を保つのは難しいのではなかろうかとも思う。

 ネット上では、野党議員のお仕事とは

〇「首相らの答弁や主張についてヤジを飛ばしたり、反対するだけの簡単なお仕事です」

〇「報道されたものを国会で読むだけの簡単なお仕事です」

〇「疑惑が深まったと繰り返すだけの簡単なお仕事です」・・・と揶揄されているそうである。


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