もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

山口達也氏と南北首脳会談

2018年04月27日 | 韓国

 本日、南北首脳会談が開かれる。

 メディアは、韓国の公式発表に倣って北非核化に向けた歴史的会談と持ち上げているが、米朝協議の橋渡し役としての面子を保つことに恋々とする韓国の足元を見透かした北朝鮮ペースで終始するものと考えている。過去の南北首脳会談が北に核開発の時間と資金を提供するだけの結果にしか繋がらなかった歴史が踏襲されるだろうことから、今回の首脳会談を歴史的と表現するのもあながち間違いのないところか(笑)。おそらく今回の南北首脳会談でも文政権の命脈と韓国の面子を保つため北朝鮮に多額の見返りを与え、北朝鮮は韓国を核恫喝できる戦術核開発の時間と資金を得ることとなるであろう。時を同じくしてTOKIOメンバーの山口達也氏の淫行謝罪も報じられている。現在の若年者の性風俗の実態を考えれば、大の大人が社会的生命を失うほどの事案とも思えないが、例の如くに溺れる著名人が掴もうとする藁は認めず寄ってたかって溺者の頭を抑え付けようとする風潮が際立っているに過ぎない。2つの事柄を並べて考察するのは、数年後にあっても北朝鮮は危険な核保有国として存在しているであろうし、人間は相も変わらず淫行と謝罪を繰り返しているだろうから、今回の両事案が歴史の転換点とはなり得ない程度の価値しかないと思うからである。

 思うに、近年の歴史の中で武力行使を伴わない無い会議のみで国家の命運が決定されたことは東西ドイツの統一くらいしか思いつかない。東西ドイツの統一に際してもソ連内部での権力闘争という外因に負うところが大きいと思うし、今回の南北会談を北の非核化と半島統一の一里塚と捉えることはできないと思うものである。ハリウッド映画的に考えれば、首領様が南の地を踏む今日は「斬首作戦」決行の好機であるが。


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