もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

カード遊びをする男たち

2023年02月20日 | 美術

 有名画家には同じモチーフの複数枚が残されていることが多い。

 今となっては複数枚の絵が描かれた経緯は分からないが、出来栄えに満足できなかった画家が再び取り組んだことも有るだろうし、評判をとった絵を持ちたいというファン・パトロンの要求から描いたケースも有るだろう。
 今回紹介するのは、ポール・セザンヌの「カード遊びをする男たち」である。
 Wikipediaでは《セザンヌ(1839(天保10)年~1906(明治39)年)は、フランスの画家。当初はクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールらとともに印象派のグループの一員として活動していたが、1880年代からグループを離れ、伝統的な絵画の約束事にとらわれない独自の絵画様式を探求した。ポスト印象派の画家として紹介されることが多く、キュビスムをはじめとする20世紀の美術に多大な影響を与えたことから、しばしば「近代絵画の父」として言及される》と紹介されている。
 表題の絵について自分図書館で発見できたのは4枚であるが、この他にも沢山有るだろうと思っている。自分学芸員では、最初に掲げる「コートールド美術館所蔵品」がカード遊び(賭けと勝敗)の心象を最も表しているように思うのだが?


「コートールド美術館蔵」


「ルーヴル美術館蔵」


「メトロポリタン美術館蔵」


「ペンシルバニア美術館蔵」


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