glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

昨日の成果

2008-06-25 11:34:16 | 衣・食・住
 押入れを片付けようと思ったのですが、古い布が出てきました。
 以前友人が裂き織りにしなさいとくれたのもです。古くなっても絹は裂き難いのです。そのまま押し入れ出なむっていました。

 暑くなってきました。何年も着たTシャツは古くなりました。買い替え時期です。思い切ってTシャツ代わりになるものを縫ってみることにしました。

 伸縮性のある絹をミシンで縫うのは大変でした。すぐに糸が切れます。電動ミシンはゆっくり動かすのも大変です。ミシンを騙し騙しゆっくりと縫いました。

 下の写真が半日がかりで仕上げたその結果です。袖口のあたりが少々気に入りません。こうなったもう数枚縫うことにします。きっと改良できるでしょう!
 
   
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初めての経験

2008-06-23 11:01:02 | 雑感
 昨日の午後はボランティアにゆき、子どもの行事に参加しました。
 音を聞いての楽器当てクイズの後、子どもも親も様々な民族楽器を手に取り音を出し楽しみました。

 これは楽器を通して他の国を感じたり、興味を持ってほしいという発想ですが、それと共に、子どもの想像力を育てたいという願いもあるわけです。幼児が多かったのですがみんな楽しそうで会は成功の内に終わりました。

 さて反省会です。
 昨年、ボランティアになったM氏がクイズの仕方について意見を言いました。それに私が、単純に”この音なんだろう?"と自由に空想させるのには今の方が良いと意見の述べ、他の人たちが私への賛成意見を述べました。突然私の意見を無視する気かとM氏が怒り出しました。本当に驚きました。私は彼と組んだのは初めてだったのです。
 反対意見は意見が違うという表明であって決して無視ではないのです。仕事していた頃彼は同僚や部下とどんなやり取りをしていたのでしょう?

 この次は彼と意見が違う時は表明する前に〝私の意見はあなたと違いますが言ってもよろしいでしょうか?″と尋ねてから言おうかなと思っています。その方が相手が冷静になるかもしれないと!

 残り時間は憂さ晴らしに遊びに来ていた子どもたちと楽しくゲームをしました。子どもと遊ぶのは楽しいですね。

 

 
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曲がりきゅうり

2008-06-18 10:58:57 | 衣・食・住
 昨日はスーパーで曲がりきゅうりが8本ほど入った袋を見つけました。198円でした。まっすぐなきゅうりは1本39円。どうせ調理のさい切るものですから早速買いました。最近ちょくちょく見つけます。
 昨日はこれ2本と新玉ねぎ1個を薄く切り、カツオと一緒にカルッパチョ風味付けにしました。
 野菜も魚も新鮮さを生かした方が良い!
 残りのきゅうりは今、4センチほどの長さに切り太いところを四つ割、細いところを二つ割りにしてショウガの千切りと塩を少し混ぜ、漬物桶代わりになべを使い重しをしました。これにニンジンの千切りを混ぜることもあります。
 夕方にはお新香ができています。塩が少ないので水は出ますが塩味は少ししかありません。かつぶしと醤油を少々かけて食べます。
 
 残った分にはキムチの素と昆布の千切りとかつ節を混ぜて2日、3日置くとまたお新香と違った味が楽しめます。かつ節の代わりに、干しエビやレンジで水分を飛ばしたシラスを入れることも!

 このような野菜をどんどん市場に出してほしいですね。農家だって選ぶ時間が省け楽だと思うのですが。

     
 よく訪問する案山子さんがスイトピーを蒔いたとブログで読んでまねしました。ところが忘れていたらひなげしのジャングルの中で芽を出し這いずっていたのです。
 それでも花を付けました。雨が降りそうなので急いで撮った写真です。ここに載せたのは哀れなすスイトピーへのせめてものお詫びです。!
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2010年エスぺラント世界大会は?

2008-06-17 10:02:08 | エスペラント

 Heroldo de Esperanto紙 (8~31、majo、2008)によれば2010年の世界大会はモスクワになる可能性が出てきました。実はこの年の7月にアジア・エスペラント大会がモンゴルのウランバートルで開かれることが決まっています。

 世界大会がモスクワならシベリア鉄道でつながっているわけで Antauxkongreso(大会前遠足)をアジア大会参加にすることも可能ですから、なんだかわくわくしてきました。
 ただ、最近ロシアは物価高でホテル代が東京並みか、あるいはそれ以上かもとロシア在住の友人が言っていました。
 心配は物価高のみ!
 1987年ワルシャワへの旅にシベリア鉄道を利用しました。社会はどう変わったのか見れるかなと楽しみです。病気にならぬよう努めなくては。

       
  
       
 この切符は初日から遅れを出している副都心線メトロの切符です。日本エスペラント学会は早稲田駅のすぐ傍なのですが、講演の帰りに初日のこの線に乗ろうとだれかが言い出し、西早稲田駅まで30分もあるきました。
 渋谷駅手前で前の電車が閊えているからと車内で長いこと待たされました。改札を出る時出てくるはずのない切符が出てきました。
 ですから、私が使用したものではありません。おかしな出来事を証明する品です!     
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6月14日 JEI での講演会メモ

2008-06-16 14:09:30 | Weblog
『エスペラント』異端の言語の田中克彦氏の講演メモ
これは、田中氏の主張というより私なりの理解のメモと受取っていただきたいと思います。

本の目的と読者の反応
 エスペラントのシンパとしてせっかくエスペラントの本を書くのならエスペラントという言葉はどんな仕組みになっているのかエスペラントを知らない人が漠然とであれ読者が理解できる本にしたかったそうです。
感想を寄せられた方は全くエスペラントと違う観点から読んでいる方が多かったそうです。
たとえば大杉栄、新宿中村屋の黒光さんのこと等々。エスペラントをよく知っている人(達人)からの批判が多く、解釈がおかしいとか、綴りが違うとかの便りに、具体的に個所を示してほしいと返事したがいただけないことが多かったとか。再販の時に訂正したいので具体的指摘をお願いしたいということでした。

なぜ、エスペラントを計画言語と呼んだか。
 ことばには自然言語とうものは存在しない。すべての言葉がその社会からの制約を受けて発展している。例えば今でも国語審議会は日本語について検討し規制を行っているし、ほかの国においてもそうである。だが、ほかの言語が長い年月をかけて成し遂げた体系を一人の人が短期間で作り上げた点がエスペラントがほかの民族語と違うところであると。それを理解してもらうために言語の起源の話から始めたのでそうです。

この本で期待したことは入門書をのぞいてみようという人が現れ、そして辞書を買う人も現れるということでした。

田中氏がエスペランティストでないのにエスペラントにこだわるのか理解できたのは最後の質問時間でした。
彼は言語学者としてロシアや東ヨーロッパに友人が多いらしいのです。ロシアにも小数民族がたくさんあり、自分たちの言葉を持っているが公式的にはロシア語を使うことになります。しかし、抑圧していることばを使わないで話ができるようになると精神的にもその支配から解放されてゆくそうです。そこで彼は弱小言語の人と友人になるとその言語のエスペラント辞書を送ってやるのだそうです。
 なぜ言語好きの人にエスペラントをすすめるか。
 社会の中で発展してきた言語「民族語」はその社会によっていろいろと変化している(社会的制約―規範を受け)ので言語構造(体系)が見にくい。エスペラントはこの体系と規範に矛盾がないので、言語とはこういうものという構造がしっかりと分かる。言語構造が見えていると、見知らぬ言語の構造をも解しやすい。だから、多言語をマスターしたい人はエスペラントを習得すると他の言語に入りやすい。

彼はモンゴル学者でもあります。
こんな質問もありました。なぜ、相撲取りなどモンゴルの人は語学の習得にたけているのでしょうか。どうして日本人は外国語が苦手なのでしょうか。
彼の返事は: まずモンゴル人は怖れを知らない。(スターリン時代に彼の政策に反対してすぐれた政治家が、多く殺されている。)社会的制約が少なく家族制度も緩やかである。つまり、規制にとらわれない民族である。
日本人は規制に弱く、臆病である。エスペラントだけでなく外国語を学ぶ人はたいてい夢を持っているのだから、夢を持ち続けて学習し、大胆に使ってみると良い等々。

 岩波書店の編集者の早坂さんの話も聞くことができました。
エスペラント発表120年に合わせてエスペラントの本を発行したかったそうです。岩波新書には伊東三郎著『ザメンホフ』がありますが、これには最後にザメンホフの詩が出てくるだけで、これを読んだだけではエスペラントはどんなん言葉か分からない。1冊読んだら、エスペラントはこんな言葉かと分かるような本を作りたかったということでした。

『エスペラント』異端の言語の目次
第一章:人間は言語を批判してはならない
第二章:エスペラントはどんな言語か
第三章:エスペラントの批判者・批判言語
第4章:アジアのエスペラント
終章 :言葉を人間の手に!

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先住民サミット

2008-06-14 09:34:13 | エスペラント
 今日の毎日新聞2面に7月1日~4日に開かれる先住民サミットの共同代表者として宇梶静江さんが取り上げられてます。

 多分1975年だったでしょう、金沢で開かれたエスペラント日本大会で小学生を連れた女性と会いました。私も長男と一緒でしたので彼女と話し込みました。同人物かどうかはわかりませんが、エスペラント界がアイヌ人とアイヌ語の復権に協力してくれないだろうかという話だったと思います。

 私も東北育ちです。地名にはアイヌ語の影響を受けたものが多くあります。また、表ざたにはとやかく言われませんがアイヌの血を引いているとうわさされた人や(わが夫の母方の家系を含めて)引いていると思える人が多々います。

 また、小学校五年生の教科書には金田一京助氏のユーカラ収集の苦労話も載っていたこともあってか、彼女の話はとても印象的でした。

 エスペラントの世界大会に参加するようになってからは、言語問題の集会に参加し世界各地の人達の自分の言語を守ろうとする努力を聞くようになりました。

 先住民サミットの成功を願っております。
 
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たわむれに

2008-06-12 10:54:51 | 家族・友人・私
 にんにくを一袋買いました。
 もったいなや!数片冷蔵庫の中で芽を出していました。
 国産だというのに! 
 たわむれに庭先にあったプランターに埋めました。
 多分ひと月は経っているでしょう!
 茎が枯れたのがあったので引き抜いてみました。
 小さなニンニクができていました。
 
 Hum、hum
 植えた時より一回りしか大きくなっていません。

 でも新鮮です!
     
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『カザヒン国への旅』(Vojagxo al Kazahinio)と秋葉原大量殺人

2008-06-10 11:24:03 | 平和
 スイフトのガリバー旅行記の後ガリバー旅行記を書いた人がいることをご存知ですか。
 ハンガリー人作家サンドル・サツマリは人類を危険にさらすのは人族主義であると考え、そのことを多くに人に知らせるにはエスペラントが良いと、ガリバー旅行記の継続の形で1935年『カザヒン国への旅』(Vojaĝo al Kazahinio)を書き始めました。
 この小説は1939年にはすでに出版社に原稿は渡っていたのですが、戦争が始まり、出版できなくなりました。そこで作者はこれをハンガリー語に訳し出版することにし1941年世に出ました。ですから原文のエスペラントより前に翻訳本が出版された珍しい本です。ただ、出版元はこの本に好意的だあったが当時の検閲が厳しく多くの部分が削除されたために彼の本意は読者に伝わらなかったということです。
 エスペラント版は1958年になってようやく発行されました。

 秋葉原の大量殺人のニュースを見て思い出したのがこの小説でした。
 300ページを超える大作ですので思い出したからと言ってすぐに読み返せるわけもないので30年前の私の記憶に頼っています。記憶違いは許して下さい。

 ガリバーは難破し、カザヒン国に漂着します。その国はとても科学が発達していて知性のあるヒーノ人が住んでいます。彼等は衣食住すべてを与えられ、感情も性欲も持たず静かな生活を送っています。出産すら生産の一つです。感情表現は最も危険な病気の兆候なのです。
 ところが、ガリバーはもう一つ隔離された人種を発見します。ビヒーノです。彼らはすぐに暴力沙汰をおこし、思考論理もめちゃめちゃです。

例えば:ネズミには足が3本ある
1.ネズミは動物である。
2.動物は動く。
3.動くには足が必要である。
4.足は転ばないためのものである。
5.ネズミは転ばない。
6.体がひっくり返えらないためには三つのしっかりした点が必要である。
7.だからネズミには足が3本ある。

 しかし、彼らはヒーノと同じ民族でした。この国の命の源は太陽からくる宇宙光線でした。ところがこの宇宙光線には毒があり、脳を冒された人がビヒーノになるのです。彼らは訳の分からないことを言いすぐに殺し合いをするのです。

 これを読んだ時のショックは第2次世界大戦前に、科学の発達は人類に恵みをもたらすだけでなく、その恵みを受ける人と受けることのできない、あるいは利用できない人との間を乖離させ、不調和を生み出すだろうと予告した人がいたということでした。

 秋葉原の殺人者の心の闇を私は理解できません。まるで、ビヒーノの心が読めないのと同じようにです。

   亡くなられたかのご冥福をお祈りします。
   また、怪我をされた方の早期回復を願っております。
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エスペラントの雑誌:Komencanto

2008-06-03 15:35:53 | エスペラント
           

雑誌:コメンツァントがようやく今日届きました。

 これはエスペラントを習い始めた人が読んだり書いたりするために出されている数少ない雑誌です。表紙も入れてたった16ページです。年6回の発行です。
 まるで同人誌並みですがエスペラント界にとっては貴重な雑誌と思います。

 最近エスペラントのブログが盛んに書かれています。それはそれなりに国際理解に役立っていると信じています。
 しかし、雑誌にはいろんな国のいろんな人が書きます。ですから、読む人はいろんな文体や表現や、普段は自分が使わないようん単語にも出会えるです。

 この雑誌の目玉は有名なエスぺランティストがどのようにして自分がエスペランティストになったかということを書いている < Kiel tio komennciĝas > だと私は思います。
 2007年最後の号にはUEA会長の Probal Dasgupta が自分の半生を語っていました。その人の人生を知っていると講演を聞いた時など理解の手助けになりますし、何と言っても右かな人として理解できるのです。
 今回の筆者はフランスの城グレジヨンで活躍していた Joan'_Luko Torelさんです。ゲレジヨンの夏期学校に行こうと考えてておられる方はぜひ読んでください。
 
 先日、関東大会でアレクサンドラ・綿貫さんが雑誌発行の難しさを語っていました。読むだけで編集発行者を手助けできるなら、彼らの努力が報われるように、私も読者を続けたいと思っています。

 
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