昨日は台風が来るので予定されていたエスペラント会の学習会の時間が変更になっりました。学習会に出なくなってから久しい。内容はベルギーからの来客(父と子)の講演とのこと。父親は2015年フランスでのエスペラント世界大会に行われた大会後遠足の時の世話人ということでした。その遠足に参加しいろいろとお世話になったので挨拶がてら参加しようかと開催時間の変更をメールで読んでから決めました。
出会った見たらどこかで遠足のために働いたかもしれませんが、案内してくれた人ではなくてがっかりしました。父親は私の大事な仕事の一つは息子をエスペランティストに育てることだと幾度か強調していましたが、エスペラントは話すけれど、現代子というかあまりはっきりと性格がわからない青年でした。
オムレツ屋で昼食を共にしましたが、父子の注文品が一番に提供されました。お先にと私たちが言うと父親はベルギーではみんな一緒に始めますという。息子はオムレツの上にとんかつが乗り、その上にカレーがかけてあるものを注文したのですが、すべて崩し、食べる前に田植え前の田んぼのようにすべてこねました。父親がそれは行儀が悪いと注意すると僕は子どもだから構わないと言いい、全員の注文品が来るまでこね回していました。かと思うとベルギーではビールは16歳で飲めるので友人と集まると10本は飲む、父親は1本しか飲めないとか変なことを自慢していましたが、会話を続けるのが難しい相手でした。このような青年がある程度大人になったときどんなエスペランティストになるのだろう、生まれた時からエスペラントを習い、使っていたとしてもエスペランティストとして有能とは限らない、エスペラントに興味を持ち、自分で苦労して学んだ人の方がエスペラント界にとっては必要な、あるいは頼もしいエスペランティトになるだろうと感じたのでした。
帰りの地下鉄でとちゅうから父親と一緒に姉と弟が乗ってきました。小柄でしたが5歳と3歳ぐらいでしょうか。弟は自分で座ろうと椅子に手をつき飛び上がったのですが勢い余って窓枠に'ゴツン’と大きな音を立てて頭をぶつけました。脚が絡まって座れません。’おお、行き過ぎた’と私は声をかけてその脚を直してやりました。同じ駅で降りたのですが、姉が’バイバイ、さようなら’と言うと弟も’バイバイ’と手を振りました。姉の方は’ねえ、タッチしよう!’と手を出してきたので孫たちにするのと同じようにタッチして別れました。さわやかな子どもたちでした。