今朝テレビを眺めていたら子どもの貧困という言葉がが耳に入りました。そして初めて日本にも食糧銀行として10年以上も活動している団体がある事を知りました。個々の家庭を対象としている訳では無いようですが、活用できる食料を廃棄してしまうのはもったいないです。寿町で安い食堂があり、そこではあるファーストフード店が賞味時間が切れる前の食品を提供し、それを再調理して提供していると言う事を以前聞きました。食べていた人達は美味しいよと嬉しそうでした。
もう一つ取り上げられていたのは、子どもの学力向上を援助する団体でした。塾などに行きたいが授業料を払らえない子どもにクーポンを与え、授業料を支払うなどの活動をおかなっている団体でした。クーポンというのは良いアイデアです。クーポンは目的以外に転用できませんから・・・。
アフリカとか北朝鮮とか飢えた子どもの問題は新聞やテレビにしばしば取り上げられ報じられています。しかし日本国内の貧困家庭について、また、貧困家庭の子どもの生活について報じられることはまれですし、近所にそのような家庭があるとしても私たちの目に触れることは滅多にありません。ですからつい忘れがちになります。
この度生活保護家庭が子どもを進学させるために貯蓄をすることを認めるようですが嬉しいですね。貧しさから抜け出すために教育が必要であると海外の貧しい国で教育活動をしている団体は沢山あります。しかし私たちの足もと、日本にもかなりの数の貧しい子どもはいるでしょう。最近は生活保護費を受ける家庭が増大していると言う事ですから。
最近アベノミクス効果とかで、日本の経済的発展が大きく報じられています。経済的発展の恩恵を期待できない人々もいることを思い起こさせてくれた良い番組でした。
セカンドハーベスト ジャパン
http://2hj.org/about/organization.html
チャンス・フォーチルドレン
http://fields.canpan.info/organization/