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生きること:過去と未来とエスペラントと

世界エスペラント大会への参加準備(その2)

2006-06-30 14:33:53 | Weblog
 イタリアのエスペランティストの返事を読み返しているうちに、昨年リトアニアで知り合った一人のイタリア女性を思い出しました。
 細くて小さくて、目は好奇心に満ちていて観る物を逃さないというかように大きい。日本人とかけ離れたその振る舞いに私は驚き、ただただ眺めていました。ガイドのちょっとした不手際にも怒り抗議し、言い過ぎたと反省すると心から謝罪する。
その彼女の心はガラスを通して見ているかのように透けて見えるのです。旅の最後はあまりにも私たちとかけ離れた感情表現を映画でも見るように楽しんで眺めていました。

 イタリア旅行を世話してくれるという彼女に感謝の便りを書きながら、あなたはLekanto(イタリア語でマルガレータ(ひなげし)と言う愛称の女性を知っているかとたづねました。

 私がレカントですと返事が来ました。
 これはとても楽しい旅になりそうです。
 空港から中央駅に出て列車でヴェネチアに向う。途中の駅で他のエスペランテイストが迎えてくれる。25日はゆっくりヴェネチア観光。

 26日は彼女の町Arezzo。この町を散歩し、夜はクラシックコンサート。彼女が両親と暮らす家に泊まります。

27日はエトルリア人、中世、ルネッサンスの時代の遺跡の残る小さな町,Kortonaに遠足。28日はフィレンツェに急ぎ、私のホテルに荷物をおき、フィレンツェ大学で行なわれるエスペラントアカデミー会員の講演を聴きに行く。

 この時はリトワニアで彼女が一緒だったラウラも一緒に行くそうです。ラウラは弱視ですが、レカントに引きずられるように歩きながらもリトアニアを楽しんでいたのです。

 もうワクワクしています。
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世界エスペラント大会への参加準備

2006-06-27 07:57:29 | エスペラント
 引越し荷物が片付いたわけではないですが、7月29日からイタリアのフィレンツェで開催される世界エスペラント大会に参加する準備をしなければなりません。世界大会ではいろんな会合や講演の他に遠足が沢山あります。半日遠足、一日遠足など色々あるので、遠足に参加する目的で大会に参加する日本人も多くいます。

 私は大会中の遠足にはあまり参加しませんが、大会前の数日間の旅行( Antau’ kongreso )とか、大会後の旅行(Post kongreso)に参加する事にしています。今年の旅行代金は非常に高いので驚きました。悩んでいるうちに一番安いローマへの旅は売り切れたのでやむなくヴェネチァを選びました。ところが人数が集らなかったそうで解消されてしまいました。

 7月24日、ミラノ着の飛行機はもう予約してあります。折角だから、一人でも旅をしようかとインターネットで日本語で案内されている宿を捜しました。この時期の宿賃の高いこと高いこと・・・・。その上、空室が0なのです。

 昨日、意を決して、一度便りを貰ったが面識のないイタリアのエスペランティストに便りを書きました。
 藁をも掴む思いとはとはこのことです。
 彼女の仕事はガイド、(ドイツ語、フランス語、英語、エスペラント)。いそがしい時期に返事が来るかどうか。

 今朝メールを開けると、彼女の短い便りがありました。『今日から、ドイツ人のグループと出かけます。3~4日中に詳しい返事を書きます。一緒に旅してあげても良いですし、あなたが一人で行くのも良い。安心してイタリアに来なさい。』と書いてありました。

 来年、世界エスペラント大会は日本の横浜で開かれます。
 そして、その遠足代の高いこと高いこと。旅行会社は私たちが英語を必要としないと言っているのに、日本語のガイドと英語のガイドを付けたがっていると聞いています。世界中の人達が英語を話すと考えているその認識の浅さに呆れています。

 そしてあまり遠足代金が高いと遠足に参加する人達が減り、改称されるプログラムも多くなるかも知れません。

 折角、日本を知ってもらう機会なのに・・・。
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素晴らしい課外授業

2006-06-23 10:04:39 | Weblog
 荷物の片付けもあるのですが、ボランティアへの復帰を果たしました。

 20日には中学生の案内。昨日22日は午前中は小学生、午後は高校生でした。

 どの学校の生徒もかなり熱心でした。先生の課外授業への取り組みがすべて生徒の態度に現われます。それだけ、子どもは親や教師に左右されると言うことでしょうか。

 昨日の高校の先生の論理はほんとに素晴らしかったですね。

 実は環境問題への導入を仲間のひとりがしている時に数人の生徒が私語を交わし笑ったのです。その前にシオラレオネにおける少年兵士の映像を見たので子どもたちは緊張し、その緊張から開放されたかったのではと私自身の心をを振り返り感じたので、生徒たちを行儀悪いと批難するつもりは私にはありませんが・・・。

 説明が終ると30代後半思える年齢の女性教師が立ち上がり、子どもたちに即座に説教をしました。

 人が話している時は耳を傾けなさい。ボランティアの方々は私たちのために自分の時間を割いてくれているのです。その方達に敬意を表すにはどうすればよいか考えれば自ずと判るはずです。
 また、課外授業は単に知識を得るためにだけ行っているのではありません。人の話しを聞き、自分も話すコミニケーションの仕方を学ぶ大切な場でもあるのです・・・。

 その後で、別の男性教師と話しましたが、今の生徒は聞く事も話すことも苦手なので、課外授業も目的は自分達で本を読んだり、人の話しを聞いたりし、それに対する自分の考えを他者に説明し、他者と話し合い、コミニケーション能力を高める事に目標を置いているということでした。

 関係無いとか、どうでも良いとか言う若者が少しでも減ることを期待しました。

 ガンバレ若者たち!  
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復帰

2006-06-20 06:21:23 | Weblog
 とうとう1ヶ月もお休みしました。

家も整理のメドもつきました。引越しは本当に大変ですね。もの一つ動かすのも加齢を感じます。でも愚痴は止めましょう!

 新しい家の近くには幼稚園があります。窓を開けると子ども達の声が聞こえます。子ども達に呼びかける先生の声が奇妙に特徴的で、これは横浜訛りでしょうか。

 道路を隔た隣りは幼稚園の農場です。天気の良い日には子ども達が来ます。先日甘いとか酸っぱいとか渋いとか言う声を聴きました。桑のみを食べていたようです。大きな桑の木があり、私の親指の先ほどの大きな実がなっていました。

 昨日はキュウリを取ったらしくとげが痛いと騒いでいました。子ども達の感動がじかに伝わってきます。窓を閉めると声はほとんど聞こえてきません。

 日当たりの良いうちを捜していましたが、日当たりが良すぎて今度は太陽に苦しみそうです。

 その内旧知の方々のブログめぐりもしたいと思っています。

今日は挨拶のみです。またよろしくお願いします。 
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