障害のある就学前児童や保護者が利用できる施設「サポートセンターつぼみ」が岐阜市福光西に25日、開所する。障害のある子を育てながら、センター長に就任した保育士浅野尚美さん(38)=同市千代田町=は「子どもに自助力を身に付け、親も変われる場にしたい」と話している。
指導員が、発育状況や興味関心などを基に面談し、子ども一人一人の「個別援助計画」を立てるのが特徴。子どもに生活の基本ルールを身に付けてもらう。介護福祉士で保育士の古田真里華さん(35)が指導する予定だ。孤立しがちな親への支援にも力を入れる。サロンを設け、浅野さんが相談を受ける。必要に応じて保育園や幼稚園へ赴き、協力を求める。
愛知県愛西市などで子育て支援をする特定非営利活動法人(NPO法人)「夢んぼ」が市から委託されて障害者自立支援法に基づく事業を展開する。子どもだけで平日の4時間に利用できる。利用者の負担は必要経費の1割程度。
障害のある子どもは、食事や排せつなどが難しく保育園や幼稚園で受け入れられない場合が多い。保護者は不安を覚えるが、頼れる人もなく地域社会との間に壁をつくりがちという。ともに障害のある自分の子どもを育てた体験がある「夢んぼ」の菊池利哉事務局長(32)=岐阜市東中島=と、障害児保育を専門とする浅野さんは今までにはない施設をつくろうと決意。浅野さんは「信頼される“先生”になりたい」とセンター長を引き受けた。
センターは民家を借り、子どもたちのプレールームに12畳の部屋、相談のサロンに6畳の部屋を充てる。定員8人に対し、利用希望者は60人と反響を得ている。
市障害福祉室は「保護者への支援も充実している。市でも利用者のニーズに応えられるよう事業を拡大したい」と話す。浅野さんは「障害児であっても社会人の一人。子どもの自助力を育てながら保護者もサポートし、夢や希望をはぐくむことができれば」と意気込んでいる。24日までの問い合わせは「夢んぼ」=電0567(25)5913=へ。
指導員が、発育状況や興味関心などを基に面談し、子ども一人一人の「個別援助計画」を立てるのが特徴。子どもに生活の基本ルールを身に付けてもらう。介護福祉士で保育士の古田真里華さん(35)が指導する予定だ。孤立しがちな親への支援にも力を入れる。サロンを設け、浅野さんが相談を受ける。必要に応じて保育園や幼稚園へ赴き、協力を求める。
愛知県愛西市などで子育て支援をする特定非営利活動法人(NPO法人)「夢んぼ」が市から委託されて障害者自立支援法に基づく事業を展開する。子どもだけで平日の4時間に利用できる。利用者の負担は必要経費の1割程度。
障害のある子どもは、食事や排せつなどが難しく保育園や幼稚園で受け入れられない場合が多い。保護者は不安を覚えるが、頼れる人もなく地域社会との間に壁をつくりがちという。ともに障害のある自分の子どもを育てた体験がある「夢んぼ」の菊池利哉事務局長(32)=岐阜市東中島=と、障害児保育を専門とする浅野さんは今までにはない施設をつくろうと決意。浅野さんは「信頼される“先生”になりたい」とセンター長を引き受けた。
センターは民家を借り、子どもたちのプレールームに12畳の部屋、相談のサロンに6畳の部屋を充てる。定員8人に対し、利用希望者は60人と反響を得ている。
市障害福祉室は「保護者への支援も充実している。市でも利用者のニーズに応えられるよう事業を拡大したい」と話す。浅野さんは「障害児であっても社会人の一人。子どもの自助力を育てながら保護者もサポートし、夢や希望をはぐくむことができれば」と意気込んでいる。24日までの問い合わせは「夢んぼ」=電0567(25)5913=へ。