ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

高齢者・障害者に気軽に旅行

2009年06月06日 00時59分28秒 | 障害者の自立

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 松江市のNPO法人「プロジェクトゆうあい」が、高齢者や障害者が旅行に訪れやすい島根県内の環境づくりを進めている。主な施設のバリアフリー情報を発信するホームページ(HP)の作成や、旅行をサポートするグループとの連絡調整などで、「障害者たちが外出するきっかけにしたい」としている。

 NPO法人は、障害者の自立支援やバリアフリーのまちづくり推進に取り組んでいる。5月20日、HP「てくてく山陰」を公開した。松江、大田市などの主な観光地・施設や宿泊施設を取り上げ、障害者用の駐車場やトイレ、スロープ、手話スタッフの有無などを紹介。車いすで実際に利用した写真や感想を付け、障害者の視点から情報を掲載している。

 本年度からは人的サポートも本格化。車いす利用者や視覚、聴覚障害者に対して観光案内や移動のサポートなどするボランティアガイド、宿泊施設などを紹介し、旅行をコーディネートする活動で、てくてく山陰などで受け付けている。

 てくてく山陰のアドレスはhttp://pjui.com/tekuteku-sanin/


ツアーセンター:観光もバリアフリーに 障害者や高齢者向けに情報提供 /福島

2009年06月06日 00時58分03秒 | 障害者の自立
 ◇来月にもJR福島駅にツアーセンター
 ◇温泉旅館組合などと連携、車椅子タクシー運行も
 障害者や高齢者が利用しやすい温泉旅館などの観光情報を提供する「ふくしまバリアフリーツアーセンター」が、7月にもJR福島駅にオープンする。体の不自由な人や弱い人の行動範囲が広がり、あきらめていた楽しみが味わえるようになると期待されている。

 福島市観光課などによると、福島、相馬、二本松、伊達の4市を一体化して観光政策を進める「ふくしま観光圏」事業の一環。バリアフリーの観光先進地を目指すのが取り組みの一つ。昨年10月、観光圏整備法に基づき国土交通省に認定され、国が事業費の最大4割を補助する。

 センターは、飯坂と高湯、土湯、岳の4温泉の旅館組合などと連携して運営する。窓口には障害者と健常者のボランティアが常駐し、障害者の視線で相談に乗る。温泉まで車椅子も乗れるワゴンタクシーやバスの運行も検討する。旅館従業員の研修会も開き、意識改革を図るという。

 同様のセンターは「伊勢志摩」(三重)や「沖縄」などにあり、県内では初めて。6月にはNPO法人としての認可が下りる見通しで、役員には障害者団体や旅館組合の幹部、養護学校教諭などが就任する。理事長に就く予定のボランティア団体「障がい者の旅行を考える会」の佐藤孝浩会長(45)は「障害があって温泉に入れなかった人もいると思う。福島の素晴らしさを感じてもらいたい」と話している

出張講義:盲学校教諭ら高田高で講義 生徒、理解深める--大和高田 /奈良

2009年06月06日 00時56分11秒 | 障害者の自立
 大和高田市礒野東町の県立高田高で、1年生の総合学習「探究」の授業があり、元県立盲学校教諭の清水佳子さん(66)と視覚障害者サポートボランティアの若松ひろみさん(62)が出張講義をした。生徒40人が受講し、視覚障害者への理解を深めた。

 清水さんは5歳の時に網膜はく離で失明。現在は盲導犬オニールと生活しており、点字の素晴らしさや、盲導犬の現状について話した。また、若松さんは視覚障害者を手引き(介助)する時の注意や方法を説明。「街で視覚障害者が困っているような時は、『何かお手伝いしましょうか』と声をかけてください」と指導した。生徒らはアイマスクも体験した。

 授業終了後に、校長室まで清水さんの歩行を手伝った田上貢さん(15)は「声を掛けることが一番大切だと思った。これからは積極的に声を掛けていきたい」と話していた。【

『おいしい』励みに5周年 障害者施設 利用者ら運営のパン店

2009年06月06日 00時54分43秒 | 障害者の自立
感謝込めセール
 障害者施設の利用者らが運営するパン店「ベーカリーひなげし」の五周年記念祭が四日、金沢市若草町の同店で始まり、感謝を込めた特別セールを行った。

 知的障害者通所施設「ワークショップひなげし」内に、二〇〇四年六月オープン。障害者の自立と地域密着を目標に、「パンの香りを漂わせ、地域の人たちに来てほしい」と住宅地の真ん中に店を構えた。パンを焼く技術は元営業マンの職員佐々木政一さん(37)が一年間修業して覚え、指導した。現在は十数人の利用者自身が職員と協力し、生地作りから焼成、接客までこなす。サービスを徐々に拡大し、高校や企業での出張販売、配達も。本年度中に二号店オープンも計画する。

 メロンパンやピザなど定番のほか、お好み焼き風の「ねぎパン」など、商品は約五十~六十種類と豊富。記念祭では全商品が二~三割引きで並び、多くの客でにぎわった。

 利用者でレジ担当の竹腰奈緒さん(26)は「『おいしい』と言ってもらえるのがうれしい。忙しい日はわくわくする」と話した。

 記念祭は六日まで。午前九時から(完売したら閉店)。問い合わせは、ベーカリーひなげし=電076(243)0326=へ。 

講義内容、携帯電話で手軽に 聴覚障害者向けに要約筆記実験

2009年06月06日 00時53分25秒 | 障害者の自立
 講義や研修の内容を耳が不自由な人に文字で伝える「要約筆記」を、携帯電話を使い手軽にできるようにする実験が行われている。実用化すれば移動が必要な実習など、パソコンがない場所でも使用可能で、学習の場が広がりそうだ。

 聴覚、視覚障害者のための大学、筑波技術大(茨城県つくば市)や群馬大が、ソフトバンクモバイル(東京)が販売する「iPhone(アイフォーン)」を使い実施。

 現在の要約筆記は、通訳者が聴覚障害者と同席する方法と、離れた場所にいる方法の二通りある。通訳が離れている場合は、インターネットでパソコンに字幕データを送っているが、パソコンは固定された場所でしか利用できない。

 実験では、講師の音声をマイクを通じ、受講している障害者の手元の携帯電話に無線で送る。この携帯は、離れた通訳者側の携帯と通話状態になっており、音声を聞いた通訳がパソコンで字幕データを作成、障害者側の携帯に送り、画面に表示される。

 通訳は、情報技術を活用し障害者や高齢者を支援している特定非営利活動法人(NPO法人)「長野サマライズ・センター」(長野県塩尻市)が担当している。