ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「自立支援法で味方に」と元部長

2009年06月17日 12時53分02秒 | 障害者の自立
 厚生労働省の前局長村木厚子容疑者が逮捕された公文書偽造事件で、上司だった元障害保健福祉部長が大阪地検特捜部の任意聴取に「検討を始めた法案の味方になってもらえるよう、国会議員からの依頼に応じた」と話していることが16日、捜査関係者らへの取材で分かった。元部長や村木容疑者は当時、障害者自立支援法案策定に向け国会議員や障害者団体へ根回しをする立場だった。

視覚障害者ら演奏満喫 盲導犬同伴で5人招待 /東京

2009年06月17日 00時32分24秒 | 障害者の自立
 音楽家を支援する社会人やアーティストのグループ「クウォーターズクラブ」(四分一勝(しぶいちまさる)代表)が13日、千代田区の紀尾井ホールでチャリティーコンサート「アーティストサロンに集う仲間達」(毎日新聞社など後援)を行った。クラシック界で活躍する演奏家8人がモーツァルトやメンデルスゾーンの弦楽四重奏、五重奏、八重奏を披露。訪れた約750人が、息の合ったアンサンブルの音色に酔いしれた。

 コンサートは「障害を持つ人々と健常者の共生」を目指して行われた。盲導犬を伴った視覚障害者5人が招待され、演奏終了後には出演者全員が招待者席を訪れた。初めて同ホールに来たという日野市の田辺邦夫さん(64)は「クラシックが好きでラジオ番組をよく聴きますが、生で聴くと音が違うし迫力もすごい」と興奮した様子だった。

 同コンサートは今回で21回目。出演したバイオリニストの加藤知子さんは「大切なのは『健常者と同じ』と考えること。盲導犬と同伴できる演奏会がもっと増えれば」と話す。

 コンサートの収益は毎回、演奏会の少ない地方での公演運営に充てられている。今年は11月に伊豆諸島・神津島で“出前演奏会”を開催する

郵便不正:凜の会代表、村木容疑者に催促 契約時期迫り

2009年06月17日 00時31分43秒 | 障害者の自立
 障害者団体向け割引制度が悪用された郵便不正事件で、04年6月に障害者団体の偽の証明書の発行を受けたとされる障害者団体「凜(りん)の会」(解散)の代表、倉沢邦夫容疑者(73)が「(同年)6月から、会の刊行物を装ってダイレクトメール(DM)を割引郵送する契約を広告主企業と結んでいた」と大阪地検特捜部の調べに供述していることが分かった。そのため、厚生労働省障害保健福祉部企画課長だった前雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)=16日付で大臣官房付=に発行を催促したとも供述しているという。

 偽の証明書を作成したとされる厚労省同課係長、上村(かみむら)勉容疑者(39)も調べに、「6月には刊行物を送らなければならないと凜の会側から急がされた」と供述しているという。

 厚労省関係者によると、凜の会は04年2月ごろ、障害保健福祉部に証明書の発行を要望した。その後、村木容疑者が上村容疑者に証明書発行を指示したとされる。

 上村容疑者は04年4月、凜の会に障害者団体の実体がなかったため、証明書発行が進んでいると示す偽の稟議(りんぎ)書を作成。凜の会は偽の稟議書を使ってNPO法人「障害者団体定期刊行物協会」(東京都)に加盟し割引制度の適用を受けようと試みたが、失敗していた。

 広告主企業のDM割引発送の時期が同年6月に迫り、倉沢容疑者はそれまでに証明書を入手する必要があったとみられ、村木、上村の両容疑者に発行を急ぐよう催促。上村容疑者が6月上旬、偽の証明書を作成し、同月10日、凜の会幹部、河野克史容疑者(68)が日本郵政公社(当時)に提出したとされる。

 証明書の日付は、凜の会側の要請で、公共的内容の刊行物全般が安く郵送できる「第3種郵便物」としての割引制度が承認された5月31日より前の5月28日に早められたことが既に判明している。

 一方、特捜部は16日午前、村木容疑者の上司だった元厚労省障害保健福祉部長(退職)が理事を務める独立行政法人(東京都)などを再度、家宅捜索し始めた。【

障害者団体証明書偽造事件 厚労省に2度目の家宅捜索 舛添厚労相「誠に遺憾なこと」

2009年06月17日 00時28分52秒 | 障害者の自立
厚生労働省の局長が障害者団体の証明書を偽造したとされる事件で、大阪地検特捜部は、2度目となる厚労省の捜索を15日朝から行っている。
現職の局長逮捕について、舛添厚労相は、15日午前10時から会見し、「有能な局長であったし、同じように働く女性にとっても希望の星だったので、残念だ」と述べた。
舛添厚労相は「誠に遺憾なことと考えております。大変有能な局長でありますし、女性のキャリアとして、省内の期待を集めておりましたし、同じように働く女性にとって、大きな希望の星でしたので」と述べた。
厚生労働省には、15日午前9時20分に大阪地検の係官およそ15人が入り、午前11時半現在、13階にある雇用均等・児童家庭局長室などを捜索しているものとみられる。
村木厚子容疑者(53)は、1978年に旧労働省に入省し、女性の社会進出についての法整備や障害者の就業問題などに取り組み、障害保健福祉部企画課長時代には、障害者自立支援法成立に向け、中心的な役割を担っていた。
女性キャリアのエースとして活躍していた村木容疑者の逮捕に、15日朝に出勤してきた厚生労働省の職員は、一様にショックを隠し切れない様子だった。
厚労省の職員は「今、捜査が続いているところですから、ちょっとコメントは差し控えたいと思います。村木さんをよく知ってますけれども、残念です」と話した。
舛添厚労相は、「課題山積の厚生労働行政に空白を空けられない」として、後任人事を早急に検討するとしている。

精神障害者を地域で支える医療提供体制の整備を―都の精神保健福祉審議会

2009年06月17日 00時27分01秒 | 障害者の自立
 精神障害者を地域で支える医療提供体制の整備に向けて話し合う「東京都地方精神保健福祉審議会」(会長=松下正明・東京都健康長寿医療センター理事長、東京都精神医学総合研究所名誉所長)は6月15日、今年度の初会合を開いた。初会合では、「精神科地域医療部会」と「精神科救急医療部会」の2部会を設置し、地域の精神医療ネットワークの構築など、都の提示した見直しの方向性を基に議論を進めることを承認。次年度以降の予算要求に反映できるよう、9月にも「中間のまとめ」(案)を作成する方針だ。

 初会合で都側は、▽都内の東部と西部で医療資源に偏在がある▽地域の精神科医療の連携が不十分▽退院後などの医療の継続支援や、夜間・休日などの医療提供体制に課題がある▽精神科救急医療のシステムが十分活用されていない―など、現時点で都の精神科医療提供体制が抱える問題を指摘。

 その上で、見直しの方向性として、▽地域の医療機関の連携体制づくりなど、地域の精神科医療ネットワークの構築▽精神科救急医療情報センターの見直しなど、精神科初期救急、二次救急、措置入院システムの見直し▽精神科病院と一般科病院の連携の仕組みづくりなど、身体合併症に対応した医療連携体制の強化―の3点を提案した。

 初会合で会長に就任した松下氏は冒頭のあいさつで、「会長は大変重い役割。うまく皆さんをリードしながら、会の進行をまとめていきたい」と抱負を語った。

 会合は2011年度までに7回の開催を見込んでおり、最終回で都知事に意見具申を行う予定。