野津高校(藤内和子校長)の2年生が9、10の両日、臼杵市野津町野津市の商店街周辺と同校内を障害者と一緒に歩き、バリアフリーの状況を調査した。
障害者と一緒に調査することで障害への理解を深め、配慮すべき点や改善点を見つけようと毎年実施している。2年生52人が参加。野津町障害者福祉協会(後藤財(たから)会長)の会員が調査に協力した。
10日は校内を調査。生徒は車いすを利用している会員の介助をしながらトイレや玄関、自動販売機などを回り、段差の有無やドアの開閉、机の高さなどについて、利用しやすいものになっているかどうか聞き取り調査をした。
車いす利用者も使えるトイレでは、会員から「荷物を置くスペースがあると便利」との意見が出た。玄関では「靴を履く時に座れるいすがほしい」との声が寄せられていた。
斎藤拓斗君は「校内は段差が多く、出入り口も狭いことに気づいた」と感想。後藤会長は「毎年生徒と一緒に研修できてうれしい。町内は、歩道などバリアフリーが行き届いていない所が多いので、行政を中心に改善すべき点は直してもらいたい」と話した。
障害者と一緒に調査することで障害への理解を深め、配慮すべき点や改善点を見つけようと毎年実施している。2年生52人が参加。野津町障害者福祉協会(後藤財(たから)会長)の会員が調査に協力した。
10日は校内を調査。生徒は車いすを利用している会員の介助をしながらトイレや玄関、自動販売機などを回り、段差の有無やドアの開閉、机の高さなどについて、利用しやすいものになっているかどうか聞き取り調査をした。
車いす利用者も使えるトイレでは、会員から「荷物を置くスペースがあると便利」との意見が出た。玄関では「靴を履く時に座れるいすがほしい」との声が寄せられていた。
斎藤拓斗君は「校内は段差が多く、出入り口も狭いことに気づいた」と感想。後藤会長は「毎年生徒と一緒に研修できてうれしい。町内は、歩道などバリアフリーが行き届いていない所が多いので、行政を中心に改善すべき点は直してもらいたい」と話した。