桑名市東方の市立大成小学校(児童415人)が、児童の家庭から出る空き缶やペットボトルを回収している。障害者雇用を進める鈴鹿市のリサイクル工場が材料を確保するのに苦労しているのを知り、児童が提案した。
同校では11日まで、児童会室に袋二つを置き、回収している。12人いる代表委員の1人で6年の水谷彩さん(12)の提案で始まった。
水谷さんは、鈴鹿市のスズカッペリサイクル工場がペットボトルの確保に苦慮しているという2月19日付の朝日新聞三重版の記事を読み、「何とかして助けたい」と顧問の大屋直紀教諭に相談。代表委員が各クラスに出向いて説明し、作ったポスターも教室に張ってもらい、協力を呼びかけた。
小森和彦校長は「いいことなので学校全体で取り組むことにした。子どもの方から言ってきてくれたことがうれしい」と話す。工場の伊藤素近社長は「障害者雇用のことやごみ、環境問題にも関心をもってもらえれば」と話した。
全校にペットボトルなどの回収を呼びかけた代表委員会の委員たち=桑名市東方
朝日新聞
同校では11日まで、児童会室に袋二つを置き、回収している。12人いる代表委員の1人で6年の水谷彩さん(12)の提案で始まった。
水谷さんは、鈴鹿市のスズカッペリサイクル工場がペットボトルの確保に苦慮しているという2月19日付の朝日新聞三重版の記事を読み、「何とかして助けたい」と顧問の大屋直紀教諭に相談。代表委員が各クラスに出向いて説明し、作ったポスターも教室に張ってもらい、協力を呼びかけた。
小森和彦校長は「いいことなので学校全体で取り組むことにした。子どもの方から言ってきてくれたことがうれしい」と話す。工場の伊藤素近社長は「障害者雇用のことやごみ、環境問題にも関心をもってもらえれば」と話した。
全校にペットボトルなどの回収を呼びかけた代表委員会の委員たち=桑名市東方
朝日新聞