行橋市南泉の障害者福祉施設「社会福祉法人 みぎわ会 わーく・いずみ」の利用者が栽培に取り組んだサツマイモを原料にした「本格芋焼酎 自立」が完成、28日から施設での販売を始めた。収益の一部が、施設利用者の工賃となる。
障害者の自立を目指し、2008年度から県が始めた事業で、同施設は本年度初めて参加。昨年6-11月に精神障害がある30-70代の全利用者15人が近くの1300平方メートルの畑で、焼酎づくりに適したジョイホワイトという品種のサツマイモを栽培。焼酎約1300本分の原料になる約1・4トンを収穫した。
県内のほか8施設で栽培したイモと合わせ、宇美町の酒造会社「小林酒造本店」が焼酎に加工し、各施設で販売する。
利用者の男性(44)は「雨が降らずに水やりに苦労したが、みんなで一生懸命育てることができてうれしい」と話した。商品は720ミリリットル入りで1260円(税込み)。アルコール度数は25度、フルーティーな味わいが特徴という。問い合わせ先は同施設=0930(24)1584。
=2011/03/29付 西日本新聞朝刊=
障害者の自立を目指し、2008年度から県が始めた事業で、同施設は本年度初めて参加。昨年6-11月に精神障害がある30-70代の全利用者15人が近くの1300平方メートルの畑で、焼酎づくりに適したジョイホワイトという品種のサツマイモを栽培。焼酎約1300本分の原料になる約1・4トンを収穫した。
県内のほか8施設で栽培したイモと合わせ、宇美町の酒造会社「小林酒造本店」が焼酎に加工し、各施設で販売する。
利用者の男性(44)は「雨が降らずに水やりに苦労したが、みんなで一生懸命育てることができてうれしい」と話した。商品は720ミリリットル入りで1260円(税込み)。アルコール度数は25度、フルーティーな味わいが特徴という。問い合わせ先は同施設=0930(24)1584。
=2011/03/29付 西日本新聞朝刊=