小浜市学園町の県立大学小浜キャンパス・交流センターに、一般向けの作品展示スペースが設けられた。3月から2カ月間、嶺南の知的障害者らでつくる「いさざの会」の伸びやかで個性あふれる書が展示されている。
作品の展示場所を提供し、市民に気軽に立ち寄ってもらう機会を増やそうと昨年11月、無料の「キャンパス・ギャラリー」を開設した。9家族が参加する「いさざの会」は2グループ目の展示。21~44歳の会員11人が「絆」「波」「美」など、1文字の作品を中心に30点を出品した。日常の出来事を書にしたものもある。
同会は2000年から月2回、書と絵画、陶芸の制作に取り組んできた。08年から、小浜市社会福祉協議会が「障害者アート」の豊かさを知ってもらおうと作品の貸出先を募り、市内の全公民館、商店街、事業所など30カ所余りで展示されている。
同会の大竹臣哉代表(56)は「筆を持つと、みな生き生きとしてくる。会話は苦手だが、作品を通して発せられる彼らの『声』を、ぜひ聞いてほしい」と話している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/68/0466dc29a67013d55626fd6ba7e7eb2f.jpg)
「いさざの会」の書の展示=小浜市学園町の県立大小浜キャンパス
朝日新聞
作品の展示場所を提供し、市民に気軽に立ち寄ってもらう機会を増やそうと昨年11月、無料の「キャンパス・ギャラリー」を開設した。9家族が参加する「いさざの会」は2グループ目の展示。21~44歳の会員11人が「絆」「波」「美」など、1文字の作品を中心に30点を出品した。日常の出来事を書にしたものもある。
同会は2000年から月2回、書と絵画、陶芸の制作に取り組んできた。08年から、小浜市社会福祉協議会が「障害者アート」の豊かさを知ってもらおうと作品の貸出先を募り、市内の全公民館、商店街、事業所など30カ所余りで展示されている。
同会の大竹臣哉代表(56)は「筆を持つと、みな生き生きとしてくる。会話は苦手だが、作品を通して発せられる彼らの『声』を、ぜひ聞いてほしい」と話している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/68/0466dc29a67013d55626fd6ba7e7eb2f.jpg)
「いさざの会」の書の展示=小浜市学園町の県立大小浜キャンパス
朝日新聞