障害者家族のつながりを広める文化祭(同実行委主催、毎日新聞和歌山支局など後援)が6日、和歌山市中之島の県立体育館であり、支援学校の生徒による和太鼓演奏や模擬店などで約4000人の市民が交流を深めた。
孤立しがちな障害者家族や中小障害者団体などが互いに関係を深めることが目的で、今年で34回目。県立ろう学校や県立盲学校、各支援学校、共同作業所など、同市周辺の34団体が参加した。
会場では、各学校の生徒が制作した絵画や工作などが展示され、訪れた人は豊かな芸術表現に見入っていた。社会福祉法人一麦会理事長の田中秀樹・実行委員長は「大きな舞台で発表する機会は少ないので、発表は生徒たちの大きな自信になっている」と話した。プロ野球独立リーグ・紀州レンジャーズの選手による野球教室もあり、支援学校の生徒がバットを手に打撃の手ほどきを受けた。選手が投げたボールを鋭いスイングで打ち返すと、「ナイスバッティング」と声が上がり、生徒は満面の笑みで喜びを表していた。
毎日新聞 2011年3月13日 地方版
孤立しがちな障害者家族や中小障害者団体などが互いに関係を深めることが目的で、今年で34回目。県立ろう学校や県立盲学校、各支援学校、共同作業所など、同市周辺の34団体が参加した。
会場では、各学校の生徒が制作した絵画や工作などが展示され、訪れた人は豊かな芸術表現に見入っていた。社会福祉法人一麦会理事長の田中秀樹・実行委員長は「大きな舞台で発表する機会は少ないので、発表は生徒たちの大きな自信になっている」と話した。プロ野球独立リーグ・紀州レンジャーズの選手による野球教室もあり、支援学校の生徒がバットを手に打撃の手ほどきを受けた。選手が投げたボールを鋭いスイングで打ち返すと、「ナイスバッティング」と声が上がり、生徒は満面の笑みで喜びを表していた。
毎日新聞 2011年3月13日 地方版