ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

美浜町の作業所に支援続く

2011年12月03日 01時52分06秒 | 障害者の自立
 美浜町の障害福祉サービス事業所、太陽作業所に1日、和田小学校(吉水章夫校長)の5年生から米30㌔が届けられた。授業で子どもたちが田植え、稲刈りをした米で、心のこもったプレゼントに作業所の仲間も大喜び。先月には印南町の中学校からも米が届いたほか、作業所を支援する住民によるサツマイモや野菜の提供もあり、本年度、通所授産施設から多機能事業所へと生まれ変わっても、地域との交流は変わることなく続いている。


 この日は和田小5年生を代表し、塩崎あみさん、松山歩未さん、岩木龍也さんの3人が吉水校長らとともに作業所を訪問。出口和雄教育長の田んぼを借りて作ったキヌヒカリのうち30㌔を精米し、塩崎さんが「台風(12号)がきてとても刈りにくかったけど、クラスのみんなが一丸となって頑張って収穫しました。食べてみたらすごくおいしかったので、皆さんもぜひ食べてください」とプレゼントした。中橋彦也所長は「ことしは台風で稲が全部こけてしまい、機械で刈ることができず、すべて手で刈り取ったと聞きました。農業の苦労を学習したこのお米はみんなの汗の結晶です。一粒一粒を味わいながらいただきます」と感謝した。


 先月25日には、稲原中学校(冨山修次校長)からも生徒たちが収穫したもち米30㌔が届いた。6月の田植えには作業所の仲間も参加させてもらい、生徒会長の清水光顕君は「この交流会を大切にし、これからも田植えなど一緒にできればうれしいです」とあいさつ。作業所自治会の山口忠士会長、杉浦明美副会長は「田植えが楽しかったです。みんなでおいしくいただきます。ありがとうございました」と述べた。


 町内や御坊市の支援者からはサツマイモの収穫体験とイモの提供があり、利用者の保護者らからの野菜の差し入れも。作業所は本年度、障害者通所授産施設から生活介護と就労継続支援B型の多機能事業所へと生まれ変わったが、地域住民と作業所の仲間たちとの交流は以前と変わらず続いている。


2011年12月 3日 日高新報

6年ぶり主演映画 国分太一 乙武さんも俳優デビュー

2011年12月03日 01時47分22秒 | 障害者の自立
 「五体不満足」で知られる作家の乙武洋匡さん(35)の教師体験を基にした小説「だいじょうぶ3組」(講談社)が映画化され、アイドルグループTOKIOの国分太一(37)が補助教員役で主演することが1日、分かった。乙武さんは自身がモデルの教師役で俳優デビューを果たす。メガホンを取るのは「余命1ケ月の花嫁」などを手掛けた廣木隆一監督。2013年公開予定。

 乙武さんは先天性四肢切断の障害がありながら、07年から3年間、東京都杉並区立杉並第四小学校で教諭を務めた。昨年9月、生徒たちとの心温まる交流を「教師・赤尾慎之介」を主人公にした初の小説にまとめた。

 製作する東宝の阿部謙三プロデューサーは「さわやかな感動があり、映像化してみたい、すてきな授業風景を見てみたいと思った」と企画の意図を説明。「赤尾を演じるのは乙武さんしかありえない」と今年2月に出演を相談し、乙武さんから「挑戦してみたい」と前向きな返事を得た。

 また、「障害者を前面に出すと色眼鏡で見る人もいるのでは」(阿部氏)との懸念もあり、赤尾をサポートする補助教員で幼なじみの白石優作を主役に据え、その視点から物語を描くことに。「ソフトな雰囲気と芯の強さがある」(同)という理由で、国分の起用が決まった。

 07年の「しゃべれどもしゃべれども」の落語家役以来、6年ぶりの主演映画となる国分は「お話をいただいたときの率直な感想は『驚』でした。多くの俳優さんがいるなかで、何で僕なんだろう…と。乙武さんや子供たちと一緒に精いっぱい作品に向き合い、撮影を頑張りたい」と語った。

 乙武さんは「全身全霊を傾けて子どもたちと向き合った経験をもとに書いた作品。映画化されるなんて夢のようです」と感激し、「初めての演技に不安もありますが、監督、スタッフ、共演者のみなさんと力を合わせ、メッセージの伝わる作品にしていきたい」と俳優デビューに気合十分。国分についても「優しさの中にも強い芯を持つ白石のイメージにぴったり」と太鼓判を押した。

 生徒役は約300人のオーディションから28人が決定している。他の出演は余貴美子(55)、田口トモロヲ(54)ら。

2011年12月2日 紙面から  中日スポーツ  


日帰り温泉にぎわい再び 上田小県の2施設

2011年12月03日 01時36分07秒 | 障害者の自立
 老朽化などにより営業を休止して新築、改修工事を進めていた東御市布下の市営日帰り温泉施設「御牧乃湯」と、長和町和田で町振興公社が運営する日帰り温泉施設「和田宿温泉ふれあいの湯」が1日、それぞれ営業を再開した。初日から常連客らでにぎわった。

 御牧乃湯は1987(昭和62)年度に開館。本館と新館を全て取り壊し、鉄骨一部鉄筋コンクリート造りの平屋(約750平方メートル)を新築した。事業費は2億9400万円。本館と新館に1カ所ずつあった屋内浴場は1カ所にまとめ、新館側にあった露天風呂を同じ場所で造り直した。

 市内の市営温泉施設で初めて、障害者や手術痕がある人などが利用できる個室の「福祉風呂」も新設した。広さ30平方メートル弱で浴槽は一つ。脱衣室と浴室の段差を無くし、浴槽の周囲に手すりを付けた。利用料は1回1時間半で1グループ千円(入館料は別)。身体障害者手帳などを持つ人がいる場合、利用料は無料になる。事前予約が必要。

 早速、露天風呂に入った同市御牧原の農業小林忠二郎さん(72)は「建物もきれいで気持ちいいね」。

 この日は敷地内の食堂「御牧苑」も改修を終え、営業を再開した。御牧乃湯(電話0268・67・3467)は入館料が大人500円、小学生300円。営業時間は2日が正午~午後8時、その後は午前10時~午後10時。第3木曜定休。

 一方、ふれあいの湯は94年度に開館。温泉をくみ上げるポンプの交換などの工事をしたほか、露天風呂を新設した。事業費は約5500万円。

 初日は入館無料。10人ほどが入れる露天風呂を利用した近くの芳沢岩雄さん(88)は「見晴らしがいいし、お湯もきれい。寒いけれど体が温まるね」と満足そうだった。

 ふれあいの湯(電話0268・88・0001)の営業時間は午前10時~午後10時。第1、3、5月曜休館。入館料は高校生以上300円、小中学生200円。4日まで抽選会などの催しを開いている。

                     
新築された建物に設けられた内風呂=御牧乃湯(左)       新設された露天風呂を楽しむ利用者=和田宿温泉ふれあいの湯



(提供:信濃毎日新聞)


西予・野村学園生が版画詩カレンダー作製

2011年12月03日 01時33分22秒 | 障害者の自立
 西予市野村町野村の障害者支援施設・知的障害児施設「野村学園」(佐藤茂伸施設長、80人)の園生が制作した版画詩「どろんこのうた」の2012年版カレンダーがこのほど完成した。
 どろんこのうたは、約40年前に粘土板に詩や絵を刻んだことから始まり、版画詩に発展した。これまでに多くの詩が詩集やカレンダーになっている。現在は約20人が日々感じたことを詩に書き、月1回のペースで版画作りに取り組んでいる。
 カレンダーには7人の作品を採用。「今日はなにかく? 今日はなにかく? 東北大地震 こわかったです」(川村利行さん)「花火大会 ビール つまみ いか ぶどう」(福田健志さん)「すすきを 見ています 秋です」(岩崎愛さん)など、生活の中で感じたことを表現している。
 印刷版は700円、野村町伝統の泉貨紙に手刷りした原画版は2500円。野村学園やどんぶり館、乙亥会館などで販売している。問い合わせは野村学園=電話0894(72)0448。



愛媛のニュース2011年12月02日(金)

ほっとするニュース:車椅子のシェフ 作ることの楽しさを伝えたい

2011年12月03日 01時29分34秒 | 障害者の自立
 愛知県大口町余野の車椅子のシェフ、伊藤健さん(37)が町社会福祉協議会で料理教室を開き、人気を集めている。伊藤さんは「料理を通して触れ合いを広げ、健常者も障害者も一緒に楽しみたい」と話している。

 伊藤さんは大学卒業後、就職した会社を1年で辞め、「料理を勉強したい」とイタリアに渡った。5年間修業し、現地で小さな店の料理長を任されるまでになった。帰国後、東京や名古屋で料理人を勤めていた。しかし、96年に入院し、脳にウイルスが入る「非ヘルペス辺縁系側頭葉脳炎」と診断された。車椅子の生活になり、勤めていた会社の退職を余儀なくされた。復帰を目指し、いろんな試験を受けるなどしたが、長くは続かなかった。そんな時、同協議会の「障がい者能力活用支援事業(赤い羽根共同募金配分事業)」を知った。伊藤さんは「厨房(ちゅうぼう)には立てないが、食の大切さを知ってほしい」と車椅子で指導し、作ることの楽しさを教えている。

 教室では、パスタやローストポークなどの作り方を教え、「わかりやすい」と評判になった。

 伊藤さんは「時間が合えばいつでも教えますよ」と話している。問い合わせは、伊藤さん(080・3655・1980)。


食の大切さや楽しさを教える伊藤さん(右奥)=大口町社会福祉協議会提供

2011年12月2日    毎日新聞