美浜町の障害福祉サービス事業所、太陽作業所に1日、和田小学校(吉水章夫校長)の5年生から米30㌔が届けられた。授業で子どもたちが田植え、稲刈りをした米で、心のこもったプレゼントに作業所の仲間も大喜び。先月には印南町の中学校からも米が届いたほか、作業所を支援する住民によるサツマイモや野菜の提供もあり、本年度、通所授産施設から多機能事業所へと生まれ変わっても、地域との交流は変わることなく続いている。
この日は和田小5年生を代表し、塩崎あみさん、松山歩未さん、岩木龍也さんの3人が吉水校長らとともに作業所を訪問。出口和雄教育長の田んぼを借りて作ったキヌヒカリのうち30㌔を精米し、塩崎さんが「台風(12号)がきてとても刈りにくかったけど、クラスのみんなが一丸となって頑張って収穫しました。食べてみたらすごくおいしかったので、皆さんもぜひ食べてください」とプレゼントした。中橋彦也所長は「ことしは台風で稲が全部こけてしまい、機械で刈ることができず、すべて手で刈り取ったと聞きました。農業の苦労を学習したこのお米はみんなの汗の結晶です。一粒一粒を味わいながらいただきます」と感謝した。
先月25日には、稲原中学校(冨山修次校長)からも生徒たちが収穫したもち米30㌔が届いた。6月の田植えには作業所の仲間も参加させてもらい、生徒会長の清水光顕君は「この交流会を大切にし、これからも田植えなど一緒にできればうれしいです」とあいさつ。作業所自治会の山口忠士会長、杉浦明美副会長は「田植えが楽しかったです。みんなでおいしくいただきます。ありがとうございました」と述べた。
町内や御坊市の支援者からはサツマイモの収穫体験とイモの提供があり、利用者の保護者らからの野菜の差し入れも。作業所は本年度、障害者通所授産施設から生活介護と就労継続支援B型の多機能事業所へと生まれ変わったが、地域住民と作業所の仲間たちとの交流は以前と変わらず続いている。
2011年12月 3日 日高新報
この日は和田小5年生を代表し、塩崎あみさん、松山歩未さん、岩木龍也さんの3人が吉水校長らとともに作業所を訪問。出口和雄教育長の田んぼを借りて作ったキヌヒカリのうち30㌔を精米し、塩崎さんが「台風(12号)がきてとても刈りにくかったけど、クラスのみんなが一丸となって頑張って収穫しました。食べてみたらすごくおいしかったので、皆さんもぜひ食べてください」とプレゼントした。中橋彦也所長は「ことしは台風で稲が全部こけてしまい、機械で刈ることができず、すべて手で刈り取ったと聞きました。農業の苦労を学習したこのお米はみんなの汗の結晶です。一粒一粒を味わいながらいただきます」と感謝した。
先月25日には、稲原中学校(冨山修次校長)からも生徒たちが収穫したもち米30㌔が届いた。6月の田植えには作業所の仲間も参加させてもらい、生徒会長の清水光顕君は「この交流会を大切にし、これからも田植えなど一緒にできればうれしいです」とあいさつ。作業所自治会の山口忠士会長、杉浦明美副会長は「田植えが楽しかったです。みんなでおいしくいただきます。ありがとうございました」と述べた。
町内や御坊市の支援者からはサツマイモの収穫体験とイモの提供があり、利用者の保護者らからの野菜の差し入れも。作業所は本年度、障害者通所授産施設から生活介護と就労継続支援B型の多機能事業所へと生まれ変わったが、地域住民と作業所の仲間たちとの交流は以前と変わらず続いている。
2011年12月 3日 日高新報