ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

庁舎に出向く手続きは消滅 2030年の公共サービス

2011年12月30日 02時25分03秒 | 障害者の自立
コンピュータの世界では、20年前に夢見ていたスマートフォンやタブレットPCが実現している。まずは夢を思い描くことから現実の変化がスタートする。2011年の終わりに際して、20年後の公共サービスの姿を夢見てみたい。

■市庁舎の縮小

転入・転出、印鑑証明、住民票、納税証明など、いま市民が市庁舎に出向いて行っている手続きは消滅している。市民は自宅から電話で引越先住所と時期を市役所コールセンターに伝えるだけで、あとは市役所同士が手続きを行ってくれる。本人証明や納税証明も、市役所コールセンターに伝えれば、市役所が本人に代わって相手方に証明する。住民票や納税証明書といった紙文書はない。事業者の許認可申請も、すべてインターネット経由の音声入力。補足的な打ち合わせが必要な場合にはテレビ会議で済む。こうしたサービスの実現は、2010年代に急速に進歩した音声認証技術の賜物である。

市民が市役所へ行かなければならない手続きがないので、そもそも、市役所に窓口機能がない。2010年頃、市役所があった場所には、市議会議事堂と一部の管理事務部門だけが残っている。残りの空間は市民広場になっていて、非常災害発生時の避難拠点となる。産業振興担当は、中心市街地を拠点として地元企業に出向いて経営を支援し、観光担当は、観光PRのために世界各地を飛び回っていて固定オフィスはない。

一方で、対面が基本の福祉系サービスは、市内各地に各種の小規模なサービスステーションがくまなく点在していて、各種サービスが至近距離できめ細かく展開されている。要介護の高齢者も身体障害者も地域の人間的助け合いの中で不安なく暮らしている。


■いつでも、どこでも、世界最高水準の教育コンテンツで学べる

市立の小中学校では、世界中から厳選された教育コンテンツに基づいて、世界最高水準の教育を、いつでも、どこでも受けられる。英語教育は、世界でもっとも評価の高いプログラムから直接サービスを受ける。教師は、自ら教えるのではなく、コンテンツを厳選し、それをうまく構成する目利きとプロデューサーの役割を果たしている。

校舎は、教師が児童・生徒に知識を伝達する場ではなく、先生、児童・生徒、地域企業、父兄などが一緒に考え、社会で役に立つモノの見方、考え方、分析に必要なスキル、外国語などを互いに議論し、刺激し合い、社会とつながっている学び合いの場だ。子どものやる気、能力と適性に応じて飛び級も落第も科目毎に起こるのが当たり前。たとえば、数学は大学レベル、英語は小学レベルの内容を履修している中学生など、各自の進度に合わせた個別教育が実現している。

■プッシュ型サービス

最新のインフルエンザ感染防止対策、各種イベント開催情報、地域で多発している犯罪情報など、生活するうえで役立つ情報は、市役所からプッシュでテレビ画面やスマートフォン画面に届けられる。年金受給とか、子どもの医療費補助とか、市民は申請する必要がなく、受給資格が発生すれば、市役所の方からサービス提供開始が打診され、拒否しない限り提供される。すべてのサービスが申請を待たずに行政側からpushで提供されていて、市民には申請する権利ではなく、提示されるサービスを拒否する権利がある。

もし、生活情報について追加的な情報が必要になったら、図書館の情報ヘルプデスクへ電話すれば、すぐに教えてくれる。一方、情報の不正利用防止は徹底しており、自分以外は自分のデータに横断的にアクセスすることは不可能で、自分のデータに誰がいつアクセスしたかは漏らすことなくすべて記録されている。疑わしいアクセスが発生した場合には速やかに通知される。2010年頃に、ネットバンキングで提供されていた環境が更に進化して、行政サービスでも民間サービス同様の使いやすさで実現している。

佐賀新聞 2011年12月29日10:30

漫画交えて聴導犬を紹介 宮田の日本協会長有馬さん本出版

2011年12月30日 02時18分15秒 | 障害者の自立
 上伊那郡宮田村の社会福祉法人「日本聴導犬協会」の有馬もと会長は、聴導犬と暮らす方法などをまとめた「マンガでわかる聴導犬」を出版する。有馬さんが文章部分を執筆し、聴導犬ユーザー(使用者)の漫画家上原麻実(まみ)さん(沖縄県)が漫画を描いた。有馬さんは「聴導犬を温かく受け入れる社会づくりのために、耳が聞こえる人にも読んでほしい」としている。

 入門編と上級編から成る。入門編は14項目で、聴導犬の役割、訓練内容、ユーザーになるために聴導犬育成団体や自治体に申し込む方法を紹介。上級編は、聴導犬訓練士になる方法、聴導犬普及の課題など5項目を説明した。

 漫画は上原さんを主人公に、聴導犬と合同訓練する様子などを描いた。上原さんは2006年、同協会が育てた聴導犬のユーザーに。協会は翌年、上原さんの体験に基づく漫画付きの無料解説冊子を5千部発行。今回は冊子の内容をより分かりやすくした。

 有馬さんによると、国内の聴覚障害者約36万人に対し、認定聴導犬は31頭。店などで聴導犬を含む補助犬が同伴を拒否されることもあるといい、「使用者の権利を保障するために補助犬は必要。ペットとは違う存在と理解してほしい」と話している。

 A5判、128ページ。1680円。来年1月10日から全国の書店で販売する。問い合わせは明石書店(電話03・5818・1171)へ。


「マンガでわかる聴導犬」を手にする有馬会長

(2011年12月29日)(提供:信濃毎日新聞)

みらい産業創造フォーラム「ロボットが拓くみらい産業」開催

2011年12月30日 02時14分30秒 | 障害者の自立
2012年1月30日(月)、川崎市産業振興会館・4F企画展示場で「ロボットが拓くみらい産業」が開催される(15:00~17:00)。

震災復興においてのレスキューロボットの活躍には目覚しいものがあるが、今後も医療・福祉・介護・などさまざまな分野への進出が期待されているロボットとそのみらい産業に関して、多彩なゲ ストを迎えて考えていこうという趣向だ。
参加が予定されているのは島田晴雄氏(千葉商科大学学長、川崎市市政アドバイザー)、小栄次氏(千葉工業大学未来ロボット技術研究センター副所長)、井上剛伸氏(国立障害者リハビリテーションセンター研究所 福祉機器開発部長)、山崎文敬氏(イクシスリサーチ代表取締役)などとなっている。

参加希望者は川崎市経済労働局新産業創出担当までFAX、電話、Eメールで申し込みのこ と。

川崎ニュース [ 2011/12/29 ]

相次ぐ児童虐待事件 地域の結束で防止を

2011年12月30日 02時08分02秒 | 障害者の自立
 春日部市の5歳児虐待事件や新座市の障害児暴行死事件など、埼玉県内では今年も虐待や暴力で幼い命が絶たれる事件が相次いだ。この2つの事件では子供の親や親族が逮捕され、刑事事件としては解決した形だが、今も記者の胸の中では「なぜこんな事件が起きてしまったのだろう」という思いがくすぶり続けている。

 「8月ごろ、春日部で子供が殴られて亡くなった事件があったらしいぞ」-。9月中旬の夜、捜査関係者への取材で、そんな情報が入ってきた。各方面で確かめてみると、確かに県警は内密に捜査を進めているという。以来、記者も独自にこの事件の真相に迫ろうと、関係者への取材を続けた。

 捜査関係者や消防本部などへの取材から、事件の概要がわかってきた。まず、被害者は春日部市の5歳児で、8月中旬に自宅で父親らに頭などを殴られて死亡したという。また、死亡時の体重は、5歳児の平均の半分ほどしかなかったこともわかった。さらに、捜査関係者が男児の自宅を家宅捜索したところ、ものすごい量のゴミが散乱していたという。ある捜査関係者は「ゴミの中でガリガリにやせた子供が親に殴られて亡くなるなんてかわいそうで仕方ない」とつぶやいた。

 10月25日、事件はついに動いた。県警は、男児への暴行容疑で父親と叔父を逮捕した。3人が住んでいたマンションに行き、聞き込みをかけた。しかし、多くの住民は「知らない」「付き合いがないのでわからない」と答えるばかりで、何も情報は得られなかった。

 それでも数時間かけて聞き込みを続けた。すると、ある男性から「以前、ギャーという尋常でない子供の泣き声を聞き、通報したことがある」という話をようやく得ることができた。

 この男性は、県警が男児の自宅を家宅捜索している際、玄関前を通りかかって内部の様子をチラッと見たという。「ゴミが散乱していて、子育てできるような環境ではなかった」と振り返る。男性は「自分も含め、周囲がもっと気にかけるべきだった」と唇をかんだ。このとき、悲惨な虐待事件の核心にようやく迫ることができた気がした。

 父親らが逮捕されてから数週間後、この地域を担当する民生委員の男性が取材に応じてくれた。この男性は、男児の自宅を毎月訪問していた。事件を振り返り、「何度も訪れたが、男児に直接会うことはできなかった。直接話せれば、違った結果になっていたかもしれない」と語った。

 一方、新座市でも7月に体に障害のある長男=当時(9)=に暴行を加えて死亡させたとして、県警が11月16日、傷害致死容疑で父親を逮捕した。そのときも、すぐに現場取材に向かった。しかし、近隣住民からは春日部の時と同じく、「あいさつしたぐらいしか記憶がない」「顔も今ひとつ思い出せない」という声が数多く上がった。近くに住む70代の女性は「少しでも相談してもらえたら」と目を潤ませていた。

 現場で取材をするたびに、多くの人が「あまり付き合いはなかった」といいつつも、「相談をしてくれれば」と話すのを何度となく聞き、同じ地域で暮らす住民の心の温かさに胸を打たれた。春日部の民生委員の男性は「家を訪ねても話してくれない若い世代は多い」というが、「子育てしている若い人が身近な人に相談できるような地域にしていかないと、虐待は絶対に減らない」と指摘する。

 児童虐待事件の取材を通じて、行政や地域が子育て家庭にもっと歩み寄れるような態勢づくりが不可欠だと痛感した。児童虐待がゼロになる日が来るのを、心から願っている。


5歳男児が住んでいたマンションの一室。男児はゴミが散乱する部屋で父親らに頭を殴られ、その後死亡した=10月25日、春日部市増富

MSN産経ニュース 2011.12.29 23:19

増える風疹患者…大人の男性も注意、予防を

2011年12月30日 01時58分58秒 | 障害者の自立
 2011年の風疹の患者数は08年以降で最多となり、特に予防接種政策の影響でワクチンを打たずにきた大人の男性が職場で集団感染するケースが目立った。風疹は妊娠初期の女性がかかると胎児に感染し、赤ちゃんの目や耳などに障害を残すことがある。身近に妊娠を望む女性がいる場合、大人の男性もワクチンを接種して予防することが望ましい。


妊娠初期は要注意

 風疹を引き起こすのは風疹ウイルス。感染者の唾液のしぶきなどに接触することでうつる。

 国立感染症研究所によると、14~21日の潜伏期間の後、発熱や全身の淡い発疹、耳の後ろや後頭部の下にあるリンパ節の腫れなどの症状が現れる。まれに脳炎などの重い合併症が起きるが、通常3日程度で発疹が消えて治り、「三日ばしか」とも呼ばれる。感染しても無症状の人が約15%いるとされる。

 怖いのは妊娠初期の女性が感染した場合。ウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、生まれた子が先天性風疹症候群になることがある。症状や重さは感染時期によって異なり、妊娠2カ月以内だと白内障、先天性の心臓病、難聴のうち2つ以上の障害を抱えて生まれることが多い。妊娠3~5カ月でも難聴がみられる。

 こうした赤ちゃんは1965年に沖縄県で400人以上生まれた。また77~79年の全国的な大流行の際は、影響を恐れた多くの妊婦が人工妊娠中絶をした。


職場で集団感染


 風疹は例年、春先にはやり始め、ピークは5、6月。かつてはほぼ5年ごとに全国的な流行を繰り返したが、94年以降は局地的、小規模な流行にとどまっている。患者の全数把握が始まった2008年は294人。その後、09年147人、10年90人と減少したが、11年は12月11日までの集計で362人と増加した。

 「多くが成人男性」と感染研感染症情報センターの多屋馨子(たや・けいこ)室長。働き盛りの世代で、職場での集団感染も発生した。

 新潟県内の事業所では4~5月、従業員6人と東京本社の2人の計8人が発症。全員が男性で、年齢は30代2人、40代5人、60代が1人だった。

 最初の患者は4月7日にタイから帰国し、16日に発熱した。19日に発疹が出たため病院で受診したが、原因が分からないまま22日には回復。その後、5月上旬に7人が次々に発熱や発疹を起こした。東京本社の2人は、最初の患者が4月15日に本社に出張した際に接触があったという。

 ほかにも北海道などで成人男性の職場集団感染が報告された。全国でも患者数の多い福岡市は12月、ホームページで予防接種などの情報提供を開始。福岡市保健予防課は「減少傾向だったのに11月にまた増えた。成人男性が多い」としている。


ワクチン接種して


 11年の風疹患者に成人男性、特に30~40代が多かったのは、この年代の抗体保有率が70~80%程度と低いためだ。風疹のワクチンは1977年から94年まで、女子中学生だけに定期接種が行われていたため、この世代の男性は以前に風疹にかかっていない限り、ほとんど抗体を持っていない。

 この世代は妻や職場など周囲に妊娠の可能性がある女性が多い。多屋室長は、過去の傾向から12年の流行規模は11年より大きくなる恐れがあると指摘。「妊娠初期の妊婦にうつると赤ちゃんに先天性風疹症候群の心配がある。ワクチン未接種で風疹にかかったことがない男性は、風疹とはしかを予防する麻疹・風疹混合ワクチンを接種してほしい」と話す。

 また、妊娠を望むものの抗体がないか少ない女性も接種が望ましい。安全に妊娠するには接種から約2カ月が必要だという。

MSN産経ニュース 2011.12.29 15:35