ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害児にデイサービス 共働き増でニーズ

2011年12月05日 01時50分13秒 | 障害者の自立
祉法人優輝福祉会(庄原市)が、障害のある子ども向けデイサービスを三次市内で始めた。こうした施設の開設は両市では初めて。

 三次市中心部に11月初め、2施設を設けた。会が畠敷町で運営するケアホーム「ゆうしゃいん三次」の1階部分と、十日市東に所有する民家を活用した。

 対象は0~18歳で、登録制。平日午後と、土曜日、祝日に開く。1日10人前後を上限に、保育士や指導員計5人が世話をする。室内でゲームをしたり、屋外を散策したりする。昼食も提供する。料金は保護者の所得に応じて4段階に分かれる。11月末現在、登録は25人。

 長男(10)を預ける、三次市内の30歳代女性は「パートと子育ての両立に悩んでいた。身近に施設ができて、夫婦安心して働けるようになった」と喜ぶ。同福祉会の森重利夫さん(45)は「障害のある子どもの受け皿として地域で定着を目指す」と話している。

 広島県内の障害児向けデイサービス施設は計72カ所。県障害者支援課によると、共働きの増加で、学校の放課後など親が働きに出ている時間帯の障害児見守りへのニーズは高まっているという。


障害児デイサービスを始めた優輝福祉会の施設/font>

(2011.12.3) 中国新聞




発達障害 支援のあり方学ぶ

2011年12月05日 01時43分40秒 | 障害者の自立
 発達障害がある人に対する支援のあり方について考える研究会が富山大学で開かれ、アスペルガー症候群との診断をうけた女性が講演で「その人のツボを見つけてあげることが大切だ」と話しました。

 研究会では兵庫県のNPO法人特別支援教育ネットワーク「がじゅまる」の理事を務める笹森理絵さんが発達障がいの独特の感性について講演しました。

 笹森さんは自らも32歳でアスペルガー症候群などの診断を受けた発達障害者で、3人の子どもも発達障害を抱えています。

 笹森さんは聴覚や触覚などの五感が過敏で困ることがあると話す一方、音や映像に対する繊細な感覚は才能にもなり、その人の視点にあわせて面白いと感じることや得意なことを探して、些細なことでも自分自信で選択していくことが大切だと話しました。

 また、会話をしていて比喩や言外の意味が分からないことから、家族との噛み合わないやりとりを実例として披露し、会場の笑いを誘っていました。
 
 きょうはこの他、県内の研究者や支援者によるパネルディスカッションも行われました。


兵庫県のNPO法人特別支援教育ネットワーク「がじゅまる」の理事・笹森理絵さんが講演(富山大学黒田講堂)

2011 年 12 月 04 日 16:47 現在 北日本放送

高次脳機能障害に理解深める講習会

2011年12月05日 01時39分38秒 | 障害者の自立
(2011年12月04日 19時16分)

 脳がダメージを受けることで身体の機能や記憶力などに障害が出てくる高次脳機能障害について理解を深める講習会が富山市で行われました。

 講習会は、八尾総合病院やNPO法人脳外傷友の会高志でつくる実行委員会が開いたものです。会場には医療関係者などおよそ100人が参加し、交通事故に遭って言語障害を経験した在宅言語聴覚士の平澤哲哉さんが講演を行いました。

 平澤さんは「話せない、動けないといった障害者の辛さを周囲が理解した上で、リハビリができる環境を充実するために各方面にはたらきかけて欲しいと」と訴えていました。参加した人たちは、それぞれの症状が異なる難しさと、どのような処置が適切か、さらに検討していくことの重要性をあらためて認識していました。

富山県内のニュースです。

障害者と健常者が交流

2011年12月05日 01時34分54秒 | 障害者の自立
作業所の商品販売

 障害者と健常者が触れ合う「あったか交流フェスタ2011」が3日、鹿児島市小野1のハートピアかごしまで始まった。障害者週間(3~9日)の行事で、今年で3回目。4日まで。

 県内の授産施設や小規模作業所で通所者らが作ったお菓子や野菜、アクセサリーなどの展示即売のほか、視聴覚障害者のための福祉機器の展示もあり、家族連れらでにぎわっている。豚みそや昆布巻きなどの食品を販売している川内福祉作業所(薩摩川内市)の鶴薗徹子支援員(57)は「21人の通所者と心を込めて作った。多くの方に食べてほしい」と話していた。

 4日は、障害者による合唱や器楽のコンサートも行われる。主催の県身体障害者福祉協会の岩元賢治交流課長(68)は「障害といっても視覚、聴覚、精神など様々。イベントが障害者について考えるきっかけになれば」と来場を呼びかけている。


福祉作業所などで作られた小物を見る来場者

(2011年12月4日 読売新聞)

陶器製食器:「みやこのじょう太郎窯」岩崎さん、障害者用手作り /宮崎

2011年12月05日 01時29分46秒 | 障害者の自立
 ◇身体機能に合わせ工夫

 都城市吉之元町の「みやこのじょう太郎窯」代表、岩崎真一さん(54)は、知的障害者や身体機能の衰えた高齢者用に、陶器製の食器を手作りしている。個人の身体機能に合わせて形を工夫したコップや皿、茶わんなどで、障害者が自分で食事ができ、介助する家族にも喜ばれている。

 岩崎さんは約20年前、日南市北郷町で知的障害児が暮らす施設に指導員として住み込み、紙すき、陶芸などの物づくりも含めて生活全般を支援した。

 ある少年は細かな動作が不自由で、平らな皿に盛られた料理をスプーンですくう動きを止められらず、皿の外にこぼしてしまっていた。岩崎さんは「自分で楽しく食事をしてほしい」と、スプーンを差し込む部分以外に側面を付け、スプーンが止まるようにした陶器製食器を手作りし、少年にプレゼントした。

 もともと陶芸に関心があり、その後、都城市の窯元で5年修業し、93年に独立した。妻規子さん(49)も絵付けなどを手伝う。

 障害者用の食器は保護者らの口コミや各地での陶器即売会場に見本を並べるなどして知られ、少しずつ注文が入るようになった。

 握力が弱った人のために両手で持つ取っ手を付け、鼻が当たる部分をカットしたコップ▽内側にストローを固定する差し口を付けたコップ▽表面に滑り止め用の粘土をらせん状に巻いて焼いた湯飲み▽取っ手の付いたご飯茶わん▽台座を斜めにしたスープ皿--など。

 岩崎さんは「絵付けや色も考えて温かみのある食器を作っています」と語る。材料代のみの500円で1点を作る。同窯0986・33・1230。

毎日新聞 2011年12月4日 地方版