ゴエモンのつぶやき

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安心キット:“安心”冷蔵庫に 緊急連絡先など筒に入れ保管、高松市が高齢者らに専用キット /香川

2011年12月23日 01時56分45秒 | 障害者の自立
 高松市は、1人暮らしの高齢者らがかかりつけ医や緊急連絡先などを記した用紙を収めて冷蔵庫で保管する専用容器「たかまつ安心キット」の無料配布を年内に始める。キットは東日本大震災の被災地でも活用され、体調を崩した高齢者への初期対応がスムーズに進むなど効果があり、導入を決めた。自治体単位でキットを配布するのは県内初。【馬渕晶子】

 市健康福祉総務課によると、配布対象者は1人暮らしの高齢者や障害者ら「災害時要援護者台帳」の登録者(約1万4500人)に加え、健康不安があって民生委員の見守りを必要としている人ら。

 キットは専用の筒製(直径6センチ、高さ約22センチ)。名前や生年月日、血液型などの本人情報▽かかりつけの医療機関や持病、投与薬などの医療情報▽緊急連絡先--などを記入するA4判の用紙「たかまつ安心シート」のほか、本人確認できる顔写真や健康保険証、診察券などのコピーを一緒に入れる。筒は家の中で見つけやすい冷蔵庫の扉内側に置く。

 対象者が体調に異変を来したり、地震などで被災した際、地域住民や救急隊員が冷蔵庫からキットを取り出して資料を確認すると、適切な処置が速やかに受けられる仕組み。

 市は9月定例議会が可決した一般会計補正予算に計上した事業費1200万円を使い、キットを5万セット用意。高齢者らを地域で支え合い、見守る関係を築いてもらうため、民生委員や自治会役員らが配り、年に1度は情報を更新するよう声掛けしてもらう態勢で運用する。キット申し込みは各コミュニティーセンターで受け付けている。問い合わせは、市健康福祉総務課(087・839・2372)。

 同様のキット配布は、丸亀と三豊、さぬき各市の社会福祉協議会などでも実施されている。

毎日新聞 2011年12月22日 地方版

TV電話使って手話行政窓口

2011年12月23日 01時50分08秒 | 障害者の自立
 広島県府中町は、テレビ電話を活用し、手話で各種の問い合わせに応じるサービスを始めた。聴覚に障害がある人の自宅などからの利用を想定している。

 テレビ電話1台を福祉課に設置。同課配属の手話通訳2人が交代で対応する。受付時間は、月・金曜が午後1~4時▽火・木曜が午前9時~正午▽水曜が午前9時~正午、午後1~4時。

 同課によると、町内の聴覚障害者は約200人。従来は役場に来てもらうか、ファクスやメールなどで相談に応じていた。聴覚障害のある女性は「ファクスは届いたかどうか不安にもなる。直接やりとりできれば対応も早く便利」と喜ぶ。

 利用にはNTTのテレビ電話「フレッツフォン」が必要。町は購入・工事費の9割(上限6万3900円)を助成する。サービスの利用に関する問い合わせは福祉課=電話082(286)3161。


【写真説明】福祉課に設置されたテレビ電話を試す手話通訳

中国新聞 '11/12/22

聴覚障害児の通学時間改善を 京都府教委に親たちが改善要望

2011年12月23日 01時47分35秒 | 障害者の自立
 京都府南部の聴覚障害児が長い通学時間を強いられている問題の改善を求め、親たちでつくる「京都聴障児親の会」が21日、府教委を訪れ、教育長あての要望書を出した。木津川や宇治、京田辺など6家族と関係者ら11人が参加した。

 府内の聴覚障害児の専門施設は、乳児期には上京区の京都市児童福祉センターにある「うさぎ園」、3歳以上の場合は右京区の府立聾(ろう)学校と舞鶴市の分校しかない。これ以外に、京都市には2小学校と1中学校で難聴学級がある。かつては府南部から近い奈良県立ろう学校(大和郡山市)に通えたが、奈良側の事情で2000年以降、京都側から入学できなくなった。

 こうした事情を背景に、親の会は、府立宇治支援学校に今春開設された障害児支援のためのスーパーサポートセンター(SSC)内で乳児期の療育を充実させることや、聾学校幼稚部の分室の開設、府南部の公立小中学校に難聴学級を開設することなどを求めた。

 中学1年の長女が聴覚障害2級という会長の福田全克(まさ・かつ)さん(49)=木津川市=の家族はいま、妻と長女が京都市内に住む二重生活を強いられている。小学校は地元の学校に通ったが、中学になると、難聴学級のある二条中学に行きたいと長女が希望したためだ。幼稚部時代は母子で片道2時間かけて聾学校に通った。

 福田さんは「時間がかかりすぎて子どもや家族が疲弊するのは不幸なこと。解消してほしい」と訴えた。

 一方、府教委側は、聴覚障害の専門家も配置しているSSCの活用と充実を考えたいとの意向を示した。

朝日新聞 2011年12月22日14時38分

福祉事業所の移動車、23日に始動 コロッケなど販売

2011年12月23日 01時40分35秒 | 障害者の自立
 障害者の職業訓練や就労支援を目的に、食品加工販売などを手掛ける「まる工房」(佐賀市)が、新たに移動販売車を走らせる。昨年4月の事業開始から委託販売を続けてきたが、直接消費者に届けることでリピーターを確保するとともに、利用者が実体験を積む場を増やす狙い。23日、佐賀市兵庫南のアロマセラピーサロンの3周年記念イベントに参加して“始動”する。

 フライヤーや冷蔵庫、冷凍庫を備えた軽トラックにスタッフと利用者2人が乗り込み、手作りのオレンジソースや漬物などを運ぶ。おからコロッケやおからドーナツはその場で揚げて提供。委託販売では分かりづらかった消費者の反応を間近で感じ、今後の商品開発につなげる。

 ドラッグストアやショッピングセンター駐車場などでの来春からの販売を目指し交渉中で、駐車場の利用が可能な企業があれば「昼食時間帯などに出かけていきたい」という。試作段階だが、シシリアンライスや弁当、カレーライスなどを「できれば1コインの金額で」と考案している。

 小林幸子マネジャーは「福祉事業所だから買ってくれるではなく、おいしいから買い、それが結果的に社会貢献にもなったというサイクルをつくりたい」と話す。

 まる工房は、佐賀市のNPO法人「ステップワーカーズ」が、障害者が働く場としての受け皿と、実体験を通じ能力を高めるという二つの機能を目指し立ち上げた。食品加工販売のほか、パソコン入力など事務事業も行っている。

 23日のイベントは午後1時から兵庫南の「viss」、電話0952(27)2733で。まる工房は電話0952(36)9080。


新調した移動販売車の前で「ぜひ立ち寄って」と呼び掛ける「まる工房」の利用者=佐賀市鍋島

佐賀新聞 ひびのニュース 2011年12月22日更新

虐待防止センター設置を推進/釧路市障害福祉計画

2011年12月23日 01時38分26秒 | 障害者の自立
  釧路市は市障害福祉計画(第3期計画)の素案をまとめた。国や道の指針に沿ったものだが、この中では2012年度に虐待防止センターを設置することなど障害者の権利擁護を推進することも目標に盛り込んでいる。市は1月まで市民意見を募集した後で成案化する。計画期間は12―14年度の3カ年。素案では、「障がい児支援の充実」「権利擁護の推進」「災害時の支援に向けた地域づくりの推進」は国や道の指針により拡充した。中でも権利擁護の面では、障害がある人への虐待防止やその早期発見、早期対応のために12年度に虐待防止センターを設置を推進していくこととした。

釧路新聞 2011年12月22日 10時37分更新