ゴエモンのつぶやき

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視覚障害者が全国集会 東京 省庁に支援拡大要請

2015年02月18日 01時14分29秒 | 障害者の自立

 視覚障害者の平等なくらしと社会参加の推進を求めて16日、「手をつなごう全ての視覚障害者全国集会」が東京都内で行われました。全国から参加した視覚障害者・支援者は、厚生労働省、総務省、国土交通省、日本郵政、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に要請しました。

 厚生労働省への要請では、身体障害者手帳等級の認定で、「両眼視力の和」ではなく「良い方の視力」に改めるよう要望。厚労省は「学会のまとめを踏まえて来年度以降、検討したい」と回答しました。

 入院中でも院内移動の支援を受けられるよう、通院等介助の制度適用範囲の拡大を求めました。東京都の女性は、「私と夫は全盲。夫が入院した時、付添人を2カ月間頼んだら40万円近くになった。なけなしの貯金で工面したが、命が縮まる思いだ」と語りました。

 65歳になると介護保険法が適用され、それまで受けていた福祉サービスの利用時間・質・量ともに制限され、利用負担額も上がる問題で、参加者から「介護保険ではまかないきれない」「高齢化する障害者には不安しかない」などの声が相つぎました。

 同集会の田中章治代表は「障害が軽くなっているわけではないのに、介護保険の利用を優先させることに反対だ。障害福祉と介護保険のサービスを選択できるようにしてほしい」と訴えました。

2015年2月17日(火)     しんぶん赤旗


疑惑の善意? 強盗に激しく襲われた身体障害者への寄付金が波紋呼ぶ!

2015年02月18日 01時08分00秒 | 障害者の自立

 障害者とその周辺で巻き起こる議論については、以前からトカナのいくつかの記事で取り上げてきた。健常者に比べてはるかに弱い彼らを巻き込む無常な事件や事故などを報道などで知って同情したとしても、彼らがその事故あるいは事件で負った深い傷も、またそれ以前までに常々感じていたことも、健常者にはすべてを理解することはできないだろう――。ただ、今回取り上げる一連のトピックについては、単に「かわいそう」で済む話でもなさそうだ。

■脆弱な体の老人を襲った強盗による卑劣な犯行

 先月下旬、イギリスに住む67歳の男性が自宅前で強盗に襲われ、鎖骨などを折る重傷を負ったというニュースが飛び込んできた。残酷で非情ではあるものの一見どこにでもあるように思えるこの事件の最大のカギは、襲われた老人が身体障害者であるという点だ。

 アラン・バーンズさん(67歳)は、彼の母親が妊娠中に風疹に感染したことで視覚と身体の成長に障害をわずらって生まれ、現在でも体重わずか38kgほどしかないという身体障害者だ。これまで数学について探求し続けるほか、地元のメソジスト教会に熱心に通う敬虔な教徒であり、現在は年金受給者として静かに暮らしていた1人だった。そんなバーンズ氏の生活が一変したのが、強盗に襲われた夜のことだった。

 とある日曜の夜、いつものように家の前のゴミ置き場へビン類を出そうとしていたところを強盗に襲われた彼は、地面に乱暴に押し倒された際自身の鎖骨を強打。隣人の強力により病院で手当てを受けるも、鎖骨を骨折するという大ケガを負ってしまった。


■「恐ろしくて家に帰れない」バーンズ氏のための基金に大金が寄せられる

 この事件にバーンズ氏はとても怯え、家に戻ることどころか近づくことさえも恐ろしいと取材で語っている。そんなバーンズ氏を心配する彼の家族は、彼の移動や宿泊のために支援を開始したのだが、容疑者の捜索や暫定的な宿泊先のための支援が自分たちだけでは賄えない事態にも直面していた。しかし、かねてからのバーンズ氏の地元での評判のよさが功を奏し、地元の美容師であるケイティ・カトラーさんによって基金が設立された。するとその基金には、開始わずか4日間でなんと28万1,000ポンド、日本円にしておよそ5,200万円もの大金が集まったのだ。

 今回議論されているのは、まさにこの不慮の事件によって被害者となったバーンズ氏に集まった、思ってもみないほどの大金についてである。

彼のため? 大金の喜び? ケイティが流した涙の真意

 バーンズ氏の基金には彼を心配し励ますため世界中の人々から募金が集まった。同時に集まったメッセージのほとんども彼を励ますためのもので、それだけの資金と支援があれば彼の平穏無事な暮らしを取り戻すことにそれほど時間はかからないだろう、と思える。しかし、この一件で誠心誠意バーンズ氏に寄り添い支援しようと試みてきた美容師のケイティのために別の募金が集まり、そのお金をケイティが拒否しなかったことに批判の声も出ているのだという。

 確かに、事件の被害者であるバーンズ氏のために行動したケイティは、どんなに親切な人物であるにしろ金を手にすることは完全なる「おこぼれ」であり、おかしな話とも思える。

 しかしケイティ氏、バーンズ氏ともにいくつものインタビューに答えたり、またイギリス国営放送「BBC」の朝のニュースにも出演し、事の概要を詳しく話すなどしている点からも、ケイティに“裏”があるなど誰しも思いたくないだろう。

 これに対しバーンズ氏も、無欲である自分とケイティに向けられた一部の不愉快な意見に対しうんざりするだけでなく、「人々から集まった多くの親切には本当に感謝しているし、このお金はすべて慎重に使うし、間違っても派手な日常を送ろうなどとは思っていない」とコメントしている。同じくケイティも「私はこのお金で彼が家を得ることを心から願っているし、皆さんの温かさには本当に感謝しています」と語っている。

 社会的弱者である障害者を襲うなどということは断じて許されない行為である。しかしその事件にいくら衝撃を受け本当の親切心で何かアクションを起こそうとしても、さまざまな意見が飛び交い時には自分が矢面に立たされてしまう。デリケートな問題に立ち向かい行動するということはそれなりの覚悟が必要で、ケイティが本当に親切心ですべてを行っていたとしたなら天使としか言いようのない、簡単には真似できない善行だったといえるだろう。

2015.02.17     BIGLOBEニュース



障害者の雇用:支援強化報告 県戦略本部会合 /群馬

2015年02月18日 01時05分11秒 | 障害者の自立

 「県雇用戦略本部」の第8回会合が16日、県庁であり、経済団体幹部ら約50人が出席した。

  障害者雇用促進研究会の真保智子座長(法政大教授)は、障害者の法定雇用率を達成した企業が県内では51・6%(昨年6月1日現在)と全国平均を上回っているデータを紹介。2015年度は法定雇用率の早期達成を目標に企業と障害者の双方への支援を一層強化すると報告した。

 出席者からは「各地域で障害者雇用の核となる企業が出てくれば」「雇う側の不安を解消することも重要」などの意見が出た。

毎日新聞 2015年02月17日 


障害者スポーツ知ろう 「だれでもアスリート」

2015年02月18日 00時58分48秒 | 障害者の自立

 障害者スポーツの可能性を考える「だれでもアスリート」が3~14日、日本科学未来館東京都江東区)で開かれる。写真家・越智貴雄さんが撮影したパラリンピック競技や義足を使う女性らの写真60点を展示。6日午後1時から、車いすバスケットボール大曽根佳太選手らと競技用車いすでプレー体験ができる。小学1年以上対象。7日午後1時半からは義足のアスリートのファッションショーも。無料。開館時間は午前10時~午後5時。9日休館。問い合わせは03・3570・9151。

写真・図版

義足でサッカーをする阿部未佳さん


バンクーバー金の新田佳浩が2位 障害者スキーW杯

2015年02月18日 00時50分55秒 | 障害者の自立

 障害者ノルディックスキー距離のワールドカップ(W杯)旭川大会第2日は15日、北海道旭川市の富沢クロスカントリースキーコースでクラシカルのスプリント(1キロ)が行われ、男子立位でバンクーバー・パラリンピック金メダルの新田佳浩(日立ソリューションズ)が2位に入った。女子立位でも阿部友里香(同)がW杯自己最高位の2位となり、初日に続いてメダルを獲得した。16日は公式練習日で競技は17日に再開する。

■大黒柱・新田「チームで取ったメダル」

 エースのメダルに日本チームが沸き返った。男子立位。新田が決勝でロシア選手に続いてゴールすると、詰めかけた観客から拍手と歓声が巻き起こった。「きのうの初日に表彰台に乗りたかったけど、4位だった。きょうは決勝の前に雪が降って、担当者の意見でワックスを変えた。このメダルは、スタッフも含めたチームで勝ち取ったメダルです」。昨年末に左足かかとを痛め、先月末からの世界選手権を回避し、この大会にかけていた。応援に駆けつけた4歳の長男の声援にも応えて、34歳の大黒柱に笑顔が広がった。

写真・図版

2015年2月15日   朝日新聞