ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者施設商品 魅力アップ 墨田でクリエーター協力

2015年02月13日 02時11分08秒 | 障害者の自立

 墨田区内の障害者施設とデザイナーなど区内のクリエーターが手を組み、施設が自主生産するクッキーのラベルをデザインするなど商品の魅力を高める新しいプロジェクト「すみのわ」が進んでいる。十一日は初の展示即売会が、東京スカイツリータウン・ソラマチ五階「産業観光プラザ すみだ まち処(どころ)」で始まった。十七日まで。 

 約一年前、区内の障害者福祉作業所など約二十施設で構成するネットワーク「kai(カイ)」担当の区職員が、区内のクリエーターでつくる「すみだクリエイターズクラブ(すみだクリクラ)」に、商品づくりでの協力を依頼。二〇一四年度からすみだクリクラが区の委託を受け、取り組み始めた。

 最初は、各施設がつくっている商品と、クリクラのメンバーのそれぞれの特性を見極めた上で、組み合わせなどを検討した。その結果、まず三施設で、既存の商品の衣替えや新商品開発に挑んだ。

 展示品は五点。ある施設がつくっていた十三種類のクッキーのラベルは、クリクラのイラストレーターが考案したシンプルで美しいデザインとなった。別の施設は、ぞうきんにステッチ加工をする従来の技術を生かし、三角形の小さな旗をひもに連ねて空間を彩るガーランドを作った。

 商品を手に取った中野区の女性(71)は「ユニークなものが多く、人気商品になるのでは」と話した。施設側からは「自分たちでイメージできないところまで、商品のレベルを高めてくれた」など感謝の声がクリクラに寄せられたという。

 プロジェクトのコーディネーターを務めたプランナーの三田大介さん(42)は「企業や消費者、観光客など協力の輪をさらに広げたい」と話している。会場は「kai」による自主生産品共同販売展の一角。各日午前十時から午後六時まで。

2015年2月12日   東京新聞


全面バリアフリー化 県が障害者用屋内プール整備へ

2015年02月13日 02時07分30秒 | 障害者の自立

 県は、岐阜市内で整備する障害者用の通年型屋内温水プール「新福祉友愛プール(仮称)」の概要を明らかにした。メーンプールは25メートルで6コースを設ける。日本水泳連盟の公認を取り、競技会を開催できるようにする。全面的なバリアフリー化を図り、ことし9月に着工。2016年中の供用開始を目指す。

 同プールは県が障害者福祉の拠点と位置付け、再整備を進めている同市鷺山地区に建設する。延べ床面積は3368平方メートル、建設費は約15億円を見込む。

 県の実施設計によると、メーンプールに加え、温水のサブプール、体温調整に使うジェットバスを整備。手すりや多目的トイレ、視覚障害者向けの音声案内装置などを取り付ける。母親が男児を着替えさせるなど、異性介護に対応する家族更衣室も設ける。

 現在の障害者用プール「県福祉友愛プール」は屋外施設のため、使用は年間で2カ月間のみ。築34年で老朽化も目立つ。県は新しいプールを整備し、障害者の社会参加や東京パラリンピックに向けた選手強化を進める。

2015年02月12日     岐阜新聞


障害者11人の成人祝う

2015年02月13日 02時03分29秒 | 障害者の自立

 区内の障害者の新成人を祝う集いが2月1日、鶴見市場地域ケアプラザで行われた。主催は鶴見区障害児者団体連合会(藤田美智子会長)。

 当日は地域作業所に通う障害者11人のほか、征矢雅和区長や小山和雄鶴見区自治連合会会長ら107人が出席。マンドリンの演奏も行われ、新成人の船出を盛大に祝った。

 式典では、新成人代表として大竹諭さんが「60、70歳になっても仲間と笑って暮らせるよう、自覚と責任を持って一日一日を大切にしたい」とあいさつ。保護者は子どもの晴れ舞台に、「お世話になった方々の前でこのように式を挙げられるのはありがたいこと。20歳を迎えることができて嬉しい」と地域への感謝と喜びを露わにした。

 藤田会長は「親への感謝を忘れず、社会人として色々なことにチャレンジして」と新成人へエールを送っていた。

2015年2月12日     タウンニュース


障害者のストレス考慮を 「快適な海水浴場」で討論

2015年02月13日 02時00分01秒 | 障害者の自立

障害者も気軽に海水浴を楽しめるユニバーサルビーチをまちづくりに生かすため、具体策を考える「大洗デザインシンポジウム」が6日、大洗町磯浜町の大洗文化センターで開かれた。

バリアフリー観光先進地に関する講演をはじめ、職員や学生、町民を交えた円卓ディスカッションが行われ、ユニバーサルビーチの未来を考えた。

シンポジウムは町と茨城大が主催。「どうかえる?どうかわる?まちの宝・サンビーチ」をテーマに実施された。

同町は1998年から、大洗サンビーチを障害者や高齢者が安全で快適に楽しめるように「ユニバーサルビーチ」化を進めている。

NPO法人バリアフリーネットワーク会議(本部・沖縄)代表の親川修さんが、高齢者や障害者が気兼ねなく訪れられる観光地の事例について講演。親川さんは「観光地に求められるのは、普通にトイレ、食事、入浴ができる環境と移動手段。一般の客と同じように、楽しんでもらえることが大事」と強調、ストレスを感じさせない対応の重要性を指摘した。

円卓ディスカッションで、日本福祉のまちづくり学会長の秋山哲男さんは、町が津波対策で同ビーチに高さ約4・5メートルの築山を設ける手法について「海が見えなくなっていいのか。見える方法はないのか。議論を尽くしてほしい」と訴えた。

2015年2月12日    茨城新聞


障害者差別:撤廃目指す 博多でフォーラム /福岡

2015年02月13日 01時55分10秒 | 障害者の自立

 障害者差別をなくし、権利の主体であることを確認する「障害者自身が発信するフォーラム」が11日、博多区の福岡国際会議場であった。障害者ら約70人が参加し、差別撤廃に向けた取り組みを話し合った。

  全国で障害者差別禁止条例を制定する動きが活発化していることを受け、障害者の意見をより反映させようと「福岡・障害者と暮らしを創る会」が開催。

 前内閣府障害者政策委員で知的障害者の土本秋夫さんが講演。障害者らが参加したパネルディスカッションでは「差別はいけないという認識は浸透してきたが、逆に差別を隠す社会になってきている」「障害者は差別されていることをもっと積極的に発信してもいい」などの意見が出された。

〔福岡都市圏版〕    毎日新聞 2015年02月12日