ゴエモンのつぶやき

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被災者向け買い物代行:低料金サービスが2月末で終了

2015年02月22日 01時43分54秒 | 障害者の自立

 ◇盛岡のNPO法人、活動資金の雇用創出基金が対象外に

 高齢などで外出がままならない東日本大震災の被災者向けに、盛岡市の民間団体が続けてきた低料金の買い物サービスが、2月末で終了する。活動資金としてきた、国の雇用創出基金の対象外となり継続できなくなったため。3月以降、経済的負担が増える利用者からは「続けてほしかった」との声が上がっている。

 女性の自立支援に取り組むNPO法人「参画プランニング・いわて」(盛岡市)が震災5カ月後の2011年8月、津波被害の大きかった岩手県宮古(みやこ)市と大槌(おおつち)町、野田村で始めた。現在は5市町村で雇用した20〜50代の女性20人が「芽(め)でるカー」とのグループ名で活動。1日十数軒を訪ね、1回100円の利用料で請け負ってきた。

 仮設住宅や災害公営住宅(復興住宅)には、巡回する移動販売車にさえ歩いて行けない高齢者や障害者もいる。芽でるカーはそんな買い物弱者の味方だった。電化製品から食品まで、「縦に持ったときに、ピンと立つほど鮮度の良いサンマ」などの細かい要望にも応えてきた。

 事業を委託している市は、年間事業費6300万円に国の雇用創出基金の補助金を充ててきた。しかし、市によると、2月までの事業を継続するためには、新規に申請する必要があるが、来年度以降は対象が津波被害のあった沿岸市町村のみとなり、内陸の盛岡は補助金を受けられなくなった。同市と同NPOは沿岸市町村に引き継ぎを要請したが「基金事業は1年ごとの更新で先を見通せずやりにくい」「民間が同じサービスをしている」などと受けてもらえなかった。

 事業の終了を知った利用者からは「やめないでほしい」との声が上がっている。大槌地区リーダーの沢山美恵子さんは「復興住宅など建物はできてきたが、それだけでは復興じゃない。生活が成り立ってこそ。その根幹が買い物だ」と残念そうに話す。

 ◇雇用創出基金事業

 リーマン・ショックがあった2008年、厚生労働省が失業者の雇用確保のため始めた。この交付金で都道府県が基金を設け、市町村を通して、NPO法人などが雇用対策として行う事業に補助金を出す。厚労省によると、2014年度までに約1兆8000億円を交付し、約140万人の雇用を生んだ。東日本大震災後、被災者を雇用する特別メニューも作ったが、15年度以降の新規事業は、津波被害を直接受けた沿岸市町村に限定する。

毎日新聞 2015年02月21日


知的障害施設関係者ら研修 20日まで郡山

2015年02月22日 01時40分57秒 | 障害者の自立

県知的障害施設合同研修会は19、20の両日、郡山市のホテル華の湯で開かれている。

県知的障害施設協会の主催、県知的障害児者生活サポート協会の共催。

初日は施設関係者や施設利用者の保護者ら約330人が参加した。

山形県知的障害者福祉協会長で社会福祉法人愛泉会理事の井上博氏が「今の私たちを取り巻く課題の確認〜大切な目標を見失わないために〜」と題して基調講演した。

村上実県知的障害施設協会長をコーディネーターに、「権利条約批准を受けて私たちが進めるべきこと〜意思決定支援をどう守り進めていくか〜」のテーマでシンポジウムを行った。

最終日は東日本大震災で避難した県内の施設関係者の現状報告に続き、北朝鮮による拉致被害者で新潟産業大経済学部准教授の蓮池薫氏が「夢と絆〜拉致が奪っていったもの〜」のテーマで特別講演する。

 2015年02月20日    福島放送


登別の公園トイレを水洗化などで快適整備へ

2015年02月22日 01時33分02秒 | 障害者の自立

 登別市内の美園公園、若草中央公園、新川公園、川上公園の安全性と利便性向上に向け、登別市は2015年度(平成27年度)にトイレの水洗化とバリアフリー化を進める。15年度予算案に公園便所整備事業費3070万円を計上。お年寄りから子どものほか、障害者など「誰もが気軽に利用できる公園」に向け整備する考えだ。 

 事業費(実施設計、工事費含む)は美園公園と新川公園が各850万円、若草中央公園と川上公園が各650万円と試算。このほか事務費70万円を盛った。工事は10~11月に着手し、来年1月ごろの終了を目指す。

 公園は1985~90年に順次完成した。点検清掃は若草中央、新川、川上が指定管理者が毎日実施し、美園は企業組合が週1回行っている。ただ、建設から20~30年以上経過し老朽化はじめ、未水洗化や未バリアフリー化の課題が判明し、地域住民から整備を要望する声が出ていた。

 市は「公園の安全性、利便性の向上を図り、快適な住環境づくりを推進する」と説明した。

【2015年2月20日(金)朝刊】    室蘭民報

介助犬シンシア銅像に 兵庫

2015年02月22日 01時25分13秒 | 障害者の自立

 宝塚市は、平成14年に施行された身体障害者補助犬法の制定に関わった介助犬「シンシア」の銅像(高さ78センチ)を同市栄町のJR宝塚駅改札前に設置すると発表した。命日の3月14日に除幕式が行われる。

 介助犬はドアの開閉や落としたものを拾うなど、手や足が不自由な身体障害者の生活を助ける。シンシアは、8年7月~17年12月、同市の会社員、木村佳友さん(54)の介助犬を務め、18年に死んだ。

 シンシアが木村さんを介助する姿が、マスコミなどで広く知られるようになり、レストランやスーパーなど施設への介助犬の同伴ができることなどを定めた身体障害者補助犬法の成立に貢献した。

 市は、「すべての人にやさしいまち」のシンボルとして銅像の設置を決めた。木村さんは「シンシアは不自由な生活を助けてくれた。銅像が相手の気持ちを思いやる象徴になればうれしい」と話した。

3月に設置されるシンシアの銅像をなでる木村佳友さん=宝塚市役所

2015.2.21    産経ニュース