ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

遠くに住む娘さんからの思いを、生き生きとしたグリーンにこめて

2017年04月07日 01時10分05秒 | 障害者の自立

〈依頼人プロフィール〉金 弥玉さん 36歳 女性 アメリカ在住 

 2001年、映画の勉強をするために単身ロサンゼルスへ渡りました。現地の大学ではテレビ制作の学位を取り、卒業後はテレビ制作の仕事に就きました。2006年にはアメリカ人男性と結婚。6年後に離婚しましたが、人生の仕切り直しと思い、そのまま後ろを振り向かず、前進し続けてきました。

  でも、その頃から自分の中で何かが変わり始め、都会でテレビの仕事を続けるよりも、自然に囲まれた田舎で自給自足のような生活をしたいと思うように。結局、2013年にテレビの仕事を辞め、高校時代の留学先でもあったミシガン州へ引っ越しました。

  それが、日本でずっと応援してくれていた母には理解できませんでした。母は今年69歳になりますが、「やりたいことは、やらないで後悔するよりやって後悔したい」という強い女性。20数年前に離婚しましたが、いつも自分のやり方で夢を実現させ、シングルマザーで3人の子どもを育ててきました。そんな母にとって、私の決断は「夢をあきらめた」としか見えなかったのです。

  私にとっては「夢が変わった」だけでしたが、母は「せっかく夢を追いかけてロスまで行ったのに……」という思いが強かったよう。母の理想と私の理想は相いれず、連絡をとること自体が憂鬱(ゆううつ)になってしまいました。

  そんな中、年下の男性との間に子どもを授かりました。でも、母にはなかなか報告できず。「稼ぎはあるの?」「学位はあるの?」と相手のことをいろいろ詮索(せんさく)されるに違いなく、それがおっくうだったのです。母の理想の相手と私の理想の相手も、また違うのです。

  私の伝え方が悪かったせいで、一時期は険悪な仲になってしまいましたが、昨年11月に無事出産。最終的には、母は孫の誕生を心からよろこんでくれ、近頃は写真やビデオを見ては、いつもうれしそうに電話をくれます。

  自分のことを「ひどい娘だな」と思うことはたくさんあります。母は頑固で気難しいところもありますが、愛情と優しさあふれるすてきな女性です。年老いた身体なのに、子どもたちはみんな遠くに住んでいて一人暮らし。私が近くに住んでいれば、もっと孫にも頻繁に会えるのに……といつも罪悪感を感じています。

  今までこれといって母へプレゼントを贈ったことはありませんが、母への敬意、感謝、愛を伝えられるような感動的な花束を作っていただけないでしょうか。「なかなか会えないけれど、私は息子とパートナーと共に幸せに生活しています。いつも母のことを思っています。感謝しています」という気持ちを込めて……。

  母は、定年退職するまでは老人や障害者のケアマネジャーをしていました。料理が得意で、今は時々お総菜やお弁当を施設に納めたりしています。畑が好きで、長年借りている畑で野菜を育てています。仰々しい華やかなお花より、野花やナチュラルな雰囲気の花束が似合う気がします。もし可能でしたら、ミシガン州で春にたくさん咲くライラックか、ミシガン州の花であるリンゴの花を使っていただけないでしょうか。

〈花束を作った東信さんのコメント〉

  お母さまへ、今まで伝えられなかった感謝の気持ちを伝える花束ということなので、シンプルかつナチュラルにまとめました。

  使用した花材は、ご希望のあったライラック、フリージア、グロリオサのつぼみ、スイートピー、ナデシコです。畑が好きなナチュラルなお母さまへの花ですので、薄緑のグリーンをあわせて、生き生きとさわやかなアレンジにしました。

  さらに色のついた花を加えることもできましたが、今回は誕生日や記念日などの贈り物ではないので、あまり重たくならないように仕上げました。遠くに住む娘さんからの思い、届きましたか?

 「&w」では、読者のみなさまから「物語」を募集しています。
 こんな人に、こんな花を贈りたい。こんな相手に、こんな思いを届けたい。
 花を贈りたい人とのエピソードと、贈りたい理由をお寄せください。毎週ひとつの物語を選んで、東さんに花束をつくっていただき、花束は物語を贈りたい相手の方にプレゼントします。その物語は花束の写真と一緒に&wで紹介させていただきます。

  • 写真 椎木俊介  2017年4月6日 朝日新聞社

椅子式スピーカー  九大院生3人のチーム、国際大会V 振動体感、全ての人に音楽を 

2017年04月07日 01時00分54秒 | 障害者の自立

聴覚障害者の意見基に研究「使い手の目線で」

 振動の触感で全ての人に音楽を--。工業デザインを学ぶ九州大大学院生3人のチームが考案した椅子式の「ダイバーシティスピーカー」が、3月にアジアの国・地域の学生が参加し台湾で開かれた国際デザイン大会で優勝した。聴覚障害者の意見を基に、音を振動の強弱で体感でき、誰もが楽しめる仕組みが高く評価された。

 大会は、コンピューターを使った製品設計システム(CAD)のソフトウエアを販売する米国のオートデスク社が主催する「オートデスクパノラマ2017」。金型の模型を作らなくても完成イメージを立体的に示せる同社のシステムを使って製品デザインに挑戦する。8回目の今年は「オーディオ機器」をテーマに、独創性や将来的な有用可能性などを競った。

 7カ国・地域11チームの中から優勝したのが九大大学院2年の小川慧さん(24)、水野諒大さん(24)、河野圭紀さん(23)。多様性を意味するダイバーシティを冠したスピーカーは直径40センチ、高さ10センチほどのこまのようなシンプルな形状で、上部の座面に腰掛けて使う。音声出力はない代わりに、音の高低やリズムに合わせてモーターを作動させ、座面の凹凸の層を動かす仕組みにし「触れて楽しむ音楽」を目指した。

 小川さんは「音楽を全ての人が楽しめているかどうか考えた時、聴覚障害の人が楽しめていないのでは、と話し合った」といい、中途で聴力を失った男性に実際に意見を求めてアイデアを練った。優勝に、河野さんは「使い手の目線で考える日ごろの研究が役立ったと思う」と喜び、水野さんは「聴覚障害の男性から『製品化を期待している』とメッセージももらった。いただいた評価を受けて何とか形にしたい」と実用化へ企業などと連携したい考えだ。

 デザイン大会で優勝した(左から)水野さん、河野さん、小川さんのチーム

〔福岡都市圏版〕毎日新聞   2017年4月5日


2017年4月7日(金)プレイ&リズム希望丘にて贈呈式を開催

2017年04月07日 00時50分05秒 | 障害者の自立

イー・ラーニング研究所 社会福祉法人 せたがや樫の木会 プレイ&リズム希望丘へ学習機材としてタブレットを寄贈

 e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市 以下、イー・ラーニング研究所)は、フォルス学習システムの販売店「フォルスobligations」と共同し、東京都世田谷にある、社会福祉法人 せたがや樫の木会が運営するプレイ&リズム希望丘へ、フォルス学習システムとオリジナルタブレット端末を寄贈します。また、寄贈に伴い2017年4月7日(金)10時30分よりプレイ&リズム希望丘にて贈呈式を開催します。

 プレイ&リズム希望丘は、世田谷区の障害児や障害者が住み慣れた地域で、安心して自立生活を続けられるよう質の高い福祉サービスを提供し、支援しています。音楽、創作活動、スポーツを通じて日常生活における基本動作を習得し、また集団生活に適応することができるよう児童の人格を尊重し、個々のニーズに合わせたプログラムによる支援を行なっています。

 イー・ラーニング研究所は、児童の教育格差を是正するために2008年から、全国の児童施設へフォルス学習システムやパソコン・タブレット端末の寄贈活動を行っています。「学びたい」というニーズに応える生涯学習をe-ラーニングで提供することで、次世代を担う子どもたちの知的好奇心や人生を生き抜くために必要なスキルを養える場を提供していきたいとしています。
 今回の寄贈は、イー・ラーニング研究所の企業理念と、プレイ&リズム希望丘の取り組みが一致していることから実現に至りました。

 また、寄贈を記念して、2017年4月7日(金)10時30分よりプレイ&リズム希望丘にて贈呈式を行います。贈呈式では、イー・ラーニング研究所からプレイ&リズム希望丘の所長 布施麻紀子氏に、イー・ラーニング研究所から自社開発したフォルス学習システムへアクセスできるIDパスワード20アカウント、フォルス学習システムの販売店「フォルスobligations」からオリジナルタブレット端末「FORCE Tab」を20台提供します。
 オリジナルタブレット端末「FORCE Tab」は、教育コンテンツが20種類以上搭載された、ゲーム感覚で学習ができるe-ラーニング教材です。さらに、2015年8月に小中学生向け無料動画学習コンテンツ「スクールTV」を配信し、積極的なアウトプットを促すことで「学習習慣の定着」を目指しています。

 今後もイー・ラーニング研究所は、教育格差を是正するために、社会貢献活動を通じて教育への課題解決に尽力して参ります。

【社会福祉法人 せたがや樫の木会 プレイ&リズム希望丘】
名称:社会福祉法人 せたがや樫の木会 プレイ&リズム希望丘
所在地:東京都世田谷区船橋7-8-3
代表者:所長 布施 麻紀子
URL:http://kashinokikai.net/index.html


【株式会社イー・ラーニング研究所】
名称:株式会社イー・ラーニング研究所
本社:大阪府吹田市江坂町1丁目23番地38号 F&Mビル6F
東京支社:東京都港区港南1丁目8番40号 A-PLACE品川1F
代表者:代表取締役 吉田 智雄
URL:http://e-ll.co.jp/

2017/04/06   時事通信


最後のサッカー交流試合

2017年04月07日 00時38分51秒 | 障害者の自立

東海ブレッズと精華園チーム

 秦野市立広畑小学校などの児童が所属する少年サッカーチーム東海ブレッズと、秦野市南矢名の知的障害者施設・秦野精華園の利用者らのサッカーチームが3月19日、最後の交流試合を行い卒業生やコーチも含め50人が参加した。両チームはこれまで月に1回、同園のグランドで交流試合を行っていたが、同園の施設改修に伴いグランドが使用できなくなることから今回が最後となった。

 16年前から交流を重ねてきた両チーム。2010年に同園チームが県ゆうあいぴっく2部リーグで念願の優勝を果たした際には「東海ブレッズとの交流戦のおかげ」と言われたブレッズのコーチが「そんなことを言ってくれるなんて」と涙ぐむ場面もあったという。

 秦野精華園の原田鉄也園長は「練習相手になって頂いただけでなく利用者の方がスポーツを通じて人との付き合い方を学ぶ場にもなっていた」と話し、東海ブレッズの植田仁志コーチも「月に1回、障害のある方と交流する機会があったのは、子どもたちにとってとても良いことだった」と振り返った。

 近隣のグランドはすでにほかの団体の練習予定で埋まっており、練習場所を探すのは難しいというが、両者は「今後また一緒に練習する機会あれば」と話す。

握手を交わす選手たち

握手を交わす選手たち

2017年4月6日   タウンニュース


「人は幸せになるべき。でも薬物によって幸せになった人はいない」

2017年04月07日 00時31分18秒 | 障害者の自立

~世界保健デー記念イベント「薬物はどのように有害なのか」

2017年度の新学期が始まり、春の日差しとともに薬物への誘惑も入ってくる学校やキャンパス。青少年の健康を願い、薬物の真実について多くの方々に知っていただくため、日本薬物対策協会では、4月9日世界保健デーを記念して、「薬物はどのように有害なのか」イベントをサイエントロジー東京にて開催します。特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、日本薬物対策協会のイベントに協力しています。

 先月、長崎で高校生7人が大麻所持で書類送検されたと報道されました。「みんなで吸うためだった」と、それぞれ容疑を認めているということでした。 インターネットを見れば、薬物の情報、時には大麻賛美などの情報も流されており、中高生が影響をうけるのでしょう。薬物事犯で検挙される青少年が急増しています。

 沸騰したお湯やガラス片を飲むことを勧める人はほとんどいませんが、ビジネスのために薬物を勧める人たちがいます。そして、それが好奇心を駆り立て、犯罪意識が希薄になり、薬物に走る青少年が増えているのです。

 目標や夢を実現するために、学んだり、経験したりするのが青少年。しかし、薬物に手を出して、人生をダメにする経験は必要なのでしょうか。いいえ、違います。単に薬物が身体的にも精神的にも危険であると理解をもたらせれば、その経験は必要ではなく、ほとんどの青少年が薬物に走ることがないでしょう。

 薬物という罠に落ちず、すくすくと健康に育ってほしいというのは、子を持つ親なら誰でも願うもの。学んで、経験して、本当の自分の人生を生きてほしいと多くの教師も望むことでしょう。

 より多くの青少年、親、教師、教育関係者、市民団体、行政機関などに分かりやすく「薬物の真実」を知ってもらうことが解決策になります。

 そこで、2008年より学校を中心に日本薬物対策協会では学校講演を続けています。東京、埼玉、神奈川、群馬など学校での2016年度3学期「薬物乱用防止講演」ツアーも終了しました。この講演は、アメリカの人道主義者であるL. ロン・ハバード氏の薬物に関する研究を元に、児童・生徒に分かりやすく講演するためにパワーポイントを使用し行われています。

「薬物のない世界」を目指し、各講師がそれぞれ「人は幸せになるべき。でも薬物によって幸せになった人はいない」、「自分が取らないだけでなく、他の人にも薬物を取らせない。君たち自身の夢を叶えるために…」、「薬物は決して問題を解決してはくれない。問題は自分で乗り越えるもの」と熱いメッセージを送り、児童・生徒とともに「薬物にNo! 生きることにYES!」と唱和して回りました。

 ある校長は、講演に関して「トラブルに巻き込まれないためにも、小学生のころから学ぶべき内容だと改めて思った」などと話しています。ある司会の先生は、児童に向かって講師のメッセージを復唱しました。

 2017年度の新学期が始まり、春の日差しとともに薬物への誘惑も入ってくる学校やキャンパス。青少年の健康を願い、薬物の真実について多くの方々に知っていただくため、日本薬物対策協会では、4月9日世界保健デーを記念して、「薬物はどのように有害なのか」イベントを支援団体であるサイエントロジー東京にて開催します。

 日本薬物対策協会のトップ講師小倉謙氏が、薬物の真実について講演します。司会は群馬県教育委員会でも講演した人気講師の鈴木麻美氏です。講演の後は、1Fにて情報コーナーのパネルツアーも行います。
 特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、日本薬物対策協会のイベントに協力しています。

世界保健デー記念イベント【薬物はどのように有害なのか】
日時  4月9日(日)午後3時半~5時半まで
場所  サイエントロジー東京 8Fイベントホール
     (東京都新宿区百人町1-25-1)
    (JR新宿駅より徒歩約15分JR⼤久保駅南口より徒歩3分)
司 会   鈴木 麻美 氏
基調講演 「薬物の真実 知られざる薬物の真実と私たちができること」
      小倉 謙  氏
パネルツアー ~協会講師による薬物乱用防止のための教育ツールの紹介ツアー~
問合せ・申込み: email: info@drugfreeworld.jp Fax: 03-4496-4142
※参加無料
※日本薬物対策協会は米国カリフォルニア州の公益法人「薬物のない世界のための財団」の日本支部。市民や団体、行政機関などに薬物の有害性に関する教育・啓発を行っています。
 

特定非営利活動法人イマジン      !2017年4月5日