ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

福祉ではない実践法伝授

2017年04月16日 16時12分05秒 | 障害者の自立

 やや刺激的なタイトルの本書は、好評を博した本紙連載の新たな書き下ろし版。障害当事者と企業の架け橋として活動している著者にしか書けない具体策盛り沢山の内容で、肢体や聴覚などの身体障害、うつ病・双極性障害、統合失調症、アスペルガー、知的障害等障害の種別に、企業が真に知りたいトラブル防止法を教える。

 エッセンスを一言でいえば「本気で向き合うこと」なのだが簡単ではない。受け入れた企業側の担当者が疲弊してしまうケースが後を絶たず、障害者雇用率の対象に精神障害者が含まれた今後はそうした傾向がますます強まろう。

 「福祉と雇用は違う」が持論の著者ならではの実践法をふんだんに盛り込んだ内容で、価値ある一冊。

(久保修一著、労働新聞社刊、TEL03-3956-3151、1400円+税)

2017.04.15【書評】


障害者の晴れ着姿撮影イベント 枚方で5月に

2017年04月16日 15時57分57秒 | 障害者の自立

 障害者の着物姿を撮ります――。枚方市の写真家と府立大准教授が5月に撮影イベントを開く。成人式に出られず、晴れ着姿を諦めた障害者に、思い出になる一枚を残そうと企画した。

 企画したのは、地元をテーマに撮影を続けている写真家の樺井良祐さん(49)と、府立大の松下由美子准教授(48)。

 「障害者は着物を着ることを諦めている」。昨夏、知人の美容師からそう教えられた樺井さんが、看護学が専門の松下准教授に相談したのがきっかけだった。

写真・図版 

イベントに使う着物を手に取る樺井良祐さん(左)と松下由美子准教授

2017年4月15日     朝日新聞


Eテレ「バリバラ」で知的障害者ロックバンド・スーパー猛毒ちんどんの日常に密着

2017年04月16日 14時27分34秒 | 障害者の自立

NHK Eテレ「バリバラ」に、知的障害者で構成されたロックバンド・スーパー猛毒ちんどんが2週にわたって登場。その前編が明日4月16日(日)19:00からオンエアされる。

スーパー猛毒ちんどんは派手な衣装に身を包み、いじめや仲間外れ、失恋、親からの独立など自身の実体験を赤裸々に歌うバンド。普段は福祉事業所が運営するリサイクルショップで働いている彼らは、仲間たちと自立生活を送る中で、障害ゆえに奪われてきた体験を少しずつ取り戻し、少し遅めの“青春”をおう歌している。番組ではそんな彼らの日常を2週にわたって紹介する。

スーパー猛毒ちんどんのライブの様子。(写真提供:NHK)

スーパー猛毒ちんどんのライブの様子。(写真提供:NHK)

自立のため自炊生活をするスーパー猛毒ちんどんのメンバー。1食175円。(写真提供:NHK)

 自立のため自炊生活をするスーパー猛毒ちんどんのメンバー。1食175円。(写真提供:NHK)

「バリバラ」のワンシーン。(写真提供:NHK)

「バリバラ」のワンシーン。(写真提供:NHK)

2017年4月15日   ナタリー


応援校10校を指定 障害者スポーツの理解促進で

2017年04月16日 14時21分16秒 | 障害者の自立

東京都教委は4月13日、パラリンピック競技の観戦・体験やボランティアなどを行うパラリンピック競技応援校として、都内公立小・中学校10校を指定した。五輪東京大会の開催に向け、小・中学校での障害者スポーツへの一層の理解促進と普及啓発を目指す。

この事業は、指定を受けた応援校が選択したパラリンピック競技について、パラリンピック競技団体と連携した取り組みを実施するもの。観戦や体験、競技大会のボランティア参加などを通して、児童生徒の障害者スポーツに対する興味・関心の向上や理解促進を図る。また取り組みの成果の普及啓発も行っていく。

事業期間は今年度末まで。内容は、▽競技の観戦、応援▽競技の体験▽年間活動計画の作成▽競技大会での運営ボランティア▽その他、競技の理解・啓発に関する取り組み――など。小学校6校と中学校4校の計10校が指定された。

競技別指定校は、▽シッティングバレーボール=豊島区立池袋第三小学校と小平市立小平第五中学校▽ブラインドサッカー=品川区立荏原第六中学校と羽村市立羽村第二中学校▽ボッチャ=台東区立大正小学校と東村山市立回田小学校▽ゴールボール=足立区立花保小学校▽車椅子バスケットボール=東久留米市立神宝小学校▽ウィルチェアーラグビー=渋谷区立長谷戸小学校▽車いすフェンシング=練馬区立開進第四中学校――。

2017年4月14日   教育新聞


視覚障害者用の点訳・音訳を体験

2017年04月16日 14時11分39秒 | 障害者の自立

目の不自由な人のために本や雑誌の文字を、点字や音声に編集する作業の体験会が14日、盛岡で開かれました。
「県立視聴覚障がい者情報センター」が開いた体験会には、午前の部のみで22人が参加しました。センターはボランティアの協力で、本や雑誌を点字に編集する「点訳」や、音声データにする「音訳」に取り組んでいます。点字や音声データはセンターの中にある点字図書館に保管され、目の不自由な人の情報収集に役立てられています。参加者は専用のパソコンソフトを使った、点字のタイピング作業や、読み上げた雑誌の文面を録音編集して、CDにする作業を実際に体験しました。文庫本1冊を点訳、音訳する場合、通常8か月から1年かかるとされます。

(体験者)
「初めてだったので打ち方で緊張してしまったのですが、教えていただければ私でもできるかなという感じになりました。」

センターのボランティアには点訳151人、音訳110人が登録していますが、高齢化に伴い人数は減っています。センターは体験会を通して今年度、点訳で10人、音訳で8人のボランティア増員を目指しています。

(千葉義郎所長)
「視覚に障害がある方々のために、どういった活動をしているかということを体験していただいて、自分でもボランティアとしてやってみようという方に、手を挙げていただいて養成講習会を受けてもらいたい」

体験会の参加者のうち希望する人は、来月から10か月間の研修を経てボランティアに登録されます。

2017年04月14日    ニュースエコー 岩手放送