ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

新国立、障害者の声反映 設計段階でワークショップ計12回 「世界最高の施設に」

2017年04月10日 03時16分02秒 | 障害者の自立

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)では、世界最高のバリアフリー施設を目指した取り組みを続けている。15年12月に建築家の隈研吾氏らによるデザイン案が決まった後、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は障害者を交えて12回のワークショップを開きながら計画の細部を詰めるという前例のない手法をとっている。

 新国立は昨年6月に基本設計を終え、11月に実施設計がまとまり、12月に着工した。JSCは基本設計の…

毎日新聞   2017年4月9日


苦難の歴史紹介 福祉作業所や自立運動の資料も きょうされん、中野にオープン

2017年04月10日 03時03分17秒 | 障害者の自立

 障害のある人たちの暮らしや仕事にまつわる資料を集めた施設が10日、中野区にオープンする。公的助成がないなかで始まった1970年代の福祉作業所の記録を公開。70年前に創刊した障害者の同人誌「しののめ」も閲覧でき、先駆けとなった動きを伝える生の文献に触れられる。【野倉恵】

 障害者の就労支援施設などでつくる「きょうされん」が、事務所の一部を使い「きょうされんアーカイブセンター」として発足させる。約9000冊の蔵書の一部と音声・映像記録などを公開する。

 センターには、91歳の俳人で「障害者自立運動の先駆け」といわれる花田春兆さん=港区=の活動をまとめ…

アーカイブセンターの開設準備を進める藤井克徳さん(右)ら=中野区のきょうされん事務局で

毎日新聞   2017年4月9日 


「障害者向け対策ができていない」として削除された2万もの無料講義映像をLBRYが再び無料で一般公開予定

2017年04月10日 02時56分21秒 | 障害者の自立

カリフォルニア大学バークレー校(UCB)が無料で公開していた2万以上の講義映像が「障害者向け対策ができていない」ということを理由に全削除を余儀なくされたのですが、コンテンツ共有プラットフォームの「LBRY」がコンテンツを復活させ、自社プラットフォームで無料公開しようと試みています。

U of California, Berkeley, to delete publicly available educational content
https://www.insidehighered.com/news/2017/03/06/u-california-berkeley-delete-publicly-available-educational-content

UCBはこれまで、大学の講義を録画したムービーなどをインターネット上で無料公開していましたが、ワシントン州のギャローデット大学の職員2人から「オンラインで公開されているムービーは障害を持つアメリカ人法(ADA)に違反している」と訴えられていました。

UCBは(PDFファイル)リリースの中で、無料公開しているコンテンツは「多くのムービーに字幕がない」「グラフやチャートなど、ムービーを理解するための代替方法もない」「ムービーのいくつかは自動で字幕がつくが不正確である」という理由からADAに違反しており、アメリカ合衆国司法省にコンテンツを障害者向けにするよう命じられていることを発表。しかし、大学の予算が減少しており、また州からの補助金も縮小する中で、コンテンツを障害者向けにするのが難しい、ということになり、UCBは「コンテンツを削除する」という選択をとることを決断しました。

コンテンツは、以下のウェブサイトやYouTubeチャンネル、世界中の大学の無料講座を見られるiOSアプリ「iTunes U」などで公開されていましたが、これら2万本以上のムービーをUCBは全て削除する予定。それ以降にムービーを視聴するためにはUCBのアカウントにログインする必要があるとのこと。

YouTubeチャンネルには「コンテンツは2017年3月15日よりアクセス不可能になっていきます」と表示されていました。なお、全てのムービーが完全に削除されるまでには3~5カ月かかるものと見られています。

LBRYのCEOであるJeremy Kauffman氏は、「大学が講義を取り下げざるを得なくなったのは残念なことです。しかし、私たちは字幕無しでも、ムービーが全くないよりはマシだと考えています」ということで公開に踏み切ったとのこと。取り下げられた映像のライセンスはCC BY-NC 4.0だったので、LBRYが非営利目的で映像を公開するのは問題がないというわけです。

Kauffman氏は「私たちのコミュニティは、消えるべきでない情報が消えてしまった時に動力を得ます。そして我々の技術は情報を存在させ続けるのです」と語りました

GIGAZINE


24時間相談窓口、短時間預かり…重度障害者の介護支援

2017年04月10日 02時49分44秒 | 障害者の自立

 大阪市が「介護疲れ」の悲劇防ぐ取り組み

 障害を持つ家族間の介護をめぐっては、十分な支援を受けないまま心身を消耗し、将来などを悲観して思い詰めた末に殺人や無理心中などの事件に発展するケースが少なくない。

 大阪府内では平成25年に57歳の母親が知的障害のある娘=当時(29)=を、26年には大阪市内で73歳の母親が息子=同(44)=をそれぞれ殺害する事件が起こった。母親たちは逮捕後、「介護に疲れた」「誰も助けてくれず、追い詰められていた」と述べ、周囲から孤立していた現状を語ったという。

 こうした悲劇を防ぐため、大阪市社会福祉協議会は、認知症や知的障害があり十分に判断能力を持たない人の生活を支援する「あんしんさぽーと事業」を実施。預金の出し入れや通帳の管理、福祉サービスの利用契約などを代行するほか、利用者が希望すれば相談員が日常生活などの悩みや相談に応対し、障害者の自立した生活や家族の負担軽減を支援している。

 このほか、大阪市では24時間態勢の電話窓口を設置。区役所や保健福祉センターが閉まっている夜間や休日の態勢を整えている。

 一方、人工呼吸器による管理など医療的なケアも求められる重度心身障害者を在宅でみている家族は、つきっきりでの介護を余儀なくされることが多い。大阪市はこうした家族の介護疲れを緩和してもらおうと、25年度から市内の病院で一定期間、障害者を預かるショートステイ事業を開始。家族の休息の確保や、冠婚葬祭など緊急時の受け入れ先として活用されている。

2017.4.8    iza(イザ!)


視覚障害者 醸造過程学ぶ

2017年04月10日 02時42分50秒 | 障害者の自立

 ◇紀の川 利き酒や利き酢も堪能

 瓶に点字ラベルを付けた商品を手がける紀の川市の醸造会社「九重雑賀」(雑賀俊光社長)で8日、視覚障害者向けの蔵見学会が開かれた。介助者に付き添われて参加した4人が、味覚や嗅覚をフル活用して醸造過程を学んでいた。

 見学会は昨年に続いて2回目。酒蔵では、タンク内のもろみを櫂(かい)で混ぜる作業を体験。麹(こうじ)は、触れて香りをかいで味わった。酢の醸造蔵では、直径約2メートルの木おけに触って大きさを確かめたり、熟成発酵中の酢の香りを楽しんだり。その後、利き酒や利き酢も堪能した。

 大阪市から参加した山田智明さん(41)は「蔵見学などは興味があったが、一般のツアーには参加しづらかった。たくさんの酒や酢を飲み比べることができ、とても楽しめた」と喜んでいた。

 雑賀社長は「視覚障害があっても楽しめる、こうした蔵見学や点字表記が食品業界に広がっていけば」と話していた。

発酵熟成している酢の香りをかぐ参加者(紀の川市で) 

発酵熟成している酢の香りをかぐ参加者(紀の川市で)

2017年04月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun