ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者施設に「反対は差別」

2019年05月25日 22時17分20秒 | 障害者の自立

 横浜市に開設予定の知的障害者や精神障害者のグループホームに近隣住民が反対するのは差別にあたるとして、運営会社と入居予定者の家族が24日、市に紛争解決のための相談対応とあっせんの申し立てを行った。2016年施行の障害者差別解消法を基に作られた市の条例による手続き。同様の反対運動は各地で起きているが、内閣府などによると申し立ては全国初とみられる。市の担当者は「対応は検討中」としている。

 国は精神障害者らが隔離された施設や病院ではなく、地域で暮らせるようにする方針を打ち出している。少人数のグループホームは重要な受け皿で、横浜市の対応が注目される。

 【共同通信】        2019年5月24日

 

湧き出る表現 深い味わい 滋賀の知的障害者 大和で作品展示会

2019年05月25日 21時55分22秒 | 障害者の自立

 滋賀県甲賀市の障害者施設「やまなみ工房」に通う人たちが描いた現代美術作品を集めた展示会「これをすることで、私は幸せである。」が、宮城県大和町吉岡の「にしぴりかの美術館」で開かれている。9月1日まで。
 やまなみ工房は絵画や刺しゅう、粘土細工といった創作活動を柱に事業展開。自由な雰囲気で利用者の力を引き出し、美術教育を受けていない人が既存の価値観にとらわれずに表現する「アール・ブリュット」(生(き)の芸術)作品を多く生み出していることで知られる。  今回は知的障害者10人による60点を展示。色鮮やかな升目をパッチワークのように組み合わせて描いた独創的な人物画や、画面の背景に一人一人違うポーズの人を隙間なく描き込んだ緻密な作品、味わい深い造形の「仏さん」を鉛筆で描いた大型作品など、多彩な作風の絵画などが並ぶ。  美術館を運営するNPO法人黒川こころの応援団代表の小野田豊さんは「作品は各作家の内面から湧き出る表現欲求のままに描かれ、思いもよらない発想に心を動かされる」と語る。  関連企画として6月1日には、工房での制作風景を追ったドキュメンタリー映画「地蔵とリビドー」(62分)の上映会がある。  展示会は午前11時~午後5時半で入場無料(木曜休館)。上映会は午後3時40分からで協力金1000円が必要。連絡先は小野田さん070(5011)0028。

独創的な絵画作品が並ぶ展示会

2019年05月24日           河北新報


山形)農福連携に向け、県が障害者体験会開催

2019年05月25日 18時08分18秒 | 障害者の自立

山形)農福連携に向け、県が障害者体験会開催

 障害者グループホームの開設に近隣住民が反対するのは差別にあたるとして、運営会社が24日、横浜市に紛争解決の申し立てを行った。開設を巡り反対運動は各地で起きているが、申し立ては全国初とみられる。

(共同通信)      沖縄タイムス


「地蔵の湯」トイレ整備巡り障害者ら意見交換 草津

2019年05月25日 17時25分06秒 | 障害者の自立

 群馬県草津町が進める共同浴場「地蔵の湯」周辺の再整備で、現在は障害者用として独立しているトイレが、改修後は女性用トイレと兼用になる方針となり、関係者には「車いすの男性が使いづらくなるのではないか」との懸念が上がっている。これを疑問視する障害者や地元住民らは23日、現地で視察や意見交換を行った。
 地蔵の湯は、「男性用」「女性用」「障害者用」の三つが設置されている。再整備に伴う施設の一部取り壊しでトイレも改修され、「男性用」「女性用兼障害者用」の二つになる予定。計画見直しを求める住民から要望書が提出されたが、町はスペース確保が難しいことなどから「多目的トイレは設置する。設置場所など全ての希望を満たすことはできない」と変更には応じない姿勢だ。

2019/05/24          上毛新聞ニュース


農業で障害者の就労促進 県、「農福連携」へ初の試み

2019年05月25日 17時12分40秒 | 障害者の自立

 農業を通じて障害者の就労促進を図ろうと、県は23日、山形市内の水田で、障害者施設の利用者や指導員を対象とした農業体験会を開いた。「農福連携」の取り組みの推進を目的とした初の試み。施設利用者に野菜や果樹などでさまざまな農作業に触れてもらうことで農業への理解を深め、農家との円滑なマッチングにつなげるのが狙い。
 農福連携は農業と福祉団体が協力し、それぞれ労働力不足の解消や所得向上などを目指す施策。農林水産省と厚生労働省は本年度、新たに農福連携の推進会議を立ち上げ、具体策の方向性を検討していく。
 今回は、施設側から「障害者がどの程度の農作業に取り組めるか不安だ」との声を受け、県が新たに事業化した。実際に障害者や職員が農業の現場を見ることで、作業の向き不向きを把握してもらい、就労拡大に結び付ける。
 この日は山形市渋江の東海林農園(東海林貞悦社長)の水田に、同市内にある3カ所の就労継続支援B型事業所から知的、精神の障害者13人などが集まった。東海林社長の指導を受け、参加者はビニールハウスで育てた「雪若丸」の苗を運び、トラックに積み込む作業などを体験。今週から2週間、同所でアスパラガスのビニールハウス内の除草にも励んでおり、東海林社長は「高齢化に伴い、力仕事が課題。とても頼りになり、仕事を覚えるのも早く助かる」と語った。
 「ワークショップ明星園」の職員は「イメージだけではなく、実際に体験することで就労の可能性が分かってくる」、障害者の一人は「初めてだが、やりがいがある仕事だと分かった」とそれぞれ話した。
 体験会は11月まで毎月数回、県内の農家や農業法人の協力を得て実施する。農協で営農指導に携わった県障がい福祉課の白井進一農福連携推進員が、県内各地の農家を訪れ日程などを調整。作業はサクランボのパック詰めやニラの収穫、ネギ畑の除草、レタスの苗植えなどを予定している。
 県は昨年度から農福連携の取り組みを本格的に進めており、障害者施設と農家とのマッチングなどに力を入れている。同課は「多くの施設に参加してもらい、農業分野での就業につなげてほしい」としている。

2019年05月24日           山形新聞