ゴエモンのつぶやき

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同行援護、人材足りず 視覚障害者の外出支援 来月養成研修会、参加募集

2019年10月30日 19時02分13秒 | 障害者の自立

 買い物や通院など視覚障害者の外出に付き添う国の「同行援護」事業で、外出を支援するガイドヘルパーが十分に確保できていない状態が続いている。県視覚障害者協会は11月に養成研修会を開く予定で、参加者を募集している。【阿部弘賢】

     2011年度から始まった同行援護事業は、外出時に同行して必要な情報提供や食事介護、代読・代筆などを行う。事前に市町を通じて申し込み、指定事業所が契約したガイドヘルパーが派遣される。利用料は国や地方自治体が全額負担することが多い。

     「外出の際に同行援護は必要不可欠だ」。

 ガイドヘルパーと一緒に外出する後石原幸守さん(左)

毎日新聞           2019年10月29日


身体障害者補助(盲導・介助・聴導)犬法17年 12月14日、宝塚でシンポジウム

2019年10月30日 18時43分22秒 | 障害者の自立

もっと知って補助犬のこと 紙芝居や音楽、実演も

 身体障害者の生活を支える補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)について学び、障害者の自立や社会参加を考える「第21回身体障害者補助犬シンポジウム」(宝塚市、同市教委、毎日新聞阪神支局主催)が12月14日、宝塚市立中央図書館(同市清荒神1)で開催される。同市在住で日本介助犬使用者の会会長の木村佳友さん(59)は「紙芝居や音楽演奏もあるので、たくさんの子供たちに来てもらい、楽しみながら補助犬のことを知ってもらえれば」と話している。【川畑さおり】

     今年のシンポジウムでは、より多くの子供たちに補助犬を知ってもらおうとプログラムを企画。

 

第21回補助犬シンポジウムチラシ

 毎日新聞       2019年10月29日


障害者と健常者の壁なくなれば…脳性まひの女性描いた「37セカンズ」監督が語る

2019年10月30日 15時38分12秒 | 障害者の自立

第32回東京国際映画祭Japan Now部門出品作品「37セカンズ」の舞台挨拶が本日10月29日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの佳山明神野三鈴大東駿介、監督のHIKARIが登壇した。

本作は、出生時に37秒間呼吸が止まっていたことにより、脳性まひとなった貴田ユマを主人公とする物語。マンガ家のゴーストライターとして働き息苦しさを感じていたユマが、自己表現を模索し未知の世界を切り開いていくさまが描かれる。実際に先天性脳性まひである佳山がユマ、神野がユマの母・恭子、大東がヘルパー資格を持つ俊哉を演じた。

HIKARIは映画の制作経緯について「たくさんの人と出会い、障害者と性について考えるようになったのがきっかけです。女性のサポートができればと思って作りました」と明かし「実際に障害を持っている方と映画を作るのがまず第一だったので、一般からオーディションをさせていただきました。それを明ちゃんが見つけて応募してくれました!」とうれしそうに語る。オーディションを受けようと思った心境について佳山は「うまく言葉にしきれないんですけど……今思うと新しい一歩が踏み出せたらな、何か見えてくるものがあったらいいなと思って受けました」と回想した。

神野は「監督の要望と私の願いが一致して、撮影前に明ちゃんと一緒に暮らす時間を作ってもらったのですが、とってもぜいたくな時間でした! すぐ意気投合して夜中まで女優論を戦わせたこともあります」と笑みをこぼし「明ちゃんは賢くて、とってもチャーミングな女の子です」と賛辞を贈った。本作の企画書

に初めて目を通した日をはっきり覚えているという大東は「運命的な出会いでした」と振り返り「身体的な障害もとても大変だと思うんです。でも虐待だったり、いじめだったり、体ではなく心の障害って目に見えない分、怖いと思います。いつか作品でそういったものを確かめたいと思ったときに出演のお話をいただきました」としみじみと述べる。

左から佳山明、HIKARI。

左から佳山明、HIKARI。

HIKARIは「主人公の女の子は車椅子に乗っているけれど、1人の女性が自立する映画です。私の中で障害者と健常者の壁がなくなればいいなと思う気持ちがあります」と思いを口にした。佳山はHIKARIを「すごくパッションと、温かさを持った人です」と評し、神野は「作品を観ていただけたら監督の人に対する思い、世界に対する思いが伝わると思います。あふれてしまうものがあるから映画を撮っていると思うんです」と力説する。大東はタイでのロケを振り返りながら「監督が一番はしゃいでいました。ずっと踊っていて、この人めちゃくちゃはしゃいでるやん!って」と暴露し笑いを誘った。

イベント終盤には観客から質問を受け付けるコーナーも。劇中でどのような気持ちをもって主人公・ユマに接していたか尋ねられた大東は「僕が演じた俊哉は過去にトラウマがある人物です。ユマちゃんと出会って、彼女を応援するつもりがいつの間にか背中を押されていました」と回答。最後にHIKARIが「たくさんの人に観ていただきたい映画です。ぜひ口コミで広めてください!」と観客に呼びかけ、イベントを締めくくった。

第69回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で最高賞となる観客賞、外部団体が選ぶ国際アートシアター連盟賞(CICAE)賞を獲得した「37セカンズ」は、2020年2月より東京・新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。

2019年10月29日      映画ナタリー


スマホに信号機情報、視覚障害者の歩行支援 静岡、三島に整備へ

2019年10月30日 15時15分17秒 | 障害者の自立

 静岡県警は今冬をめどに、スマートフォン(スマホ)を通じ、音声や振動、画面で視覚障害者らに歩行者用信号機の情報を伝える歩行者支援装置を静岡市葵区と三島市に整備する。宮城、千葉県と同時期に全国で初めて実施する。  同装置は交差点に近づくと、自動的に専用アプリが作動し、信号機に設置した無線通信「ブルートゥース」を通じて、スマホに「○○方向の信号が赤です」「△△方向の信号が青になりました」などと歩行者用信号機の情報が音声や振動、画面で通知される仕組み。障害者用の青信号延長機能がある信号機については、スマホの操作によって延長申請を行うこともできる。  設置するのは官公庁や病院があり、人通りの多いJR静岡駅付近と、東京五輪・パラリンピックが開催される県東部の玄関口でもあるJR三島駅付近の交差点計23カ所。  県警交通規制課によると、スマホに専用アプリをインストールするだけで利用できるなど汎用(はんよう)性が高い上、青信号時に音楽が流れる音響式は夜間の使用が制限されているため、時間や場所にとらわれない幅広い効果が期待できるという。  県警は静岡市駿河区の県立静岡視覚特別支援学校で開かれた「静盲まつり」で、デモンストレーションを行った。視覚障害がある静岡市清水区の50代女性は「信号機のある横断歩道を渡る際はいつも緊張する。この装置は精度も高いので、障害者が安心・安全に道路を利用するために役立つのでは」と話した。  同課の担当者は「視覚障害者だけでなく、高齢者も活用できる。有効性が確認できれば、設置場所の拡大についても検討したい」と話している。

歩行者支援装置によってスマホに送られた信号機情報。音声や振動などで信号機の色などを伝える=

26日、静岡市駿河区の県立静岡視覚特別支援学校

2019/10/29        静岡新聞NEWS

 

 

 

 


障害者の水難避難に課題 富山で研修会

2019年10月30日 14時36分50秒 | 障害者の自立

 富山市民生・児童委員協議会の研修会は28日、同市の県広域消防防災センターで開かれた。障害者を支援する「自立生活支援センター富山」は、4月に初めて取り組んだ水害想定の避難訓練について紹介した。

 支援センター富山の近くにはいたち川が流れており、市の洪水ハザードマップでは氾濫した際の浸水想定深さが1~2メートルとなっている。こうした状況から避難には町との協力が不可欠であることから訓練を実施した。

 22人が参加した訓練では障害者を運ぶ際、故障の恐れがあるため電動車いすを使えないことや障害者の避難誘導が無いなどの課題が見つかった。

  今月の台風19号など全国的に水害が相次いでおり、平井誠一理事長は「障害者の避難についてもっと地域全体で考えていくことが必要だ」と強調した。

避難訓練で見つかった課題について紹介する平井理事長=富山市の県広域消防防災センター

  47NEWS       10/30    WED