ポエムのたまご～春の巻

　そうやすやすと…（ポエムー１）
そうやすやすと
神様は　おまえを
生きる苦しみから
解放はしてくれないようだ

二人の子どもが
やがて学業の一区切りを迎え
一安心しようとした刹那
仕事で難問が生じたようだ…

なんともはや！　である

そうやすやすと　
人生に満足させてなるものかという
神様の思し召しが見えたようで
カエルは　ふっとため息を吐きました

PS　２００７．３．２３草稿中です

　　上がればいいの？　（ポエムー２）
大都市の地価が上がって
テレビでは　
バブル以来と言って
ひどく騒いでいるが
地価が上がるって　
そんなにいいいことなんだろうか
しかも　大都市だけ…

よもや
あのバブルの空虚なムードを
忘れたんじゃあないだろうねえ

東京では　
でっかくのっぽな建物が
雨後の竹の子のように
どんどんできているが
百年後も　みんなが　
敬意を持って見上げるようなものが　
自分も住みたくなるようなそんなビルが
果たして何棟残るんだろうか…

百年後の孫子に自慢できる
そんな建物は幾つあるんだろう

PS　２００７．２．２３草稿　まだ内容や言葉がこなれていません　取りあえずカキコしました