つまんない（その２）

つまんない

最近のテレビ番組では
北から南まで
熱帯から極地まで
どんな処にもカメラを入れて
綺麗に映して　
いろいろ詳しく紹介してくれる

もう　世界中の珍しい所や
秘境と言われている処にも
ほとんどカメラが進入して
目新しいもんが減って来た

少年時代に視た
兼高　薫さんの世界の旅の
あの感動は　今はほとんど得られない

TV映像では　現地の空気は分からない
　現地の風　気温　湿気　匂い　土　光…
確かに　一生かかっても　
行けない所がほとんどで　
しかも　先立つものもないけれど
現地で味わう　現地で感じる
マナの空気や手触りが　分からないのは
真に　惜しいことではある

映像に慣れ　贅沢になった視聴者は
もはや　映像だけの情報では
満足しなくなって来るだろう…

映像だけじゃつまんない
狭い地球だけではつまんない
街や自然だけじゃつまんない

そんなこと考え出して
もしかして　現地に住み
現地で　その風土を味わい
現地の人達と生活共にする人も増えるだろう

PS　現地とは　世界のあらゆる土地や地方を意味します
いわゆる先進国だけでなく　発展途上国まで　あらゆる
国や地域のことを指します

一気読み

読みたい本は　一気読み

体力ある時期は　一気読み

時間ある時も　一気読み

学生の頃は　一気読み

推理小説は　一気読み

でも　ミドルエイジになった今
読みたい本は　味わい読み

体力も減ったし　ゆっくり読み

時間は　まだ少ないし
学生のようにはいかないから
毎日少しずつ　のんびり読み

推理小説は　残りの歳を考えて
先に読みたい本を選び　後回し読み？

その年代にあったそれぞれの読みがある
一気で読むのもいいし
ゆっくり読むのも悪くはない

あなたは　どんな読みをしていますか

家族を ラップで包め

家族が　乾きませんように
ラップをしましょう　
って　CMが流れて来た

ぼくは　その言葉を聞いて
びくっとした…

確かに　最近の家族は
何だか乾いているような感じがする

ニュースは　家族の事件をよく流してる…

ウェット過ぎても　鬱陶しいが
といって　乾きすぎたら　味気ない

でも　
自分の家庭が　乾き過ぎそうだと
誰が判断し　誰が知らせるんだろう

じゃあ　乾き過ぎそうな家庭を
一体　何で包めばいいのだろう…

何が 見えたか

今日は苦手な仕事をした

あまり気は進まないけれど
絶対にしなくしゃならぬ仕事だ

大事な仕事の一つだから
気が抜けぬ…

５時　６時　７時と　
時間は過ぎていった

先週も　７時過ぎまでかかった

追いつめられて
何が見えたか

今夜　ＴＶドラマの「ガリレイ」で
博士が　事件解明に追い詰められて　
いろんな科学的な事実から
遂に　真実を追いつめる

博士には　
追いつめられて　何が見えたか

追いつめて　見えるもの
追いつめられて　見えて来るもの
この世には　いろんな解明すべきものがある

あなたは　追い詰めて
何が　見えましたか

追い詰められて　あなたは
何が　見えましたか

☆★☆三つ星★☆★

私の車のタイヤは　ミシュラン

あのミシュランは
日本は東京に
沢山の三つ星あげた…

そりゃ　金と人と手間暇掛けりゃ
旨いものは出来ようってもんだ？
都心部に住んでた娘に会うために
家内はよく東京に行ってたが
東京って　とにかく食費が高いといっていた

私自身　
そんなことにはあまり興味はないが
私の三つ星なら面白いだろうと考えた

私の好みの音楽で　三つ星はどれだ

私の好みの書物で　三つ星はどれだ
私の好みのお菓子で　三つ星どれだ

私の好みの草花で　三つ星はなんだ
私の好みの動物で　三つ星はなんだ

私の好みの映画で　三つ星はどれだ
私の好みの料理で　三つ星はどれだ

私の好みのものに　野菊で
カエリッシュランの　三つ花あげる…

コーヒー

ふう　やっと　一息…
今　遅めのコーヒータイム
マイカップで飲みながら
音楽プレイヤーで　好きな曲聴きながら
パソコンの画面を眺める
今日は　辺りは静かな日曜日　

毎週愛聴しているＦＭ番組を　
今週も聞きそびれて
慌てて　民放のＡＭラジヲを聞く

それから　新聞を取りにゆき
布団をたたんで　朝食の用意
と言っても　
五穀や胚芽パンに野菜ジュースなんだが
そうそう　愛犬にも　朝ご飯…

それから　お湯を沸かしつつ
お風呂の掃除っと…

あっ　洗濯が待っていた！
あまりないと思っていたが
オケを覗くと　結構溜まってる…

洗濯の間に　
愛犬と自転車押して　お散歩だ

おっ　今日はコースが違うぞ
川に行きたいんだ
普段は　工事中で行けないからね

一旦帰宅し　
家内の両親がいる仏壇にお参りして
愛犬におやつのチーズをあげて

今日は　まだ良い天気
外に　洗濯物干して
新聞とコーヒー持って
部屋に来て
そうです　今　ようやくコーヒータイム　

後　掃除とお買い物が待っているんだが
もう　お昼も過ぎて　
書類もあるし　今日の後半は
どう組み立てたらいいだろう…

圏外にゆけ！

娘達は　県外に出て
７年から十年近く…

もう　一緒に暮らした感覚も
段々遠のいてゆく…

妻も　ちょうど今　圏外にいる

欧州という携帯電話がつながらない所にいる
（ヨーロッパは　日本との通信がしにくいってホント？）
というようり　新機変更のトラブルで
只今　妻は　ケータイを不携帯なのだ

国際電話はあるけれど
料金や手続　時差などのことを考えたら
面倒で　うまく掛けられやしないだろう…

それに　折角　日常生活を忘れるために
外国まで出かけているのだから　
電話などしていたら
女性は　尚更　
たちまち日常生活に引き込まれてしまうだろう


圏外にゆけ！

時には　日常生活や　
仕事のしがらみ忘れるために
音信不通の圏外にゆけ！

そうすれば　我が心は解放され
心身は癒されるだろう…

旅は　自らの神隠しではないだろうか？

身も心も解き放たれたいなら
できるなら　圏外にゆけ！

圏外に　我が身を置け！

ＰＳ　2007．12．1　草稿　もう１２月　家内が欧州に出かけて　やがて１週間になる
そのことで　閃いたことを詩にしました