哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

国宝 興福寺仏頭展 -東京藝大美術館-

2013-11-01 23:56:45 | イベント・美術館・博物館
今日から11月 芸術の秋 上野公園は相変わらず平日ですけどにぎやかです。

そんな上野公園をすぎると東京藝術大学があります。

東京藝術大学美術館で「国宝 興福寺仏頭展」か開催されています。

国宝の十二神将が勢揃いするとのことで…行ってきました。

まずは板彫十二神将像がずらりと…。

中央に真達羅(しんだら)大将像が“おれが親分だぞぉ”って感じで他の十一の神大将をひきいているみたいにおられます。

板を彫ってあり平面ですが、木彫りの立像とは違った形ですごく存在感があり、ほれぼれ見ちゃいました。

これを見られただけでももうアタマはいっぱいになりましたが、つぎの会場では同じ十二神将の立像が勢揃いしていました。

……………。

「あれは誰が見ても“犬”だよな…」「かわいい“わんこ”だよ」

真達羅(しんだら)大将像の頭の上にのっかっている「虎」ですが、どうみても“かわいい犬”にしか見えんのです。しばし立ち止まりジロジロ見ちゃいました。











十二神将はそれぞれ十二支の干支と連携されており、それぞれ頭の上に干支にあたる生き物が供わっています。

真達羅(しんだら)大将像が「虎」(なんどみても「犬」なんだけどなぁ)

安底羅(あんていら)大将像が「猿」

毘羯羅(ぴから)大将像が「子(鼠)」などなど

みんなアタマにのせていて祀られている。1対1対これを見るだけでも楽しい。

板彫りと立像、それぞれの十二神将像を一堂に見られただけでもホント印象的で有意義な展示会でありました。

でもあれは「犬」だと思うんだけどなぁ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする