昭島 昭和湯に浸かる

昭島市は東京都内で唯一１００％地下水を水源とした水道になっています。

深層地下水で自然にろ過され、ミネラル分も豊富に含んだ「おいしい水」が飲める所として有名です。（うらやましい!!）

（無駄な浄化作業もなしで、衛生上最低限の塩素を加えているだけらしく、蛇口をひねるとおいしい水がいただけます）

そんな昭島の街中にある「昭和湯」さんも、その供給された地下水を薪で沸かしていて、これは「いいお湯」に違いありません。（・・・ということは「家の風呂」もいいんですよね）

銭湯に近づくとまず目に入るのが「昭和湯」と書かれたりっぱな煙突。ごみごみとした街中にけっこうシンボリック的な存在感ある煙突です。

　　

入館してさっそく入湯すると、目新しさはありませんが広々とした昔からの「公衆浴場」の雰囲気

カランのむこうに白湯・マッサージ湯・ジャグジー湯が一つになった湯船が・・・、奥には岩風呂風の薬湯と水風呂があります。（サウナは休止中）

湯温は４０度くらい（水風呂は２０度）で足を延ばしてのんびりできます。

入湯するとすぐにお湯の良さがわかります。地下水を薪で沸かしているんで湯あたり良くやわらかく、ぽっかぽかとカラダが温まります。これ気持ちいいなぁ!!

数年前に伺った同じ市内の「富士見湯」もそうでしたが、昭島にある銭湯はいずれもやはり「湯」が良いんで気持ちよく、これに開放感をあわせもって贅沢な気分が味わえますね。

今回の「昭和湯」はけっしてアトラクション的なものはなく、普通の街中にある公衆浴場ですが、長湯もできて癒されるのは間違いありません。ほんといいお湯でした。