哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

新大塚 君の湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2021-06-22 00:05:27 | 銭湯・温泉
丸の内線・新大塚で下車

駅周辺は坂の多い街で、ちょうど武蔵野台地が下町・臨海部に突き出したようなところ、谷筋に沿って道路が延び台地の縁から湧水も多く出るところとではないかなぁ

駅から細い路地をとおり数分で通り沿いにある「君の湯」さんに到着

ここは東京都浴場組合非加盟で、大人の銭湯料金が430円になっています・・・でもりっぱな昔ながらの銭湯スタイル(非加盟というとスーパー銭湯みたいな大規模・企業がが運営するものと思っていました)

外観は千鳥破風造りで、番台風のカウンターがあり脱衣所からさっそく入湯します。

中央に割と広くカランが配置されており、正面には浴室画が・・・お決まりの「富士山」「雲海」「滝」「松」が配置されています。(ゴルフ場があるとのことですが気づきませんでした…ザンネン)

湯船は白湯(バイブラ併設)マッサージ座湯と薬湯のシンプルな構成、でもメインの白湯は広くゆったりとできます。

湯温は41度くらい、この熱い時期としてはちょっと長湯はどうかなぁ・・・でも首まで浸かってゆったりと、まったりとできます。

けっこうカラダが温まるんで湯船から出てカラダを冷ますんですが、こんなとき(サウナなくても)「水風呂」が欲しいですね・・・キンキンまでいかなくても、カラダを冷ます、引き締める、気分転換にはサイコーなんですが。

   

途中で子供2人を連れた家族連れが入湯してきました。感心したのは周りの人に気を使いながら子供なりに節度よく銭湯を楽しんでいる所

なんか自分の子供の頃をふと思い出します。当時は内風呂がめずらしい頃のようで、夕方になると銭湯に行くのが楽しみでした。

子供ながらにまわりのオトナにちやほやされたり、声かけられたりしたんじゃないかなぁ・・・これが地域社会生活の第一歩になったと思うんですよね(だから銭湯文化って絶対廃れちゃいけないとおもいます)

人と人のコミュニケーションの場であり、社会的マナー、他人とのマナー、今は衰退している近所付き合いもここから発展すると思うのです。

2人の子供の動静を湯船に浸かりながらぼんやりと・・・ふやけてしまいました。新大塚 君の湯さん、いいお湯でした。

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