だれでもよかった・・・

「だれでもよかった」「死刑になりたかった」・・・

渋谷・神泉の街中での衝撃的な無差別犯罪

多感な時期の中学生が、見ず知らずの人を凶器をもって突然襲い掛かる・・・衝撃的な事件が昨夜ニュースとして報道された。

もはや「犯罪を犯す」という事件というものだけでは収まらない、心の不安定が生み出した衝動的行動・発作的行動が「人を襲う」という行為として発散されたようなものである。

加害者だけではない、だれしもが持ち合わせている、普段の日常生活の中に見え隠れしている「危ういココロ」の落ち着き先が、定まらずに突発的に出てしまったような危険な事象である。



衝動的とはいえ「罪」は「罪」、ただ犯罪という行動そのものだけではなく、ココロの中に潜む「なにか」がついに表に飛び出してしまい、それが凶器をもって行動に出てしまったような惨劇である。

街の中の人混みの中、そこに「なにか」がすでに潜んでいるかもしれない・・・いまに街中を闊歩すること自体が平気でなくなるかもしれない、いやな世の中である。