哲ノート

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狸賽 -末廣亭五月中席-

2022-05-17 23:44:42 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
五月の寄席は新宿・末廣亭から・・・

だいぶ新宿の街中に人が戻ってきた感がありますが、平日の昼間ですから・・・開演時は観客が10人程度とちょっとさみしい雰囲気

でも少数精鋭の人員で最前列に陣取って、4時間の昼席寄席を楽しみます。

  

開口一番は「からぬけ」から「強情灸」「たらちね」小猫師匠の動物まね「アカツクシガモとアルパカの鳴き声の違い」を客席でじっくり見させてもらって、

「初音の鼓」「八問答」「野ざらし」「親子酒」「紙入れ」「締めこみ(さん喬師匠)」で中入り

中入り後は「初天神」「狸賽」そしてトリは春風亭正朝師匠で「左甚五郎旅日記から藤沢宿・竹の水仙」

初聴の「初音の鼓」とか自分の好きな「野ざらし」「紙入れ」などが続く中、入船亭扇遊師匠の「狸賽」が噺の筋も知っているし、どんな“くすぐり”を入れるんだろうかなんて、安定して余裕で拝聴しました。

持ち時間の関係かシンプルな噺の展開でしたが、明るくおもしろく聴いていて気持ちよかったですね・・・。



落語の合間の色物さんも小猫師匠の動物まねをひさびさ目の前で見られたし、小粋な小菊師匠の都々逸に堪能、そして紙切りの二楽師匠からは「芸妓さん」で作品を頂戴しました(またまた宝物にします)

先月はホール落語を楽しみましたが、やはりいろんな演者が入れ替わり立ちかわり出てきて、いろんな噺・芸をたのしめる寄席は楽しいもんですね・・・あっというまの4時間を堪能しました。


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