哲ノート

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夢二の女 -浪曲定席木馬亭二月-

2025-02-03 23:10:38 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能

2025今年の浪曲はいつもの浅草・木馬亭から

浅草界隈はいつものように外国人でいっぱいで(春節の時期でもあり)飛び交う言葉もさまざまでにぎやかなことにぎやかなこと

浅草寺に続く奥山おまいりみちもひと・ひと・ひと・・・でかき分けかき分け木馬亭へ

木馬亭内も平日昼間ですけど、浪曲ご常連さんたちで席が埋まり、開演時からざわざわざわとにぎやかです。

「まってました・・・」「たっぷり・・・」「名調子・・・」なんて声があちこちからかかって、演者も観客もノリノリです・・・とってもいい雰囲気。

開口一番は「馬子唄しぐれ」から合い間に民謡が入ったりして、噺の筋もわかりやすく、とっても快活でよかったですね。

「風流がらす」「太刀山と清香の友情」「赤馬の殿様」(吉良上野介がいい人だという)「桑名の宿」と初聴が今回続き、講談「左甚五郎 水呑龍」

お目当て澤順子師匠「夢二の女」主任雲月師匠は“ごぞんじ”「男一匹 天野屋利兵衛」(なんど聴いてもかっこいい!! この演目での師匠はかっこよすぎちゃって身震いしちゃいますよ)

とうとつと聴かせていただいた「夢二の女」は竹久夢二と恋人関係にあった彦乃(しの)との恋のゆくえを哀愁漂う啖呵と節にのせて順子師匠がみごとに演じ切ります。

男気あふれる演目もあれば、こんな恋愛もまた浪曲の演目になります。

今回は新しく拝聴する演目も多く、まだまだついてゆくのもやっとでしたが(浪曲鑑賞歴10年以上でもまだまだ・・・なかなか奥深いもので)聴きごたえある演目がつづいた木馬亭定席でした。


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