哲ノート

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熊野那智大社・那智の滝 -熊野・伊勢への旅 2024初冬⑦-

2024-11-13 19:44:58 | 行ってきました

熊野への旅二日目は新宮から那智大社に向かいます。

ちょうど朝の通学時間にあたって、一時間に1本しかない上り下りの列車は高校生で満員状態で新宮駅に到着します。

これらの列車に合わせる形で一日の生活時間が決まっているんでしょうね、それにしても乗降客が少ないとはいえ、もうちょっと利便性・定時制を考えれば、

鉄道の地位も向上し、相乗効果で利用客も増えて、地域の活性につながるような気がするんですが・・・やっぱり地元でしかわからないもっと深刻な面があるのでしょうか。

高校生が一斉に降りてガラガラになった列車に乗り込み那智駅へ向かいます。

那智大社・那智の滝があるので、当然最寄り駅だと思っていた那智駅は無人駅で駅周辺も観光地の雰囲気はありません。どうやら交通の便から新宮駅か紀伊勝浦駅からのアクセスが主のようです。

那智駅前から那智大社(那智山)行きのバスに乗り込みます(満員でした)。

昨日観光案内所で購入した「バス乗降フリー切符」が有効で(これ買っておいてよかった)いちいち細かなお金の出し入れもないんで、熊野三山をバスで巡る旅には必携のキップですね。

那智駅から10分足らずで「大門坂」に到着します。バスはこの先「那智の滝」・「那智山(那智大社の門前)」まで行きますが、大門坂から那智大社境内までの熊野古道を歩く・・・

せっかく熊野に来たんだから“熊野の自然”をすこしでも味わいたいんで、あえて途中の大門坂で降りて熊野古道を歩きます。

杉木立のなかの石段の道をゆっくりゆっくり登ってゆきます。昨日の神倉神社参道のとってもきつかった石段登りにくらべると整備された石段の道なんで、

うっそうとした木々の雰囲気をあじわいながら一歩一歩足を進めます。

                     

杉木立の中の道が終わると那智大社下に出て、境内へと続く石段をさらにさらに登ると、いよいよ熊野三山最後の「熊野那智大社」の到着しました。(よく歩きました)

大門坂を登ってきた人、観光バスで直接来た人もまじりあって、けっこう賑わいのある境内です。(あいかわらず外国人が多いです)

まだまだ今日は次があるんで(那智の滝)早々と参拝して、ここでも「勝守り」そして「八咫烏のおみくじ」を授かります。

混み合っている境内からは那智の滝が見えてきます。また有名な「五重塔と那智の滝」の撮影スポットがありましたが、

残念ながらその五重塔がいま改修工事中でこれでは画にならないんでパスします。(せっかく来たのに・・・ざんねん)

    

那智大社境内の脇から石段をどんどん下りてゆくと那智大社別宮の飛龍神社境内に・・・正面には今日のハイライト「那智の滝」がみられます。

飛龍神社の御神体で高さ日本一(133ⅿ)の滝、断崖からまっすぐ落ちてくる様は見事でしばし無言で見とれちゃいます。

見とれながら「これが滝のパワーかぁ」と思えるほど、心身の疲れも吹き飛んちゃって、カラダもココロもすっかり整っちゃいました。(あ~来てよかった)

これで念願の熊野三山(本宮・速玉・那智)を参拝する事ができました。なにか御利益を授かるわけではありませんが「いつか行かなくちゃ…」の念願がやっとかないました。


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