千葉・房総半島の内陸部にひろがる里山の風景
木更津から久留里を経て上総亀山までをむすぶ鉄道路線、かつて気動車王国をほこった千葉県内で唯一残った気動車路線「久留里線」
中心になる街久留里の次の駅が、無人駅の「平山駅」になります。
街道沿いに面していますが、駅のまわりは家々が点在してのどかな田園風景が広がっています。
朝7時26分、木更津発上総亀山行き下り列車が発着します。
事前に駅に到着して待ち構えるのですが・・・“音”が無いんですよね、ときどきクルマが走る音だけでシ~ンとしちゃって。
列車の到着時刻が近づいてもシ~ン、警報機のある踏切もないので音もしないし、列車のディーゼル音・走行音も静かで近づいているのもわからないほどシ~ンと。
やっと見えてきました、比較的あたらしいディーゼルカー・キハE130系、もう昔の“国鉄色”ってものはないようで、ディーゼルカーもジェラルミンの車体で到着
2両編成のワンマン運転、ドアが開くと録音でのアナウンスが無機質に流れるだけで、すぐに出発しちゃいました。(乗降客はありません)
久留里線は乗客減からこの平山駅もある久留里から上総亀山駅間が廃線対象路線で協議中とのこと。(やはりそうはいっても住民の足ですもんね)
のどかな田園地帯を走るディーゼルカーのすがたも数年で観られなくなるかも・・・で、今回平山駅を訪問しました。
列車のすがたが見えなくなると、また“無音の”里山風景にもどりました。
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