上野公園内にある「国立科学博物館」を訪問(「特別展 毒」以来の訪問 2023-1-30投稿)
とっても興味をそそる特別企画展が毎回おこなわれていますが、今回は「鳥」
「特別展 鳥 -ゲノム解析が説き明かす、新しい鳥類の系統-」
鳥類をメインテーマーにした企画展は“あの”科博でも初めてんなんだそうで、収蔵保管されている膨大な鳥類も剝製類を一堂に見られるとのことで、行く前からワクワクで訪問しました。
日常家の近所で見られるスズメ・カラス・ムクドリ・ひよどり・メジロ・ジュウシマツ・ハクセキレイといったところも
飛んでいる姿、樹々に止まっている姿、えさをついばんでいる姿などは普段見るのですが、実はじっくりとその姿を見ることはあまりありません。(そういえば・・・)
剝製ながらそんな普段見慣れている鳥はもちろん、鳥類がオールキャストで見られるなんて・・・姿も顔も眼付もすべてが見られるんですから、こりゃぁすごい。
館内は1羽1羽まじまじと観察できて、目に焼き付けたい位、豊かな表情を持っているんです。
でも観覧客が多くてじっくり見られないのがくやしいですがね。もうすこし空いてきたら、もう一度観に行ってもいいかなぁ…と思うくらいの好企画展です)
館内には鳥類の剥製展示とともに、知られざる生態を解説するパネル展示がありました。(他の人も立ち止まって人だかりができていたんで、みなさんもおなじ思いなんでしょうか)
この中で「鳥の翼」をパネル紹介するブースがあって・・・解説によると
・長い翼・・・風に乗る
・短い翼・・・強く羽ばたく
・とがった翼・・・高速で飛ぶ
・丸い翼・・・ゆっくり飛ぶ
鳥の翼の形によってわかりやすく分布図ができていて、「な、なるほど!!」とオトナの自分でもうなずいちゃうくらい、とっても為になりましたね・・・これは。
みじかな鳥たちの奥深い世界を十二分に堪能したんで、帰り際のミュージアムショップで「特別展 鳥」の公式ガイドブックを手に取りました。
内容の充実感から「鳥図鑑」として、さまざまな鳥類の生態にくわえて、「鳥のひみつ」みたいなコラムが随所にあって、これだけでも見る価値はある一冊です。
普段見慣れている近所の鳥たちはもちろん、“知ったかぶり”していた鳥たちの姿をじっくりと見る事ができただけでも、とっても有意義な特別展となりました。