渋谷から数分で着く中目黒の街は最新のカルチャー・クリエイターのいま一番の発信地の一つではないでしょうか。
昼間っからもう街中はざわざわととしていて、路地裏に入ると何かありそうなおもしろい街ですよね。
さてさて、そんな活気ある駅から歩きだして目黒川を渡ったところにある「光明泉」を訪湯します。
東横線の高架橋の真横にあるビル銭で、2014年に代々続く街中の銭湯を現代的な形にリニューアルして現在に至っています。
ちょうど「中目黒」が注目され始めてきたころですよね。
階段をあがって2階にあるカウンター番台から脱衣所・浴室に入湯します。
現代のスパ銭湯みたいに「高濃度炭酸泉」と「人工ラジウム泉」を備えた構成で、都心ではめずらしい「露天風呂」もあります。
限られたスペースなんで、ちょっと狭いかなぁ・・・なんて思っていたら、うまくカランを配置して炭酸泉も人工ラジウム泉も割とゆったり足を延ばせるくらいのスペースがとってあります。
脱衣所がかなり混んでいましたが、場所柄若者が多くどうやらみんな「(有料)サウナ」が目当てのようで(入室順番待ちができていました)そのおかげで湯船の方は空いていて、混んでいる割にゆったりと湯船に浸かる事が出来ました。
湯温はラジウムが42度くらい、炭酸泉が40度、サウナ併設の水風呂が18度くらいで、まあ長湯もできるしカラダを癒すにはちょうどいい銭湯というよりも温浴設備って感じです。
ひととおり「湯」を楽しんだあと、さらに階段を昇って屋上にある「露天風呂」に入ります。
「露天」といっても駅前・街中ですから囲いの中にある風呂で、天井だけが空いている状態です。(雨の日はどうするんでしょう…)
でもこの露天風呂が42度くらいの白湯で、6人くらいは入れる大きな湯船になっていて、いちばん“ゆったり”できました。
しかも囲いのすきまからは、同じ高さで東横線の電車が走っていたりして(こんなに近いんだぁ)まさしく都心の隠れ家のような露天風呂になっていました。
駅前・都心・・・周りを見渡せばざわざわと雑踏の中、ここだけはそこから離れた空間が光明泉にあります。光明泉いいお湯でした。